予科練平和記念館
投稿日 : 2010年10月31日
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「飛行予科練習生制度」が始まってから、
終戦までの15年間で「約24万人」が入隊し、
うち「約2万4千人」が
飛行練習生過程を経て、
戦地へ赴いたとのことです。
特別攻撃隊として出撃した方が多かったので、
戦死者は8割の「1万9千人」にものぼったそうです。
入口を入るとすぐ
昭和を代表する写真家、土門拳氏が
土浦海軍航空隊で撮影した
予科練習生たちの
大きな写真があります。
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記念館の外観は
幾何学的なシルバーの市松模様。
予科練習生たちがあこがれた空を映して
刻々と表情をかえていきます。
3
館内は
予科練の代名詞となった制服の
「七つボタン」にちなみ、
「入隊」から「特攻」にいたる7つのテーマ展示室で
ストーリーが展開されています。
4
右奥が
霞ヶ浦。
5
館内をゆっくりと
見学させていただいたあと、
さまざまな思いを胸に
外に出ると..........、
雲間から光が射していました。
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「予科練平和記念館」の隣、
「陸上自衛隊 土浦駐屯地 武器学校」のほうに目を向けると、
青空が。
「空」を見せることを大切にしているという、この記念館。
空の光、見る者のこころ に応じて、
外観の印象を
刻々とかえていきます。
予科練習生たちも眺めたであろう、
この「空」、
青年たちの「思い」は
決して忘れません。
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「陸上自衛隊武器学校」内にも
予科練記念館「雄翔館」があり、
予科練戦没者の方々の
遺書・遺品が展示されています。
途中に見える
さまざまな種類の戦車の向こうからは、
訓練中と思われる若い人たちの声が
響いてきました。
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子どもたちにも、
ぜひここを見てほしい。
また来ます。
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