ロッテラーがドタキャンしたことで、急遽ドライブの機会を与えられた可夢偉の走りと今後が気になるイタリアGP予選
直線距離が長く、最高速がタイムに直結するコース故、各チーム最高速重視のレスダウンフォースセッティング。ベルギーではレッドブルのレスダウンフォース仕様が目立ったが、モンツアでは全体的に同じ傾向の仕様で、パワーユニットの差を仕様で埋めるのは苦しく、ルノーユニット勢はフリー走行から苦戦
注目の可夢偉にとって、ハードブレーキングポイントがキーでもあるこのコースは得意の部類と言える。
Q3では、見事その真価を発揮し、チームメイトのスリップストリームを有効に使い、マルシアの2台を上回り、ロータスにも肉薄する素晴らしい仕事をやってのけた。
このことは、銭しか頭にないコリン・コレスの心には響かないだろうが、国際映像にもばっちり取り上げられ、世界中のファン、関係者へ十分なアピールとなった。
お前たち!!可夢偉の走りを見たか!!
メルセデスは他チームの最高速シミュレートしそこに合わせ様な仕様を持ち込み、無理にダウンフォースを削らず、ブレーキングやコーナーでのリスクを減らす選択か・・
各チーム揃ってレスダウンフォース仕様で似通ったエアロセットとなった為、パワーユニットのパワー差がタイムに大きく影響することになり、メルセデスユニットが予選を制圧
メルセデス、ウイリアムズが上位を独占、マクラーレンも3列目に進出、アロンソがやっと7位、レッドブルが8,9位という結果
予選を見る限り、明日の決勝では波乱は起きにくいと予想されます。見どころはメルセデス同士の心理戦含めた一騎打ちでしょうか。
2014年 F1 イタリアGP 予選結果
順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分25秒363 1分24秒560 1分24秒109
2 ニコ・ロズベルグ メルセデス 1分25秒493 1分24秒600 1分24秒383
3 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ 1分26秒012 1分24秒858 1分24秒697
4 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分25秒528 1分25秒046 1分24秒865
5 ケビン・マグヌッセン マクラーレン 1分26秒337 1分25秒973 1分25秒314
6 ジェンソン・バトン マクラーレン 1分26秒328 1分25秒630 1分25秒379
7 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 1分26秒514 1分25秒525 1分25秒430
8 セバスチャン・ベッテル レッドブル 1分26秒631 1分25秒769 1分25秒436
9 ダニエル・リカルド レッドブル 1分26秒721 1分25秒946 1分25秒709
10 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分26秒569 1分25秒863 1分25秒944
11 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1分26秒261 1分26秒070
12 キミ・ライコネン フェラーリ 1分26秒689 1分26秒110
13 ジャン・エリック・ベルニュ トロ・ロッソ 1分26秒140 1分26秒157
14 ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1分26秒371 1分26秒279
15 エイドリアン・スーティル ザウバー 1分27秒034 1分26秒588
16 エステバン・グティエレス ザウバー 1分26秒999 1分26秒692
17 パストール・マルドナド ロータス 1分27秒520
18 ロマン・グロージャン ロータス 1分27秒632
19 小林可夢偉 ケータハム 1分27秒671
20 ジュール・ビアンキ マルシャ 1分27秒728
21 マックス・チルトン マルシャ 1分28秒247
22 マーカス・エリクソン ケータハム 1分28秒562
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F-1 2014 | 日記
Posted at
2014/09/06 23:08:13