未だ現役、益々快調なレジェンド(伝説)ですから、そりゃぁもう応援しますょ! ご本人曰く、「ななななんと!ソチオリンピック選手団の主将に任命されました。旗手でなく主将だよ、こんな名誉な事はないよね~、っていうか大役だ」、アハハハ〜、おめでとう&ガンバッテ!
葛西が金言「不撓不屈」「一意専心」
【2014年1月21日 ニッカンスポーツ】
2月7日開幕のソチ五輪の日本選手団結団式が20日、都内ホテルで開かれた。
夏冬通じて日本五輪史上最年長主将を務めるノルディックスキー・ジャンプ男子
の葛西紀明(41=土屋ホーム)が、選手団を代表して決意表明。「不撓(ふと
う)不屈」「一意専心」の四字熟語を盛り込み、あきらめない気持ちを示した。
額には汗が、うっすらとにじんでいた。列強の欧州勢から「レジェンド」と尊
敬の念を押され、国内では「神」とあがめられる男にも、大役はプレッシャー。
だが、そこは百戦錬磨の男だ。決意表明では「脈を測ったりしたんですけど、フ
ライングの2本目を迎えた時の方が緊張しました」。フライングで行われた11
日のW杯第13戦(オーストリア・バートミッテルンドルフ)。1回目トップで
迎えた2回目のスタートほどの緊張でなかったという。「フライングが勝ちまし
たよ」。ジャンプ一筋でW杯史上最年長優勝を果たした男らしい言葉だった。
旗手で小笠原、副将の田畑を介添えに臨んだ決意表明は1分16秒。宣誓文に
は「不撓不屈」「一意専心」の四字熟語が盛り込まれていた。大相撲の貴乃花、
若乃花の若貴兄弟が横綱、大関昇進時の伝達式の際、口上に盛り込んだものだ。
事前に日本オリンピック委員会が用意したものだが、葛西は「1つのことを、あ
きらめずに、強い気持ち、曲げない気持ちを込めた。この四字熟語通りの気持ち
でメダルを取りたい」と胸に刻んだ。
世界最多となる五輪7度出場の間にあった、ケガや団体金メンバー漏れといっ
た不運も克服。いまだに世界トップに君臨する葛西にふさわしい言葉だろう。宣
誓文は前日に入手。この日朝の札幌からの搭乗便の中で「一生懸命、暗記した」
という。だが自信がなく、会場入り後のリハーサルでカンペを見ながら練習した
が、そこでもつまずき「思いきり虎の巻を見ながら」の読み上げとなった。
主将としてチームジャパンを引っ張る自覚も十分だ。欧州で「カミカゼ・カサ
イ」から「レジェンド」と呼ばれることに「まんざらでもない」と笑いつつ「言
われるのでなく、メダルを取って自分の方から『レジェンド』と言いたい」。開
会式直後からノーマルヒルの公式練習、予選が行われることから「一番輝くメダ
ルを取って、みんなに勢いを与えたい」と、切り込み隊長を買って出る。腹はく
くった。伝説に新たな1ページを加えるべく、葛西がソチの大空で羽ばたく。
【渡辺佳彦】
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2014/01/22 05:06:08