
昨年7月、旅の計画に着手。
お盆休みに向けて、宿泊場所の準備も進めました。
ところが連休の約2週間前、下請けから「納期に間に合わない」との連絡があり、急遽の打ち合わせ後には青褪める事態に。
こうして計画はお蔵入りになり…ません!
約1年越しでの決行(リベンジ)です。
今回は旅のテーマが”道”なので、ブログでは道路の写真を多目にしています。
(運転中の撮影は、バイザーホルダ改にカメラを半固定)
1日目 … 5月1日(金)
午前0時過ぎに起床。
前日の夕方まで仕事をしていたため明らかな睡眠不足ですが、眠い目を擦りながらの出発です。
阪神高速3号神戸線

ここは免許を取って間もない頃、鈴鹿(F1)に向けて走った時の恐怖が忘れられません。
当時は今と違って爆走トラックだらけでした(^^;
伊勢湾岸自動車道

湾岸線で迎える夜明けというのも、風情があって良いものですね。
新東名高速道路

退屈な新東名も、ここまでガラガラで天気も良ければ気分は上々。
富士山が見えてきました。
ヤビツ峠

神奈川の観光名所CPで、関東峠の今回最初のCPですが、いきなり予想外の事態です。
auだと電波が入りません。
駐車場奥の階段を登った所で、かなり粘って獲れたものの予定外の時間の浪費に。
ふと思ったのですが、
ドローンにスマホを載せて、上空に飛ばせば獲りやすくなるのでは…うーん、回収不能のリスクが怖いですね(^^;
首都高速3号渋谷線

首都圏は極力回避したかったのですが、お台場の限定バッジのためだけに特攻。
まあ当然のように混雑しています。ぎゃふん。
レインボーブリッジ

ここ、日本百名橋ではない(はず)ので、名橋CPだったのは驚きでした。
鉄道博物館、サッカー場×3、QVCマリン、鋸山、袖ヶ浦レースウェイを周って、21時過ぎに成田のホテルに到着。

渋滞込みの1,100km超は、さすがに無謀な計画でした。
終了させず朝まで忘れていたらしく、時間が変になっています。
走行ルートは関東付近のみ。
2日目 … 5月2日(土)
このホテル、正面の部屋だと成田空港を見渡せるらしいので楽しみにしていたのですが…。

うん、この景色はどう見ても裏側だ!
刑部岬

九十九里浜が見渡せるスポットです。
天気が最高で風も気持ち良く、まさに旅の醍醐味を味わえました。
次は犬吠崎に向かいます。

不意にこういう直線が現れると、なんかテンションが上がりますね。
犬吠崎灯台

空の青さに白い灯台が映えます。
郵便ポストも白いのが面白いですね。
ツインリンクもてぎ

北、南ゲート共に料金所付近ではCP獲得ならず。
CPのために2,000円は高いと思うので、とりあえずいろいろ楽しんできましたw
袋田の滝

事前情報で、滝付近じゃないと穫れない(営業時間内必須)と思っていたのですが、駐車場のかなり手前で穫れました。
でもせっかくなので行きましょう。

この日は水量が少なく、残念ながらイマイチ迫力がありませんでした。
冬場は滝全体が凍る事もあり、幻想的な光景が楽しめるようです。
あぶくま洞

時間外なので誰もいません。
でも今回の観光はここではなく隣の…。
星の村天文台

2時間の星空ツアーに参加しました。
この大型望遠鏡を含め、大小の望遠鏡で星空を楽しめます。

左下のマドハンドは気にしないで下さいw
月の写真を撮ってみました。

デジカメでも撮ったのですが、スマホで撮った写真の方がキレイという…。
設定を使いこなせる人なら、教科書と同じような写真も撮れるそうです。
余談ですが「四国から来た」と伝えると、かなり喜んでくれたのが印象に残りました。
観光客が戻って来てくれることが、復興において何よりも嬉しいとのこと。
そういう意味でも、今回行って良かった場所の一つになりました。
3日目 … 5月3日(日)
吾妻小富士

