やっと「普通」になりました
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
エンラージ商事の電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドと集中ドアロックをシフトレバーに連動させるパーツを取り付けました。
2
シフト連動ドアロックは車速連動とともに先代N-BOXには標準装備だったのに3代目で無くなった装備です。
ヴェゼルクラスでも無くなってきていますが
間違いなくコスト削減の一貫でしょう。
物騒な世の中になってきた最近の日本においては無くす理由が見当たりませんが私が聞いた所によると水没時に迅速に救出しやすくするためだそうです。
しかし水没したら水圧でドアを開けるなんて困難ですし窓ガラスを叩き割って救助することになるでしょうから全く説得力は感じませんでしたね。
3
装着は全てカプラーオンで済みますし公式動画同様の取説も付属しているのでとても親切に思いました。
4
問題はステアリングコラム下側のパネルを外さないといけないのでこういう作業に不慣れな人にはハードルが高いです。
嵌合部の爪を折るのではないかという危惧や手前に引っ張るだけといっても力加減が分かりませんからね。
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説明書通りに運転席側から外して行きます。
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グローブボックスとの境目までが一体のパネルなので外れると結構な邪魔物です。
私はパネルがぶら下がったこの状態で作業をしましたがETCやその他配線を外してパネル一式をどかした方が作業がやりやすいのは言うまでもありません。
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まずはブレーキホールドと電動パーキングブレーキ関連のパーツから着けたいのですが肝心のカプラーは覗き込んだ程度では見えません。
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パーキングブレーキボタンの真裏にあるグレーのカプラーを外すのですが思ったより奥にあるのでスマホを突っ込んで撮影しました。
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矢印の爪を押し込みながら抜くのですがこれがやっかいでシートに座ったままでは手探りで作業するのは私には無理だったので助手席側のサイドシルに仰向けに寝転んで手を突っ込んで外しました。
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あとは外したカプラー間にハーネスパーツを割り込ませるだけです。
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次はパーキングブレーキ関連のハーネスとドアロックハーネスを連結して車体側のヒューズボックスにある緑色のカプラーを外して間に割り込ませるのですが、この緑色のカプラーが想像より固くて爪を押し込んでもなかなか外れませんでした。
公式動画だと簡単に外していたのですが慣れの問題なのでしょうかね?
またもやサイドシルに仰向けになって海老反りの姿勢で作業するのはなかなか大変でした。
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取説で気になったのが2つのハーネスを連結した状態の画像が掲載されていなかったので公式サイトでしか確認できなかったことですね。
しかもイラストだけで現物での画像はありませんでした。
またヒューズボックスのカプラーですが外しにくいということは差し込みにくいということで確実にはまったかどうかの手応えも無く、ロック爪があるのにパチンという音もしないので確証が持てないのは困りものでした。
はまったと思ったら抜けてしまうのでカプラーの爪を押しながら隙間から細長い棒で押しこんでようやく装着できました。
ホンダの工場ではどうやって取り付けているのでしょうか?
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この後は初期設定としてエンジンを掛けてブレーキペダルを踏みながらパーキングブレーキボタンを2~3回ON/OFFさせるのですが「電動パーキングブレーキが作動できません」というエラーがメーターに表示されましたが、エンジンを切ってもう一度同じ操作をするとエラー表示は出なくなりました。
画像はシートベルトを装着してエンジンを掛けた直後ですが何も操作しなくてもすでにブレーキホールドがスタンバイ状態になっています。
つまりシートベルトの着け外しがブレーキホールドスイッチに連動しているわけですね。
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ドアロックに関しては車速ではなくシフトレバーに連動させた方が好みなのでPレンジからDに入れるとドアロックがかかる設定にしました。
オマケ機能の自動ハザードですがリバース連動は便利ですが、ドアオープン連動は実際やってみるとうっとおしいだけなのでOFFにしました。
この設定変更はハーネスをカプラーから一度外して通電をカットしないと反映されないようなので先程のカプラーの着け外しをもう一度やる羽目になったのは内緒です。
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シフトレバーがPレンジの時は電動パーキングブレーキがON状態
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Rに入れると自動的にパーキングブレーキが解除されます、逆の操作をすればパーキングブレーキがONになります。
いわゆるトヨタ車方式の操作性になるわけでブレーキペダルを踏まないとエンジンも掛からないしPレンジから動かせない現代のAT車においては最も自然で理にかなった操作性だと思います。
メーカーを問わずこの方式に統一してほしいものですね。
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余談ですがパネルを元に戻す時にウエザーストリップを一部めくりますがボディパネルの合わせ目に溶接されていない箇所がありました。
形状的に逃げとしての隙間だと思いますし溶接する必要は無いのでしょうが、一瞬ドキッとしましたね。
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