保坂耕司のお勧め邦楽ジャズ!
益田幹夫をご紹介します。
通称ミッキーとしても親しまれていた彼の音楽は個人的に70年代の中でも異色のジャズミュージシャンと評価しています。
現在はVICTORさんに所属されているようですね。
アシッドジャズ感が堪らない楽曲がたくさんあります。
16歳にモダンジャズを皮切りにベースを始めるが17歳にはピアノに転向します。
その実力は認められプロミュージシャンとして活動を開始、19歳に上京しスタジオミュージシャンとして活動しています。
たた3年でここまで成長するのは天才肌だったんでしょうか。
1972年には
日野皓正クインテットへも参加しています。
アルバムリリースまでにプロ転向から6年の歳月を経て1974年に初アルバム「トレース」をリリース。
ジャズピアニストとしては非常に好きな音楽家。
今日紹介する楽曲は1979年ELECTRIC BIRD RECORDSよりリリースされた「CORAZON」です。
ちなみにコラソンとは「心臓」や「心」「ハート」といった意味を持っています。
ギュっと益田幹夫の凄さが詰まったアルバムで一番好きです。
彼はロンカーターとも共演をしたりと本当に素晴らしいミュージシャンです。
ジャズシーンというのはこんなにも凄いのに、POPSではないとして注目度が世間的には薄い。
メディアが本当に悪ですよね。
アイドル文化を作り上げたのが原因かもしれませんね。
もっとこうした凄い音楽家たちに光を当てていれば世界に負けない音楽シーンが日本にあったと思います。
そう感じさせる彼のサウンドをぜひご視聴ください。
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Posted at
2021/10/22 12:04:27