CKV36　ナビ　走行中にTV視聴、操作できるように・・・①

助手席の方に「テレビみれないの～うちの車は見れるのに」っていわれたので、TV見れるようにと、ついでにナビ操作できるようにもしました
他の方のみんカラを見て簡単に出来ることを知ったので軽い気持ちで挑戦してみました
が・・・かなり大変でした
2,3時間で出来るかと思っていたら、丸一日かかりました

ただ皆さんの整備手帳のおかげで無事に作業できました
丁寧な作業内容を書いてくださった皆さん、ありがとうございます

まず、図のような配線を考えました
スイッチには純正のシートヒータースイッチを使用するようにしました
スイッチのピン配置もチェックしました。
TV視聴するためにはGNDに落とせばいいだけなのですが、本来の動作も残したいと思い、こちらもスイッチを入れたときだけTVが見られるようにしました

以下動作となるようにします。
【スイッチOff】　：　通常の動作
【LoスイッチOn】　：　TV視聴可能
　（A接点リレーOnで56PinにGND）
【HiスイッチOn】　：　ナビ操作可能
　（B接点リレーOnで38Pinを断線）

ただ、配線をたくさん使うので、端子をかしめるのに相当な時間がかかりました
お金もだいぶかかりました。。。
※注意：シートヒータースイッチの内部構造は簡単に示したもので実際とは異なります。が、このように配線する場合はこうなっていると考えて問題ありません。

構想ができたところで作業に入ります
まず、バッテリを外して、内装が傷つかないように保護のテープを張ります。
次に、ニュートラルにして、シフトノブを外し、シフト部のパネルを外します
そしてスイッチ部のパネルも外します

そして、1番の心配点、シートヒーターのカプラーが・・・
あった
シートヒーターが付いていないグレードでもカプラーはきていました
また、イルミ電源もきていたのでイルミはつなぐ必要がなくなりました
ここにリレー等をつなぎます

エアコン操作パネルを外します
下のビス2本を外して、下から押し上げるように外します。
カードスロットが引っかかっているみたいです
裏に3つのカプラがついています。

ナビ操作パネルは上の2本のビスで外れます
前に引けば簡単に外れます。

ナビ操作パネルを外すと、このようにモニターと本体が見える状態になります。
モニターはビス2本（ナビ本体と共締め）で外れますが、
ここで、モニターの取り外しで位置がずれないように外す前に、丸印部にマーキングしておきました
こうしておけば、正しく元の位置に戻せるので、画面がずれることはありません
（後付ETCのGNDをここから取られていました）

そして、ナビ本体は下のビス2本ではずれます。
こちらにも外す前にマーキングしました
と、いうのもこの本体がしっかり奥まで取り付けられていないと、エアコンパネルのカードスロット部が引っかかり、入らないそうです
取り付けるときはしっかり奥まで押し込んでビスを締めるようにします。

ナビ本体の裏側です。
TV視聴のために56PinにGNDをさします。
メスピンが手に入らなかったので、例のようにハーネスの被覆をむき、反対側から確認したうえで取り付け、タイアップします。
（写真は車速信号の加工をまだしていません。）

一度取り付け、確認しましたが、TV視聴できない。。。
もう一度やりましたが、また失敗
そして3回目で気づきました
走行中、56PinをGNDに落とした時点でTVが見られると思っていましたが、違いました
キーOnの初期化時にGNDに落ちていれば、パーキング信号がキャンセルとなるのです
私の場合はスイッチOn時のみGNDに落とすようにしていたので、始動時にスイッチを入れていなければ、TVは見られません