110,799km ヘッドライト曇り修理２

前回は、ヘッドライトを外さずに見える範囲をコーキングました。最初は問題ないように見えたものの、寒くなり、雨の中を走行したところ無事再発しました。

そこで、今回はヘッドライトを取り外し、一周しっかりとシリコンコーキングをして完治を目指します。

バンパーを外します。
1. ボンネットを開けて、ゴムモールを外したら、見える範囲のボルトを外す（8mmソケット、T25？）
2. フェンダーライナーを外す
3. アンダーカバーのボルトを外す
4. フェンダーとバンパーのボルトを外す
5. ヘッドライトやフェンダーに養生をする
6. フォグのコネクタを外す。
7. 上部の引っ掛かりを上に持ち上げて外し、丁寧に手前に引っ張る
8. 中央部のコネクタを外す

バンパーを外す部分は、2人で作業した方がいいです。

ヘッドライトを外します
1. タイヤハウスから覗き込み、ヘッドライトを固定しているボルトを４つほど外す（10mmソケットと、T25?）
2. ボンネット側から、天面のボルトを外す
3. 丁寧に手前に引くと外れる

ここまでで1時間。

※タイヤハウスから覗いた時のボルトは、長穴になっているため、後程取り付ける時には、バンパーとのクリアランスを見ながら調整するものと思われる

寒いので家の中に持ち込み、20℃の中乾燥させます。乾燥を早めるために、蓋を開けて、穴のキャップを2箇所外します。

シリコーン剤の乾燥時間が5時間かかるので、乾燥を待たずにシーリングしていきます。

養生して、流し込み、串で押し込み、流し込み、串で押し込み、最後は仕上げにヘラでレベルを揃えます。乾く前に養生を剥がす。これをヘッドライト一周分やって終わり。

ここまでで、1時間半。

※1 リペアキットには、白いキャップと中のフィルタが同梱されているらしいです。フィルタが詰まり、湿気が出せない場合があるそうです。詰まりを確認しましたが、特に問題なく、一応エアダスターを吹いておきました。私のケースは、ブチルの劣化だけかなと思います。
※2 ヒートガンや、ドライヤーを使い急速に乾燥させると、内側に水の跡がつき取れなくなります。あくまで、常温でじっくり乾かすのが大事です。

サーキュレータを当てて、１日目は終了。

使用したのは、浴室タイルにバスボンドQ ブラック　50mlです。選んだ理由は、シリコンであれば、長期にわたって弾力を保持するので振動のある環境でヒビが入り辛い。耐候性は、住宅用の外壁にも使われ言わずもがな。温度は、150℃までならOK。

商品は、コーキングガンを買いたくなかったため、チューブタイプを選びました。

後から、ホルツ　すき間シール剤　748円を見つけて、こちらの方がクリアで良かったなと思ってます。

2日目の朝、リークチェックをし、漏れがないことを確認。やり方は、石鹸水を吹き掛けて、穴からエアダスターで空気を送り込みます。漏れていたら、プクプクとなるはずです。

それでは、クルマへ取付。

取付完了。経過観察して、この整備手帳を更新していきます。
2日目は片付けまで含めて3時間。
前日と合わせて4時間半で、乾燥時間は5時間でした。

余談ですが、ちゃっかりアルミテープチューンしておきました。

1. ヘッドライト裏　右だけ
2. バンパー裏　左右
3. タイヤカーテンのダクト　左右
4. フェンダーライナーの内側　左右

2/4 洗車しても曇りなし
2/5 朝の冷え込み、雨が降っても曇りなし
2/10 雪が降っても曇りなし。完治かな。

光軸が上にずれていたので、六角レンチ6mmを差し込み、2回転ほど右回しして下げておきました。
ユニット本体が上に向いて取付してしまったのか、作業途中に動いてしまったのか分かりませんが。