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先日momoのステアリングカバーを購入した時の話。

新規オープンしたカー用品店の場所は知らず通りの名を聞いていただけで、何となく「あの辺りかな」程度で向かいました。
片側2車線の大通り、店舗がありそうな側の反対側を走行、その方が見付けやすいので (^^;
予想していたUターン路付近に店はなく、仕方がないので先へ。
大通りが大きく曲がる所、反対車線側に店舗を発見！
既に本線の車線に居たので直進は出来ず、確か300m位先にUターン路があるのでそこで折り返す事に。
曲がり角の信号に引っ掛かり、久しぶりに来たエリアなので辺りを眺めていたら横断歩道を渡っている一人のお婆ちゃんに目が止まった。
暫く目で追っていたら無事に渡り切れホッとした、でも何処か違和感を感じた。
信号が変わったので発進しUターン路へ。
そこでも信号に引っ掛かり、おまけに対向車が多く少し待たされました。

やっとUターンが出来、カー用品店へ。
お店に入ろうとした際、歩道の先20m位の所で誰かが転んでい様子のが視界に入り、駐車場へ車を止めてそのまま向かいました(お店の人、ゴメンナサイ)
近寄ると通りすがりらしき女性が手を貸していて、良く見ると転んだのはさっきのお婆ちゃんでした。
女性は自分の自転車のハンドルの片方にお婆ちゃんを掴まらせゆっくり歩き始めた。
私は女性に声を掛け、転んでいる所が見えたから来た事、手前の交差点で見掛けたお婆ちゃんだと言う事を説明。
とりあえずお婆ちゃんに怪我は無いようだった。
女性がお婆ちゃんに住まいを訪ねると、見掛けた交差点から更に奥へ行った町だと判明、女性はお婆ちゃんが自宅と反対方向へ歩いている事を疑問視して警察を呼んだ方が良いのではないかと言っていたけど私は理由があるのだと思い何処に行きたいのか訪ねた。
すると200〜300m先にあるスーパーへ行きたいのだと言う。
このまま歩かせるのは危険だし、二人で「どうしましょうか？」と・・・。
仕方がないので女性に「手前のカー用品店に車を止めたので今から取って来てお婆ちゃんを乗せ、スーパーまで送り届けますよ。スーパーに着けば後は何かあれば店員なり何なりが対応するでしょう。」と伝えました。

車を出して来て、お婆ちゃんを乗せてスーパーへ、女性には「後は預かりますので」と挨拶してお別れ。
車中で話をしたら、バスが行ってしまったから歩いて来たのだと言う。
お婆ちゃんは昔教員をしていて、目的地のスーパーから更に数百メートル先にある学校で長年教えていて、この道はずっと自転車で通勤していたそうだ。
慣れた道とは言え、夏の暑い中て来ちゃ駄目だよ〜などと会話、聞けばお婆ちゃんは90歳だって。

スーパーの駐車場は上階、車を止め手を貸してお婆ちゃんを降ろし、脇を支えながらエレベーターへ。
スーパーのある1階に出ると扉の向こうに先ほどの女性が！
どうやら心配で追って来てくれたようだ(頼りなかったのかな、私)
女性が店員さんから車椅子を借りて来てくれた、お婆ちゃんが元教員だと話すとビックリしてた。
この暑さの中歩いて来たので飲食コーナーにある水をお婆ちゃんに飲ませるよう伝えると、お婆ちゃんは要らないと頑なに拒否😱
お婆ちゃんは「今まで沢山若い子を教えて来たのに今度は助けて貰って〜」と恐縮しているので「遠慮なんかしちゃ駄目だよ〜、僕らにとっては親みたいなものだし。今度はいろんな人に沢山返して貰わなきゃね。」と話すと安心した表情になったように見えた。
買い物は女性が付き添ってくれるそうなので、お礼を言ってお別れしました。

私は急いでまだ入っていないカー用品店へ(笑)
車を止めた際、別ルートから入れる事を知ったので今度はそちらから入店しました。
カー用品店なんて滅多に来ないので暫く店内をぶらぶら、で、momoのカバーが激安になっていたのでゲットして帰りました。

思わぬ事態に驚きました。
運転中に視界に止まった人を助けに行く事はこれまで何度もあったけど、車に乗せて送るのは殆ど無かった事(R32じゃ乗せても降りられないし😓)
ま、無事で何よりでした。
人助けは自分も助けられた気分になりますよね。

古い車なので装備が十分ではないけど日常の足としては十分

この記事は、★プレゼント企画★UPSシリーズを是非使ってみよう！について書いています。