
大雪で出掛ける予定が崩れ、請求書も届いたので、LSについて書こうと思います。
新型レクサスLSが1/9のデトロイトモーターショーで発表されました。
いよいよF40型も型落ちとなりますが、日本発売まではあと1年ぐらいあります。
現在前期・中期に乗っている方で、「新型はちょっと」と思う方も当然おられると思います。
その中には外観だけでも現行のF40型の最終型にしてみたいと思う方もいらっしゃると思います。
では外観を最終型にするにはいくらぐらいの費用が掛かるのか、気になると思います。
しかしネットで検索しても具体的な費用ははっきりしません。
そこで昨年無事に前期から後期に仕様変更ができました当方の例をもとに、
ある程度の参考にはなると思いますので、いろいろ書いてみたいと思います。
まず、費用ですが全て新品部品を使うという前提ですと、答えが出ています。
ネットで検索すると出ててますこの
ページ。300万円程度です。
最初、「ほんとかな?高すぎない?」と思いましたが、実際にやってみてわかりました。本当です。
こちらの
ページにもそれとなく出ています。「部品で200万程度」
工賃等を含めれば300万円前後になるでしょう。
しかしながら、具体的な内訳はさすがにありません。
というわけで、まず部品の内訳を載せてみます。
合計で165万円。これはあくまでも必要最低限の費用です。
(細かい金額は、「情報」として売っておられる方もいますのいで、わざと消してあります。)
これだけだとリテーナー等のショートパーツがありませんので、
取り付けに加工が必要ですし、インナーフェンダーも、バックカメラも
フロントのレインフォースやヘッドライトウォッシャー、エンジンルームカバー、
ボンネットの内側やダンパー、アンダーカバーetc・・・いろいろ足りません。
それらを加工せずに新品で追加していくと200万近くになりますし、
これに後期のホイールを加えれば余裕で200万円オーバーとなりますので注意が必要です。
では工賃ですが、こんな感じです。
25万円。しかしこれははっきり言って格安の部類に入ると思います。持ち込んだ中古パーツの補修、板金代込みです。
内訳を見ても標準の脱着・加工工賃しか取られてません。約30年の付き合いのある板金屋さんなので、
ある程度採算無視でやっていただけていると思いますし、
事前にオークションで前期→後期のマニュアルを落札し、ネットで情報を集めるだけ集め、
写真を含めきちんと整理してプリントして作業をお願いしています。
それでもいろいろ問題点があり、相談しながら進めていきました。
そのためかなりの時間が掛かってしまいました。
これを全く事前の準備なく行ったら、工賃は倍以上掛かると思いますし、
恐らくまともな板金屋さんは作業を拒否すると思われます。(利益が出ないので)
というわけで、実際に後期化に掛かる費用は、
部品代+工賃(30万~50万)+塗装代になります。
新品の場合、ボンネット、フロントフェンダー左右、トランクは塗装が必要になりますので、
40万前後掛かると見てよいでしょう。
もう一度まとめてみますと、
新品部品が200万円、工賃が40万円、塗装が40万。
+タイヤホイールで見事に300万円で後期仕様の出来上がります。
ちなみに私はほとんどの部品を中古で集め、部品代100万円+ショートパーツ+工賃・塗装代で合計186万円。
それに後期純正OPの19インチホイール+タイヤに変えたので合計201万円です。
しかしながら取り外したパーツを売却した代金が20万円(3連LEDヘッド、フロントグリル、ドアミラー)
になったので、181万円で後期化完成です。
サイドステップを後期にせず加工し、ミラーも前期+カバーで対応すれば、マイナス20万円程、
そしてエンジンルームをスカスカにしていいのならさらに5万円ほど節約でき、
バックカメラも前期流用ならマイナス4万円です。ホイールもそのままならマイナス15万。
さらにうまく中古の同色パーツが見つかれば塗装費用が20万円ほど節約になります。
計算上、うまくいいけば117万円万程度で後期化が可能だったと思われます。
それでも当初予定の100万円は無理でした。
ただ一度経験してますし、もう中古パーツの相場もわかります。
そして新型LSの発表で後期パーツも値段が下がっています。
前期後期共通カラーのLSならば、100万円で出来るかもしれません。
一番効率的なのは「後期仕様」を安く買うことだと思いますが、やはり自分の車を変えたいですよね。
興味のある方はチャレンジしてはいかがでしょうか?
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Posted at
2017/01/15 20:42:20