スパイラルケーブル交換

ステアリング位置が0度から左右とも45度以上切った状態でしかホーンがならない状態を修理すべく、前回の確認作業で「恐らくこれだろう」と見当をつけた「スパイラルケーブル」という部品を交換します。
部品はネットで純正同等品を調達しました。これで治れば良いのですが｡｡｡
※部品調達の際は適合を確認の上で調達しましょう。

スパイラルケーブル交換なので、ステアリングを外す必要があります。まずエアバッグユニットを外さねばなりません。バッテリー端子を外し、念の為30分程度放置してから作業開始しました。エアバッグユニットはステアリングセンター側面左右のボルトで固定されています。私の場合はアルミ製トルクスネジからステンレス製HEXネジに変えてあります。純正トルクスネジはアルミ製＋硬く締まってます。ナメやすいので注意が必要です。
※エアバッグユニットの取り外しは、正しい方法で慎重に。自己責任で作業してください。

ステアリング後ろ側のコラムカバー（上下）を外します。本当はステアリングを外してから外しましょう。

ステアリングのセンターナットはエアインパクトで緩めました。楽々です。
ステアリングを外すとスパイラルケーブルが現れます。2本のネジと背面上方のツメで固定されているので、緩めて引き出します。

スパイラルケーブルが外れました。ウィンカー＆ヘッドライトスイッチ、ワイパースイッチがジョイントされています。

ウィンカー＆ヘッドライトスイッチ、ワイパースイッチはどちらも両側面にあるツメで固定されているだけですので、ツメを押し込みながら外し方向に引き抜きます。

新しいスパイラルケーブルにウィンカー＆ヘッドライトスイッチ、ワイパースイッチを取り付け、作業工程６から逆順に元に戻していきます。途中、仮組み状態で、ホーン、ウインカー＆ライト、ワイパーが正常に作動するかを確認。最後にエアバッグユニットを装着し、キッチリバッテリー接続をしてフィニッシュ。

仮組み時に確認済みでしたが、ステアリング0度でホーンは鳴るように回復。スパイラルケーブルという部品内部の故障だったのでしょう。
これで問題解決です！