パンク修理（偶然か必然か）

タイヤ購入からもうすぐ２年になります。購入後の無料点検サービス（窒素ガスチェック）に行って店内で待っていたところ、１本パンクが見つかりましたとのお話。エア圧チェックをしたら、右のリヤだけ0.5キロくらい低かったのでわかったと。内側のショルダーの溝にさびた釘が刺さっていました。
運転中は全く違和感が無かったんですが、放置するわけにもいかないので3000円ほどの簡易修理を依頼しました。

修理を待っている間「ひょっとして詐欺だったりして…」と思い、スマホで検索してみたらスタンドではよくある話のようです。ひどい場合はタイヤ４本総とっかえさせるとか。
これまで３回の点検では何も無かったので、点検に立ち会うことも無かったんですが、意図してパンクさせようと思えば何の証拠も残さずにできてしまう事に気づいて悔しく思いました。
支払いの時にいろいろ突っ込んで聞いてみたり、刺さっていた釘自体ももらってきましたが、明らかに怪しいわけでもなく、かといって信用しきることもできず。

釘はかなり錆びた状態で長さも10ミリくらいしかないものなのに、先端はかなり尖っていました。太さから考えると新品時は40ミリ以上あるはずで、たまたま道に落ちた釘が劣化してそういう形になるという状況はちょっと想像がつきません。むしろ、サンダーでそういう形に整形した釘を、何ヶ月か水につけておいたらそんな風になるかなとも思えます。

大手の専門店なので、そんなくだらないことするかなと思う一方で（実際ハッキリ聞いてみたら「そんなことするメリットはないです」と言ってましたが）タイヤもそんなに売れるもんでもないだろうから、ちびちび売り上げ稼ぐ知恵もあるのかもしれないとも思えました。

この件の歯がゆいところは、例え故意にパンクさせているとしても、作業を見ていない以上はそれを証明する方法がないってことです。逆に言えば、お店側も普通に点検で見つけたパンクを詐欺だと疑われてしまう可能性もあります。

何の疑いも抱かなければ、パンクによる事故が未然に防げてめでたしめでたしなのですが、疑う余地もまた十分に残ります。

こういう思いをしたくない方は、タイヤの点検には積極的に立ち会うべきですよ。