
「いつかはクラウン」というキャッチコピーがありまして、
当時はまだ若かった私は「何それ?」って感じで流しておりましたが、
10年ちょっと前、仕事関係で「ゼロクラウン」を運転する機会がありまして、
「え、これがクラウン!」と驚いたことがありました。
あまりにイメージしていたものと違っていたので・・・。
早速実家の父親の150型をゼロクラウンの3.5アスリートに買い換えました。
それだけでは飽き足らず、自分も3.5アスリートを買ってしまうことになります。
さて私のように運転歴が20年とか30年とか経ってくると、
誰もがそうだと思うんですがある「誤解」をしてしまいます。
まず、「自分は運転がうまい」と思ってしまうことと、「覆面パトカーは見分けられる」と思ってしまうことです。
運転歴が長ければそれだけ車の扱いには慣れるでしょうが、
それ以上に反射神経の衰えと視野の狭さの進行が凄いです。毎日運転していると全く自覚がないんですが・・・。
そして覆面パト。
運転経験が多いほど覆面パトに捕獲されている場面を目撃します。
連休やGWの高速ではホント良く捕まってます。
覆面パトカーの見分け方は、昔からカー雑誌では特集されていたり、今ではネットでも簡単に情報が出ます。
車両はクラウン系、色は地味系、室内のバックミラーが二つ付いているとか、
緊急サイレン用に天井が厚いとか、二人乗りとかetc。
そーするとですね、「なぜか自分は捕まらない」と思い込んでしまうんですよ。
さて昨日、洗車してご機嫌だったのでちょっと遠出して買い物に行きました。
その帰り道、北九州都市高速を走行中。まだよく知らない道なので左をゆっくりと走っておりまして、
ちょっと右側が空いたので車線変更をすると、前の車が200型クラウンでした。
この時点では、全くの偶然なので覆面パトカーであることを警戒しておらず、普通に追走しておりました。
トンネルに入るとクラウンは左車線に寄りました。
その後前がつかえたのでまた追い越し車線に戻ってきました。きちんとウインカーを付けて。
この時点で普通は気づくんですが、まだ気づかずに「えらいマナーのいいクラウンだなー。あくまでも追い越し車線は追い越し用。通常の走行は走行車線。私も見習わないと」とか思っていましたが、
あれ、「クラウンのシルバーでロイヤル仕様、教習読本運転。」
ようやく気付きました。これは覆面パトカーの可能性が高いと。
制限速度は60キロ、メータ読みで80km出てますが、実測だとまだ捕まる速度ではないです。
しかしながら前のクラウンがどんどん加速していきます。
これは前の車はちょっとまずいなーって思っていると、やはり赤橙が・・。
ところがですね、前の車はパニックになったのか、止まるどころか加速していきまして・・・。
ほんのちょっとですが「カーチェイス」なるものを目の当たりにすることになりました。
多くの方も一緒だと思うのですが、自分の所有車って街を走っていてもつい目が行ってしまいますよね。どんな人が乗っているんだとか、グレードがどうだとか、ホイールがとかエアロがとか。
さらにその車の新型とかも自然と目が行くようになっていきます。
なので今でもゼロクラウンや後継の200型とか210型とかを追ってしまいます。
それでもギリギリで気づくレベル。
これが以前にクラウンに乗っていなかったら普通に抜いて捕まってたと思います。
罰金18000円助かりました。
運転技術や覆面パトカー見破りのうぬぼれはほどほどにしましょう。
Posted at 2018/07/16 11:19:33 | |
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