3日目の目玉は、この山上を走る
磐梯吾妻スカイラインです。
…ですが、火山性ガスのため通行止めえええ。
サブプランの、宮城県のサーキットCP狙いに変更。

東北道は割と混雑しています。
高速でSUGOと仙台ハイランドに行き、高速でまた来た方向に戻ります。
なんという無駄。でもそれもまたハイドラ。
磐梯山

磐越道から磐梯山を撮影。
迫力のある山体を見ると、いつかあの頂に立ってみたくなります。
会津武家屋敷から、塔のへつりまでの区間。

国道118号、若郷湖〜下郷町までかなりの渋滞。進まない…。
塩那スカイライン

スカイラインですが無料です。
ただし時間制限があって、ついでに行き止まりです。
さあ、ここからが今回の旅の本題です!
頭文字Dでは東堂塾のホームコースですね。

写真ではわかりにくいですが、冗談みたいな落差があります。
道路を作りながら誰も疑問に思わなかったのか、不思議なぐらいです。
…まあ、作りかけで止まっちゃってますが、走る分にはとても楽しい道でした。
八方ヶ原

プロレーサー舘智幸とのバトルがここ八方ヶ原。
写真はダウンヒル終点の折り返し地点ですが、ここのCPは問題なく穫れました。
問題は山上のスタート地点。

目論んでいた山の駅たかはらでは獲れず。
さらに奥に進んだこの場所で獲れました。
地図に表すとこんな感じです。

auなので他のキャリアだとまた事情が違うかもしれません。
なにはともあれ、最大の障壁と思われた八方ヶ原のCPを攻略!
これでもう峠神を獲ったも同然!と思ったのですが、後に考えの甘さを痛感することになります。

八方ヶ原は、今回走った峠の中で、もっとも走り応えのあるコースでした。
アウトローな雰囲気が堪りません。
日光もみじライン

八方ヶ原がアウトローなら、こっちはインハイでしょうか(意味不明)
走りやすいのですが、やや単調です。
紅葉の時期はたぶん素晴らしいと思います。

写真はダウンヒル終点CP、若干電波が悪かったものの無事獲得。
この日の峠巡りはこれにて終了。
霧降高原道路

今回初めて走った霧降高原。
BS日テレの番組「峠 TOUGE」の撮影ポイントを探したのですが、既に通り過ぎたようです(^^;
牧場の辺りから先が、とてもキレイでした。
日光東照宮

翌日の朝一で参拝の予定でしたが、各地の混雑が予想以上のため、今回は諦めて前日の立ち寄りのみになりました。
残念ですが、未訪問の場所を優先することにします。
この日は宇都宮で終了。
ホテルおすすめのお店で餃子を食べて、おやすみなさい。
4日目 … 5月4日(月)
明智平

明智平から見るいろは坂。
幾度無く続く九十九折の様子がよくわかりますね。
日光いろは坂

ランエボ軍団、エンペラーのホームコース。
一方通行なので当然対向車は来ません。
コース幅いっぱい使って走ったら最高に楽しそうですが、この日は我慢して安全運転を…。
戦場ヶ原(日本ロマンチック街道)

日光国立公園にある高層湿原。感激の初訪問。
金精道路(日本ロマンチック街道)

4月24日に冬期通行止めが解除されたばかりで、今回の旅で走りたい場所の一つでした。
ダイナミックな線形の道路ですね。

ここは楽しかったなあ。
なんとなく北海道を思い出したりもしました。

下り主体とはいえ、30分間の50km/L超えは驚きです。
その割に平均燃費が悪いのは、直前のいろは坂とDPF再生のせい?
宝川温泉 汪泉閣

群馬県の超有名な温泉です。
露天風呂はとても大きく、天気も良くて最高でした。
ちなみに混浴ですが、ここは男女ともタオル着用のまま入浴可能なので、面倒さはありません。
混浴に憧れる人も居ると思いますが、実は割と面倒なんですよ。
マナーを守るのは当然として、普通で居ることもまたマナー。
でも普通とは何か?
それを考え出したらもう哲学です。そう、混浴は哲学(言いすぎ)
温泉の後は林道でマイナスイオン三昧。

躊躇なく突っ込めるのは小型車の特権ですね。
GWでも渋滞知らずで快適。
榛名山

頭文字Dでは秋名峠ですね。
市街地から近く、麓の伊香保温泉、山上の榛名湖と一大観光地です。
昼は走りどうこうの道じゃないですね。

あとこれとか。
赤城山

路面が~~~~こんな感じになってて、まともに走れません。
これは赤城も一緒なのですが、他に手段はなかったのかなあ。
5日目 … 5月5日(火)
定峰峠

漫画では岩瀬恭子とのFD対決。
レイアウトは可もなく不可もない感じで、よくある峠道な印象。
この旅最長の林道区間で、次の正丸峠に向かいます。
正丸峠

漫画では秋山渉のAE86レビンとバトル。
狭いですがリズミカルで楽しい♪
ただ、ここはスタート地点のCPが完全に圏外。

獲れそうな気配すらないので、早々に諦めました。
実は関東峠の神様バッジは、
2箇所まで獲れなくてもOKなんです。
これで貯金は残り1に。
間瀬峠

漫画ではカプチーノとバトル。
間瀬峠CPは問題なく獲れました。
土坂峠

オイルを撒かれたエピソードの峠ですね。
というか、完全にノーマークだった土坂峠が、なんと2箇所とも獲れません。
粘ってなんとか終点は獲ったものの、貯金を使い果たしてしまいました。
あとは2年前に獲れなかった
碓氷のC=121に、この旅の命運を委ねることに。
妙義山

