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昨日の深夜に自宅を出発し、会社の後輩の家に迎えにあがった後、

圏央道の入間から富山へ観光に向かいました。

最初はみんなで休みを合わせて青森方面へ向かう予定でしたが、

今回の地震でそちらへの旅行は中止、

当初は旅行自体を延期にするつもりでいましたが、こういう時だからこそ変に自粛するのも

よくないと思い、千里浜なぎさドライブウェイを最大の目的地として観光に行くこととしました。


圏央道から関越に入り、上信越・北陸道を抜け最初の目的地である富山駅に到着。

これで大体７時間ぐらいかかりました。春とはいえ夜は寒く、上越では雪もかなり残っていました。

夜間の走行でしたので、途中から後ろの座席を倒し布団を敷いて寝台仕様にし、

交替で運転するようにしました。


富山では富山ライトレールに乗り終点の岩瀬浜駅へ。


富山ライトレールは新しい路面電車ですが、半分以上は廃線になったJR線の跡を走る路線です。

岩瀬浜からは歩いて古い街並みが残る岩瀬を散策することにしました。


雰囲気は京都にも似ていて、クルマを撮るには良さそうな町並み。

その一角にある国指定重要文化財に指定され、一般公開されている「森家」を見学。

当時はチョー金持ちの家だったようで、管理されている方が細かいことまで一緒に回って教えてくれました。


そして、富山駅に戻り昼食を取った後、この旅の一番の目的である千里浜なぎさドライブウェイへ。


ここからは富山を離れて、石川に入ります。2時間ちょいで目的地に到着。


一見普通の砂浜ですが、ここは国道。普通車は勿論、大型バスでも走れます。

どうもここは砂の粒子が他と比べ細かくてがっちり固く結びつくので、クルマが走っても問題無いそう。

世界でもここを含めて3か所くらいしか無いらしいですが、ここも海面上昇でどんどん面積が狭くなっているらしいです。


とうとうカプリスで千里浜なぎさドライブウェイに侵入。

砂浜の上なので振動はしますが、スタックするようなことはありませんでした。

全長8キロ、波打ち際までクルマを寄せることも可能です。

初めてきましたが感動しますよ！なかなか出来ない経験ができました。

ちなみに陸側の砂浜は海水で固まっていないので、逆にクルマがハマりやすいとか。


ここで何往復もした後、今日の宿泊先である和倉温泉の加賀屋へ。

ここの旅館は超有名で名前をご存知の方もいるかもしれません。


全国の旅館ランキングにも1位になるくらいです。お値段も高いですが・・・

旅館の部屋からは能登の海が一望でき、とても広々しています。

旅館の格式の高さに怯えつつ、部屋でマッタリしたあと温泉へ。

海と風呂が繋がっているようで、とても景色がいいです。

お風呂は2フロア有り、そこを行き来するためのエレベーターがありました。

夕食は自分の部屋で食べるスタイルで御給仕付きです。

いっぱいお料理が出ましたが、ウニが美味しかったのはよく覚えています。

なぜ、ほかの記憶が飛んだのかというと今回は4月11日が誕生日で近かったので、

お誕生日プランで予約したのですが(これだと1泊が誕生日の人だけ半額近い金額に)、

夕食中に部屋が暗くなり、ギターを持った男の人とフラメンコでも踊りそうな女の人が・・・

イヤー、そんな感じはしましたが、歌を歌って祝ってくれました。ろうそく付きのロールケーキまで出てきちゃったし。

さすがにこの年だと恥ずかしくて、何を食べたかその記憶に押されて忘れてしまったわけです。

そのあとは支配人の方からプレゼントが。後で開けるとマグカップでした。

そんなこんなで内容の濃い一日目が終わりました。