全開走行専用非所有型セカンドカー? @ Nordschleife (Y2008〜2013) :D
生産台数 40,092 (E90/E93 除く)
【E92 M3 Press Release (Short version) @ Jul., 2007】
究極のパフォーマンスへの情熱
そのコンセプトは、長い伝統を継承すること。そしてその成果として、常に独自のスタイルを生み出すクルマ。20 年以上にもわたってBMW M3 はモータースポーツから直接の恩恵を受け、究極のダイナミズムの典型として位置付けられており、力強さ、より優れた芸術性だけではなく、他に類のない走りを提供しています。そして今、サーキットだけでなく公道においても理想的な走行ラインを駆けぬけるクルマとして、この高性能スポーツ・カーのニュー・バージョンが誕生します。
先代モデルと同様、4世代目のBMW M3 はテクノロジーや運動性能において新たな基準を確立し、それと同時にニューBMW M3 は、BMW M GmbHが生み出した全ての高性能モデルと同様に、日常のドライブを最高に楽しむための全ての資質を備えています。
ニューBMW M3 はBMW 3 シリーズ・クーペをベースにしていますが、外観や技術的な特徴は独自のスタイルを貫いています。例えば、エンジンはこのモデル専用に開発されたものであり、シャシー、サスペンション、ボディも一貫してモータースポーツに求められる条件をベースに開発しています。
そのため、いくつかのコンポーネントを除いてニューBMW M3 はまったく新しいクルマに仕上がっています。BMW M モデルの定評ある芸術的なボディ・デザインと、スタート時から究極のパフォーマンスを目指したドライブトレーン・テクノロジーは、モータースポーツと密接にかかわるBMW MGmbHの開発エンジニアの能力の確かさを明確に示しており、極めて高い基準による優位性をもたらしています。つまり、一言で言えばニューBMWM3 は勝者になるために作られたクルマであり、日常走行のあらゆる場面においてもその優位性を証明できるクルマなのです。
(BMW M3 と同時にデビュー:最高出力309 kW(420 ps)の8 気筒パワー・ユニット)
ニューBMW M3 の桁外れの「心臓部」は、優れたパワーと他に類を見ない活き活きとしたパフォーマンスを融合させた最新のV型8 気筒エンジンです。排気量3,999 cc の新型V8 エンジンは、最高出力309 kW(42- ps)を発生し、最大トルクは400 Nm/ 3,900rpmです。さらに驚くべき事実は、この最大トルクの約85 %までを、6,500 rpm以下のエンジン回転域で一貫して利用できることです。
ニューBMW M3 の0–100 km/h加速性能は4.8 秒で、最高速度は250 km/hで電子制御されます。
この 8 気筒パワー・ユニットの最も印象的な特徴は、BMW Mモデルに特有の高回転エンジン・コンセプトにあるといえるでしょう。エンジン最高回転数が8,400 rpmということは、このエンジンがいつでも最高の推進力とトルクを発揮できることを意味しています。このパワーを、6 速マニュアル・トランスミッション、BMWバリアブルMリミテッド・スリップ・ディファレンシャル付きの新型ファイナル・ドライブを経由して後輪へと伝達します。
リッター当たり105 ps というパワー・ウェイト・レシオに加え、EU テスト・サイクルにおける平均燃費は100 km 走行あたりわずか12.4 リッターを記録しており、最高のクルマを生み出すために最高のエンジニアリングが投入されていることを明確に証明しています。
(生産、構造、素材の選択にF1 から受け継いだノウハウを利用)
新型 8 気筒パワー・ユニットのエンジン・ブロックは、ミュンヘン北部の町、ランツフートにあるBMW 軽合金鋳造工場で生産されています。この工場では、BMW ザウバーF1チームのグランプリ・カー用エンジン・ブロックも生産しています。そのクランクケースは特殊なアルミ-シリコン合金製です。このエンジン・ブロックにはベッドプレート構造を採用しており、コンパクトでありながらも非常に頑丈で、さらにねじり剛性も高くなっています。
シリンダーが2 つ多いにもかかわらず、先代モデルの6 気筒エンジンよりもパワー・ユニット全体の重量は約15 kg 軽くなっています。