漫画ではイマイチ扱いの悪い妙義関連ですが、写真も走行中のコレのみ。
実は、この日のホテルは食事の時間が決まっているのに、土坂峠で予定外の時間を食ってしまったため妙義~碓氷は焦り気味で走りました。
それでも、最後の碓氷はたとえ長期戦なろうとも、絶対に獲得する覚悟で挑まなくてはなりません。
碓氷峠

いよいよ最後の碓氷峠。
結論から言うと、今回のC=121は無事に獲れて峠神バッジもゲット!
前回は軽井沢から東向きに走って獲れなかったので、西向きの方が早く圏外から回復するのかもしれません(※auの場合)
苦労した分、なんか久しぶりに燃え尽きた感がありました。
何はともあれ峠神はクリアしたので、あとはメロディ道路を拾いながら蓼科のホテルを目指します。
…と言いつつ、その前に北上。
白糸ハイランドウェイ

軽井沢から草津温泉へと繋がる有料道路。
道中に有名な白糸の滝があります。
同名の「白糸の滝」は全国各地にあるのですが、この滝が最も名前に相応しいという意見も多いそうです。
白糸の滝

落差は3m程度でも、幅は約70mもあります。
この滝は川から流れ落ちているのではなく、地下水を源流とする潜流瀑。
そのため、水量水質共に安定しており、いつでも変わらぬ美しさを楽しめるそうです。
鬼押ハイウェー(峰の茶屋~鬼押出し)

真っ青な空と新緑に囲まれ、浅間山の山麓を走り抜けました。
蓼科グランドホテル 滝の湯

この日は、有名な温泉ホテルに泊まりました。
連泊の旅の場合、いつも最後の宿は贅沢するよう決めています。
温泉は立ち寄り湯も良いですが、そのまま宿泊というのはやはり格別の良さがあるんですよね。
なんか表示がバグってます。長距離の時に限って起きてる気がする…。
最終日 … 5月6日(水)

食事も温泉も一級品で、格調高いホテルだとは思ったけど、これを見て納得しました。
お金を貯めて、また来ようと思います。
蓼科高原

最終日も素晴らしい青空です。
蓼科 女の神展望台(ビーナスライン)

八ヶ岳から南アルプスまで見渡せます。なんかもう感動。
富士見台(ビーナスライン)

現地では、写真よりも富士山が大きく感じました。
しばらく走るとこんな光景が…

この天気でこの景色だと、もう最高という言葉以外ありません。
ビーナスラインは、この辺りの景色が素晴らしいですね。
アザレアライン(旧よもぎこば林道)

松本市に抜ける道は幾つかありますが、今回は走りやすい道を選択。
桜がキレイでした。
北アルプス連峰

松本市から国道148号を走り、白馬村に来ました。
何気に撮った写真がスイスっぽい風景に。

給油地点に着いたため、惜しくもパーフェクトならず。
ほぼ1時間 38km/Lの燃費、凄いですよデミオ。
北陸自動車道
舞鶴若狭自動車道
明石海峡大橋

北陸道、舞鶴若狭道は正解でした。
その他でも予想通りに、大体渋滞と逆方向に走れたと思います。
今回の主な成果。
その他では、道100選、メロディ、関東峠(それぞれ上級)
バッジ獲得数は+17でした。
一方、山中の走行が多かったため、
CP獲得数は+392と意外と伸びなかったです。
体調面の不安もあり、今回で大規模な旅は一旦終了するつもりです。
でも2泊ぐらいまでなら、たぶん大丈夫。
…というか、大丈夫じゃないと困ります。
旅は日常からの剥離であり、日常そのものの剥離。
本当の意味でのリフレッシュは、日常の中の休息では叶わないと感じています。
一度この感覚を知ってしまうと、あとはもう行ける所まで行くしかない。
でも、それはそれで良いのかもしれないですね。