プラグホール崩壊、最終章

2番をヘリサート、1番をヘリサート　ときて、プラグホール崩壊問題は決着したかに見えたが、まーた2番が駄目になった。

初めてやったヘリサートがうまく行ってない可能性もあるが、根本的に右のヘッドの品質には何か問題があるようだ。

これはもう完全に直す必要がある！
エンジン下ろすのやだもん！
けどもうヘリサートはできないぞ！どうするんだ！
シリンダーヘッドなんて買う金ないぞ！！！！

バッラーバラーに散らばるぅ～！
エンジン。


とにかくVWのエンジンは整備性が悪い！

ナットが変な場所にあって関係ないいろんな物を外す必要がある。
インマニはずしたいだけなのに。

インマニをはずすには導風板を外す必要があり

導風板を外すにはファンカバーをずらす必要があり

ファンカバーをずらすにはオルタを外す必要があり

オルタを外すにはキャブを外す必要があって

キャブを外すにはえーっと・・・

とにかくもう二度とやりたくない。
アメ車ならこんなもん車載でできるっつの。

キャブのナットもトリッキーなはずし方で泣きながら外す必要があるし。

取り出したるは凶悪な拷問器具

で、写真にある16mmのドリルがとにかく手に入らない。
（まあ4万とか出せばあるんだけど）

Amazonで1000円ちょいだったんだけど、中国直送で届くまで半月かかった。

その間キャデラックは爆発マフラーを直していて、家に車が2台あるのに2台動かないという脅威の粗大ゴミ期間を記録。

待望の尻穴拷問器具で下穴をあけた後、
M18のタップを掛ける

ここで失敗したらゲームオーバーなので慎重に。

中央がM18→M14変換アダプタ
古いハーレーだかなんかのM18プラグホールの車種に、一般的なM14のプラグが使えようにするもんらしい。

こいつもはるばるUKから注文

これとロングリーチプラグで修理をしようという作戦。

アダプタの六角部分は邪魔になるのでカット。
抜け防止にシールテープを巻いて、いらないプラグをつかって共占めして、プラグだけ抜くと・・・

はい！このとおり！！！

産業廃棄物をかき集め作業。

まずはプラグをつけず3気筒のままエンジンスタート
中に落ちたカスをプラグホールから吹き飛ばす。

次にロングリーチプラグをつけて・・・Go!


よし完璧だ！いける！いけるぞ！！！
今回も安く直せた。

もう、壊れないでね、頼むから。