ビートのデータ拾ってきましたので見てみましょうw
車両型式 E-PP1
車体寸法 長3295×幅1395×高1175mm ←さすが旧軽規格 超コンパクト
室内寸法 長915×幅1215×高1015mm ←データ上でもAZ-1やカプチーノより室内が広い
ホイールベース 2280mm ←旧軽規格ではかなり長め
トレッド 前1210mm/後1210mm ←MRで前後同一トレッドはかなり珍しい
最小半径 4.6m ←小回りが利くと思われがちだが普通車でFFのCR-Xよりも大きい
最低高 135mm ←かなり低いので色々注意
車両重量 760kg ←当時としてはちょっと重め 100psもあるシティCR-iと同じ重量
WB/TR比 1.808 ←スポーツカーとしてはかなり直進安定性重視
WB/車体長 0.691 ←車体のほぼ7割がWB 前後オーバーハングがすっごい少ない
原動機型式 E07A
気筒配列 直列3気筒SOHC ←3気筒SOHCで軽量コンパクト
排気量 656cc ←660ccまでまだ4cc余裕があるw
内径X行程 66.0*64.0 mm ←内径よりストロークが短い
圧縮比 10.0 ←E07Aでは高圧縮比だが最近は11以上がいくらでもある
吸気方式 自然吸気 ←自然吸気のこだわり
燃料供給装置 PGM-FI ← F1と間違える人がかなり多いみたい「 F I 」
最高出力 64ps(47kW)/8100rpm ←8100rpm!ここだけ見たら完全にスーパーカー
最大トルク 6.1kgm(60Nm)/7000rpm ←6.1(笑)
10・15燃費 17.2km/L ←運転次第 20km/L以上も珍しくない?
燃料タンク容量 24L ←容量より錆びる方が問題
航続距離(カタログ燃費) 412.8km ←実際は頑張って300kmちょいかな?
燃費走行したら300後半はいくのかな ガス欠がちょっと怖そうですねw
平均ピストンスピード 17.3m/s ←やっぱり高回転エンジン 速いですね
パワーウェイト比 11.88kg/ps ←当然、低いw
排気量1Lあたり馬力 97.6ps/L ←NAでリッター100psにリーチ
こうしてみるとやっぱビートのE07Aが純正チューンドと言われるのもわかりますね。
うろちょろしてたら見つけたビートの透過図
この絵、じっくり見た覚えがなかったけどけっこう凄いw
ビートってちゃんとしたMRなのね。
シートのすぐ後ろにコンパクトなエンジンを低い位置に載せてるから
車軸の上にもエンジンの重量がほぼかかってない。
人間はZ軸の上、ホイールベースのど真ん中に贅沢に座らせて
その隙間にメカを無理やり軽自動車枠に押し込んでる。
あらためてこれぞ完璧なMM思想って感じ。
こんなに無駄が無いパッケージングのクルマは世界中探してもにないでしょうねたぶん。
その弊害で風の通り道や熱の逃げ場がないんだけどw
ここから先はちょっと脱線w 透過図で見るスポーツカー色々
他の国産MR ぼくも大好きミッドシップランナバウトSWちゃんはこんな感じ
エンジンのほとんどリアがタイヤの上に
これがFFベースのMRがほとんどRRに近いといわれる由縁かな
(とは言っても911やサンバーみたいにリアオーバーハングにエンジンがある訳じゃないが)
S660が残念なのはエンジンの搭載位置 かなり高いしガソリンタンクがあるので少し後ろ気味

1500ccのNDに比べても高いのは残念の一言

歴代ロードスターはエンジンの高さ・位置にとことんこだわってるのがわかる

ロードスターこそ世界一のFRパッケージング

86はエンジン搭載位置こそ低いがボクサーエンジンは横幅がありすぎて
フロントサスペンションにしわ寄せが

これだけショックが立ったFサスペンションは近年珍しい
これがロードスターのようなコンパクトなエンジンだったらと
残念に思う気持ちがどうしても強くなってしまう
Posted at 2016/07/05 13:51:49 | |
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