ニューBMW M3 のV 型8 気筒パワー・ユニットには、充填サイクル時の損失を抑えてエンジン出力とトルクを向上させる、ダブルVANOS 可変カムシャフト・コントロール・システムを装備しています。ドライバーの操作に瞬時に反応するダブルVANOS は、あらゆる状況でエンジンの自然な吹け上がりを実現し、その結果、燃費や排出ガスの数値も改善します。
BMW M 社のエンジニアはこの新型8 気筒エンジンのために、標準的なエンジン・オイル回路の油圧で作動する低圧型ダブルVANOS を開発しました。
新型パワー・ユニットのさらなる新しい特徴として、各シリンダーに1 個ずつスロットル・バタフライを備えており、エンジン回転域全体にわたって極めて滑らかで素早いレスポンスをもたらします。これによりドライバーが望めばいつでも、エンジンの優れたパワーを、ダイレクトに、滑らかに引き出すことができます。エンジン・オイルは流量制御式ペンドラム・スライド・セル型ポンプから8 本のシリンダーへと供給され、供給量はその時点でエンジンが必要とするオイル量に合わせて常時調整されます。
また、このクルマの運動性能に合わせて最適化されたウェット・サンプ式潤滑方法は、急ブレーキング時や高速コーナリング時に大きな遠心力がかかった状態でも、パワー・ユニットに適切にオイルを供給します。
(新型エンジン・マネジメントとブレーキ・エネルギー回生システム)
もう一つの新開発はV8 パワー・ユニットのエレクトロニック・エンジン・マネジメントです。
このシステムは、クラッチ、ギアボックス、ステアリング、ブレーキの各機能をBMW Mモデルの必要条件に合わせて統括して制御します。また、このエンジン・マネジメントの特筆すべき技術が、ノッキングだけでなくミスファイアや異常燃焼の可能性も検知できるイオン・フロー・テクノロジーです。
ブレーキ・エネルギー回生システムによるインテリジェント・エネルギー・マネジメントは、パワー・ユニットの効率性をさらに高いレベルにまで引き上げます。この新しいシステムは、
惰走時と制動時にのみ電装品のための電力を発電する仕組みになっており、エンジン・パワーが駆動力を供給している限り、基本的にオルタネーターは停止状態になります。
電力を非常に効率良く発生できることに加え、このシステムはより多くの駆動力とトラクションを供給するため、常に最高の加速を実現できます。
(エンジンの並外れたパワーを最大限に引き出すライトウェイト・サスペンション)
ニューBMW M3 のシャシーおよびサスペンションは、その基本設定においてすでにBMW 3 シリーズ・クーペに搭載されているサスペンションをベースとしています。その一方で、ほとんど全てのコンポーネントは新開発された独自のものです。これら新しいコンポーネントの開発および導入の目的は、駆動力を大幅に向上させるだけでなく、重量を可能な限り軽減することにありました。このため、ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式フロント・アクスルのほとんどのコンポーネントはアルミ製になっています。
また、ライトウェイト・テクノロジーに基づく5 リンク・リア・アクスルも、トラック・コントロール・アーム以外は完全に新設計となりました。この部分のみで車両重量を約2.5 kg 削減しています。
BMW M GmbH のエンジニアとサスペンション担当技術者は、コンパウンド・ブレーキ・ディスクを装備した高性能ブレーキ・システムの重量も削減しました。さらに重要な点として、BMW M3 の新型ファイナル・ドライブにはBMW M社の開発したバリアブルMリミテッド・スリップ・ディファレンシャルが装備されており、最も過酷な状況においても最適なトラクションを得るため、いつでも必要なときにロック率を最大100 %まで変化させます。
このライトウェイト・サスペンションは、車速に応じてステアリングの補助力を変化させるサーボトロニック・ステアリング・システム、ベンチレーテッド・ブレーキ・ディスク付きの高性能ブレーキ・システム、電子制御式ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)などによって補完されます。また、オプションとしてニューBMW M3 にエレクトロニック・ダンパー・コントロール(EDC)を装備することもできます。
