ここ最近の熱波による異常な暑さの日にエアコンがなんだか不調で25℃程度の風しか出ていないようです。
民間の修理工場にてマニホールドゲージを接続してもらい圧力測定の結果は正常な範囲とのこと
はっきり覚えていませんが、2千回転前後で高圧側1.5Mpa程度、低圧側0.3Mpa前後だったかと・・・。
23万Km走行なのでいつ故障してもおかしくはないのですがね。
それで不具合の原因を考えてみたのですが、
・試しに補充してみたエアコン添加剤(25g)でも全く症状は変わらない
・アイドル回転時は生暖かくなってしまう。(通常走行時よりも温度が上昇し、除湿もできにくくなる)
・カンカン照りの猛暑日の日中は車内循環でも送風吹き出しの温度が25℃あるいはそれ以上になってしまう。(少しは除湿もできてはいるが・・・)
・日中でも曇天や日陰と夕方以降になればあまり不満はない程度の冷え具合
・最低温度設定にて最大風量の時に10℃程度まで冷えた風が出てくるのが正常な状態
これらを総合して考えるとエキスパンションバルブの流量調節のための開度が最小流量などで固定となってしまい感温ダイヤフラムの温度が高くなっても流量が増えないのではないかと思われる。
おそらく経年劣化やコンプレッサーの摩耗粉などによりダイヤフラムからニードルを経由してバルブの開度を調節する機構のニードルが固着している状態なのではないかと想像しています。
コンプレッサーは今のところは大丈夫そうなのですが、23万Kmですからそのうちきっと圧縮不良になるだろうことを考えて今回は中古コンプレッサー(6万Km弱)とエキスパンションバルブ(純正新品)に交換してみることとした。
エアコンの整備は冷媒ガスを回収したりしなければならないので民間修理工場に依頼した。
合わせて自分で交換しようと思ったスターターモーター(7万Km程度)の中古品も下側のボルトが外しにくそうだったので合わせて交換を依頼した。
なお、A/C配管を分離した際にコンプレッサーオイルの汚れ状態によってはコンデンサー(ラジエーターの前についているエアコン用冷却器)も社外品にて交換してもらえるように依頼済み。
レガシィBP/BLではコンデンサーの脇にレシーバタンク+ドライヤー/フィルターがついているがこの内部のフィルターと乾燥剤は交換不可なのでコンデンサー一式交換せざるを得ない。
=>コンプレッサーの摩耗粉が発生した場合その小さなごみを取り除くいているのがレシーバタンク内のドライヤー/フィルター
余りにも大量の摩耗粉が発生している状態ではフィルターが目詰まりしたりする場合があるが、今回は圧力としては正常な範囲内とのことなので目詰まりというほどのことは無いと考えられる。
画像はエキスパンションバルブとエアコンのエンジンルーム内Oリング3種類とブローオフバルブの負圧コントロールホースなどの購入伝票
・A/Cエキスパンションバルブ:5,401円(税込み)
・ブローオフバルブ負圧ホース:3,432円(税込み)
・Oリング:100円~200円
あと未交換で残っているのは、オルタネーター、電動ファン、フューエルホースが数本、ヒーターホース位でしょうか?
9月に車検があるのでブレーキのO/Hと合わせて上記のうちのいくつかは完了させたいと思っています。
なお、現在のエアコン不具合症状にてA/C配管内のフラッシング(液化冷媒を両方向に循環させて配管内部の汚れを掃除する)などでも効果はあるかも知れないが、
コンプレッサーも相当お疲れだと思うので交換することにした。
これで快適になるといいなぁ~~~
ちなみに中古部品などを随時利用してもここ2年で70〜80万円程の修理代がかかっています。
※車検代は別途
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過走行車両メンテナンス | 日記
Posted at
2023/07/27 21:51:50