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久しぶりのニューヨークネタです。

今年マンハッタンで見かけたMINIを60台ほど紹介しましたが、どの車両もキレイだったのはある意味驚きでした。クルマは移動の道具、特にコンパクトカーは下駄扱い、というこの国でもMINIは大切に扱われていたからです。傍から見ても高級車と同等とまではいかないにせよ、趣味のクルマとしてかなり大事にされているように見えました。



↑一番人気はクッション性があるこのバンパーガード。色も数種類あるようです


ところで以前より少なくなったとはいえ、欧米人はバンパーは前のクルマを押し退けるものという考えが未だにあるようです。
「ちょっとヤバいんじゃない？」ではなく「ぶつけて押せば入るよ！」という考えが根強く残っているのでしょう。車間距離がギッチギチでもバンパーぶつけて無理やり縦列駐車する人が決して少なくありません。そのために付いているのだから、ぶつけるのもぶつけられるのも当たり前、お互い様のこと。日常茶飯事すぎて気にもしていない様子です。



↑薄手のゴムでできた簡易的なバンパーガード。クルクル丸めてトランクに入ります


↑バンパーガードは真後ろの追突しか効果はありません。サイドはこのとおり(^_^;)


大陸的と言ってしまえばそれまでですが、なにしろこの国の人たちは運転が大雑把。ぶつけずに上手く駐車できたり抜け出せると周りから拍手が起こるんですからね(笑) 運転免許の試験が日本より簡単なためか、何だかなーって運転の人が多い気がします。

とはいえ大事なクルマに傷を付けられたくない人だってたくさんいます。特にMINIを大切に扱うユーザーにとってバンパーガードは必需品。ただ日本のファッション性あるものとは違い、実用性を重視したごついものばかり。バンパーを傷から守るだけではなく、ちょっとした追突にも対応しそうに進化したものまであります。さすがアメリカですね(笑)

いわばMINIの尻当て(笑)　あんまり格好良くはないけれど効果はありそうです。


日本じゃ絶対に流行らないでしょうねー。私も付けたいとは思わないです(^_^;)