(ドライバーの好みのスタイルで走るためのMDrive スイッチ)
BMW M3 のために新開発されたサスペンションは、なんら手を加えなくても、野心的な走りを求めるドライバーにとって優れた品質を提供します。スポーツ性能を重視するドライバーならば、電子制御式サスペンション・コントロールを使って自分の走行スタイルに合わせたカスタマイズができます。つまり、ドライバーはニューBMW M3 のいくつもの運動性能に関連するパラメーターを自分の好みに合わせて設定することができるのです。
オプション装備品として用意されているMDrive は、ドライバーがスイッチを押すだけで、あらかじめ自分で選択しておいた走行特性を選択できます。その一例として、ダイナミック・スタビリティー・コントロールを完全にオフにしたり、iDrive を使ってサーボトロニック・ステアリング・システムのステアリング補助力を事前に選択したりする機能などがあります。これによりドライバーは、車速に応じてステアリング補助力を変化させるための2 つの特性マップから、「ノーマル」または「スポーツ」を選択することができます。
エレクトロニック・ダンパー・コントロール(EDC)は、コーナリング時や制動時、加速時の運動性能を最適にするためにダンパーの減衰力を調整するシステムで、スイッチを押すだけで3 つのプログラムから選択することができます。この3 つの特性マップはエンジン・マネジメントにも適用され、インテーク・マニフォールド内のスロットル・バルブの開度だけでなく、エンジンのレスポンスに影響を及ぼすその他のパラメーターにも作用します。
BMW M社のシャシーおよびサスペンション担当技術者は、電子制御システムや機械式システムについて徹底的に作業を行いました。その成果は、とりわけ走行性能の数値にはっきりと現れています。ニューBMW M3は、ニュルブルクリンクの北コースなどのサーキットにおいて先代モデルよりも速く、BMW M GmbH の全てのモデルの基準を確立しました。
(M3 独自のテクノロジーを強調する特別なデザイン)
BMW M GmbHの実績ある伝統に従い、エンジニアやその他の技術者はニューBMWM3 を基本的に独自の車両として開発しました。彼らがこのアプローチを徹底して実践したことは、M3 のボディにはっきりと見て取ることができます。BMW 3 シリーズ・クーペのサイズや基本デザインを踏襲しながら、ほとんど全てのボディ構成要素が新たに開発され、デザインし直されました。
その結果、車両の構造、ドア、トランク・リッド、ウィンドウ、ヘッドライトおよびテールライトだけはBMW 3 シリーズ・クーペから受け継ぎ、その一方、それ以外の全てのコンポーネントはニューBMW M3 のために専用開発されました。
ニューBMW M3 のエクステリアは、芸術的で魅力的な外観によって一目見たときからその独自のパワーと優位性をはっきりと示しています。デザイナーはほぼ全てのコンポーネントや装備品を「形態は機能に従う」という原則に従って開発し、このクルマの究極のスポーツ性能を強調するだけでなく、明確な技術的目標をも実現できるコンポーネントを選びました。
その典型的な一例は、フロントとリアのバンパーの内側にある軽量の長繊維を使用した熱可塑性樹脂製キャリアです。ニューBMW M3 専用に開発されたこれらのコンポーネントは、あらゆる衝突安全性の基準に準拠し、軽度の衝突ならばバンパーがへこむことなく元の形状を維持します。また、これらのコンポーネントを採用した結果、重量を約6kg 軽減するという大きなメリットも獲得しました。
このクルマのフロント・エンドも、機能性を重視したデザインとBMW M3 ならではの特徴をよく表しています。デイ・ランニング・ライトの役目を果たすコロナ・リングを備えた片側2 灯式のバイキセノン・ヘッドライトは、BMW 3 シリーズ・クーペのライト・ユニットと同じユニットを使用しています。一方、エア・インテーク・スクープは大型のものを装備し、8 気筒パワー・ユニットに大量の吸気および冷却エアを供給します。また、V8 パワー・ユニットの上に特徴的なパワードームを持つボンネットには2 つのエア・インテークが追加されており、こうした要素によってBMW Mモデルの特徴を備えています。
さらにニューBMW M3 の特筆すべき点として、力強く張り出したホィール・アーチ、フロント・サイド・パネルに組み込まれた細長いエア・インテーク、このクルマの後輪駆動コンセプトを強調するサイド・シル、効率性の高い空力性能をもたらすディフューザー付きのリア・パネルなどがあります。ドア・ミラーと18 インチ軽量アルミ・ホィールは、典型的なBMW Mデザインによるものです。
(このセグメントで唯一の装備:一目でわかるカーボン・ファイバー・ルーフ)
ニューBMW M3 のボディには、炭素繊維強化プラスチック(CFP)製ルーフを採用しています。このクルマの最先端技術を、これほどはっきりと、そして目に見える形で表現しているコンポーネントは他にはありません。このF1 に採用されているハイテク素材を使った新しい技術を視覚的に強調するため、ルーフは素材の繊維構造が見えるように表面をクリア塗装のみでコーティングしています。
このカーボン・ファイバー製ルーフは高級感ある外観だけでなく、スチール製のルーフよりも大幅に軽いという技術的特徴を備えており、ここでも「形態は機能に従う」という原則に従っています。これにより、車両の総重量を軽減するだけでなく、例えばコーナリング時の運動性能にとって重要なボディの最も高い位置にあるルーフの重量を削減することで重心位置を下げています。
ニューBMW M3 の躍動感あふれるボディ・デザインは、さらに専用のボディ・カラーによって表現され、そのキャラクターを強調しています。標準ボディ・カラーは4 種類用意され、さらにこだわりの強いドライバーのために、ニューBMW M3 専用のM メタリック・カラーの新色が4 種類用意されています。いずれもこのクルマのボディの陰影やプロポーションを強調して、非常にユニークな外観を与えます。
(高級感があり、躍動感を伝えるインテリア)
ニューBMW M3 のボディは、その特徴的なエクステリア・デザインを通じて、このクルマの並外れた性能とスポーツの資質を象徴的に表現しています。さらにインテリアもこの特徴的なスタイルを補い、ドライバーに究極の走りをもたらし、また全ての乗員にそれぞれの希望にかなった完璧な環境を提供します。
そのためインテリア・デザインの特徴の多くが、「標準」のBMW 3シリーズ・クーペのインテリアとは区別され、その違いはMのロゴを誇らしげにあしらったドア開口部のトリムなどに目に見える形で表現されています。一方、フロント・シートはスポーティな走りを楽しむためサイド・サポートを最適化させており、全体の雰囲気としても優秀なクラフトマンシップと完璧な仕上げによって、スポーティなデザインを強調しています。
BMW の特徴である燃料計を組み込んだスピードメーターと油温計を組み込んだタコメーターによる丸型2 連メーターは、BMW M モデル専用デザインが施されています。
黒い文字盤に白の数字がくっきりと浮かび上がり、BMW M GmbH の伝統的な赤い指針が特にはっきりと読み取りやすくなっています。
さらにBMW Mモデル特有の機能として、エンジン・オイル温度に応じて利用可能なエンジン回転域をドライバーに知らせる可変警告ゾーン付きタコメーター装備されています。
エンジン・オイル温度の上昇に伴って、最大エンジン回転数の8,400 rpm に至るまでイエローで表示される事前警告ゾーンとレッドで表示される実際の警告ゾーンの境界線が移動します。
(インフォメーション・センターとして機能するコントロール・ディスプレイ)
運転席からも助手席からも見やすいダッシュボード中央のコントロール・ディスプレイは、オプション装備品です。ここにはドライバーが運転に必要な情報だけでなく、コミュニケーション、ナビゲーション、エンターテインメントやエア・コンディショナーなどのシステムの現在の状態などをカラー表示し、いつでも必要なときに各種情報を呼び出すことができます。
ドライバーはiDrive を使ってシステムを操作し、コントロール・ディスプレイには例えばオプション装備品のナビゲーション・システムの地図をくっきりと読み取りやすく表示します。
ダッシュボード中央部分にはオーディオ・システムやエア・コンディショナーの操作系が組み込まれており、その延長部分はフロント・シートの間にある新デザインのセンター・コンソールまで続き、さらに全体的な配置はわずかにドライバー方向へと向けられています。
全てのインテリアおよび装備バリエーションでコンソール上部はブラック仕上げが施され、ドライバー側の側面には電子制御式走行プログラムを操作するための3 つの重要な機能スイッチ(Power、DSC、EDC*)が配置されています。
*オプション装備品
センター・コンソールの中央にコントローラーを配したiDrive コントロール・システムには、MDrive メニューが追加されています。オプション装備品のM レザー・ステアリングのスポーク部分には、オーディオ・システムや電話を遠隔操作で使用できるスイッチとともにMDrive スイッチが配置されています。このスイッチで、ドライバーがあらかじめ入力しておいた設定を呼び出すことができます。
(高級レザーとBMW Individualハイエンド・オーディオ・システム)
ニューBMW M3 の4 つのシートは、ドライバーだけでなく全ての乗員に長距離ドライブでの卓越した快適性を約束し、高速でダイナミックにコーナーを駆けぬける際にも優れたサイド・サポートを提供します。
2 つの独立したシートで構成される後席用シートには、BMW M3 専用に開発された軽量スルー・ローディング・システムが組み込まれており、さらにオプションで着脱可能なスキー・バッグを装備することもできます。デザイナーとエンジニアはスルー・ローディング・システムに長繊維の熱可塑性樹脂素材を採用し、重量を約7 kg 削減しました。もちろん通常のスキー・バッグとまったく同じ機能を提供しています。
容量 430 リッターのラゲッジ・ルームは、この突出した性能を誇る高性能クーペで長距離を快適にドライブするために必要なスペースを十分に備えています。
「ベーシック」シートはクロスとレザーの素材を組み合わせたもので、さらにカスタマイズしたいと願う顧客のためにフル・レザー仕様も用意し、4 色の内装色から選ぶことができます。さらなるオプション装備品として、ダッシュボード下部、グローブ・ボックス・カバー、センター・コンソールのサイド・パネルにもレザー仕上げを選択できます。コントロール・ディスプレイやメーターパネル下のダッシュボード全体を覆う高級トリム・ストリップを4 種類用意し、ニューBMW M3 をさらにカスタマイズすることができます。
ニューBMW M3 には、高級オーディオ・システムを標準装備しています。ナビゲーション・システム、BMW オンライン・モバイル・インターネット・ポータル、BMW アシスト・テレマティクス・サービス、点検整備に関連するデータをなじみのBMW 正規ディーラーへ転送するBMWテレサービスなどは、全てオプションで用意しています。
もうひとつ、ニューBMW M3 にはBMW M GmbHが専用開発し、M3 の音響特性に合わせて室内をリスニング・ルームとしても最適な状態になるよう調整を施したBMWIndividual ハイエンド・オーディオ・システムを装備することができます(オプション装備品)。
(BMW M3 – 日常の走行も完璧にこなす高性能スポーツ・カー)
最高出力 309 kW(420 ps)を誇る8 気筒パワー・ユニットからユニークなBMW Individual ハイエンド・オーディオ・システムまで、ニューBMW M3 の全てのコンポーネントは究極のパフォーマンスのために考え抜かれ、設計・製造されています。同時に、これらの装備は、いつでも、どのような状況においても突出した駆けぬける歓びを提供するために理想的なものであり、BMW M3 に乗るドライバーと乗員は、このクルマの優れた資質をサーキットでも日常のドライブでも楽しむことができます。
ニューBMW M3 は、自身のパフォーマンスを例外的な状況(例えばサーキットなど)以外でも表現したい、実現したいと願うオールラウンドなファンにとっては完璧なクルマです。
BMW M GmbHのモデル・ラインナップの中でもニューBMW M3 は、Mのロゴに代表される独自の哲学を、本物のみが示す価値として表現しているのです。
BMW M3は確かにBMWの大成功を収めたモータースポーツ・モデルの伝統に根ざしていますが、日常の走りにも最適なパフォーマンスを示します。気取りのない、たくましく美しい外観を持つニューM3 は、その潜在能力を控えめに主張し、しかも究極のパフォーマンスを追求した純粋なスポーツ・カーです。一言で言うと、ニューBMW M3 は日常走行をも完璧にこなせる高性能スポーツ・カーの理想的な姿です。このクルマは、どこへ行こうともドライバーに究極の走りを提供する唯一のクルマです。