ミッションの分解点検続き
1
トランスミッションの分解点検の続きです。
5速のカウンター側のギヤーです。
キーの納まる溝は意外に綺麗な形を保って居る様に見えます。
ギヤーの真ん中の物が金属疲労で破損したキーの破片です。
5速に入れてニュトラル状態でしたので、キーが機能しなく成った事により、カウンターシャフトとギヤーの間は空転して居た事に成るので、シャフトとギヤーの嵌合は摩耗して少し緩く成って居る可能性が高い様に感じます。
キーだけで又組み直すと、キーの小さなパーツと、50ミリのカシメナットと、ワッシャーで締め上げて挟んだ圧力のみで、5速で走行した力を支えなくては成らず、ナットを外したら5速ギヤーはキーが機能してない為に、手で回して回転してしまいましたから、嵌め合いがきつく組み上がっていれば、回され様とする力に抵抗力が出ると思いますから、嵌め合いが弱いと、加速、減速等で、キーに右、左とキーに衝撃が掛かる事になるので、長くは持たない様に思ってしまいます。
中古で用意したミッションからカウンターシャフトを外して、実際嵌め合いの感じがどうなのか外して診てみるつもりです。
2
カウンターシャフトから5速ギヤーを外す時に使ったプーラーです。長いシャフト様の物です。
50ミリのカシメナットは、50ミリの大きなメガネレンチを買って外しましたが、新しいカシメナットを締め付けする時にトルクレンチで締め上げが出来ないのですが、このカウンターシャフト、中にももう一つシャフトが入って居る形に成っていて、27ミリのカシメナットを外して、シャフトを抜けば50ミリのソケットを購入すればトルクレンチを使って締め上げ出来るのかも知れません。
他にも、ベアリングや、他のギヤーの組み付けは油圧プレスを使って圧入する様です。
続く・・・( ͡°ᴥ ͡° ʋ)
3
༼;´༎ຶ ༎ຶ༽やらかしました・・・
手前のベアリングを抜く為に、4速のギヤーにプーラーを引っ掛けて引き抜こうとしたら、ギヤーの歯が欠けてしまいました。
ゴミかと思って良く見たら、欠けしまったいました・・・
ギヤーの歯はもろく、こんなに簡単に欠るとは考えもしなかった・・・
素人の整備の浅墓さ・・・
欠けたパーツがメーカーから出れば良いのですが、出ない場合は、中古ミッションの3、4、5速のギヤーを差し替えして組み換えしなきゃならなく、メインシャフトもギヤーを差し替えしたりしないと成らなく成ってしまいました。中古のミッションの欠けは2速のメインシャフトのギヤーなので、上手く組み換え出来れば何とか成るとは考えてますが、メインシャフトのスプラインの形状が違えば組み換えは出来なくミッションを又買い直すしか無い様です。
ミッションのギヤー比も、組み換えする事で、何が何だか解らない仕様に成ってしまいます・・・
ギヤーの欠けが怖いので、更にSSTを購入しないと、先にはすすめなさそうです。
4
前回の失敗から、スバルのSSTを購入
インストローラーとストッパーです。
インストローラーはただのパイプの形をしてますが、ストッパーはスプラインが二段に切って有り、カウンターシャフトを分解組み付けする為には、必要に成るSSTに成るかと思います。
何故かと言うと、カウンターシャフトは、2段に成って居るスプラインが、それぞれに独立して回転していて、分解する為に取り付けナットを緩める為には、反対側のフロントデフのピニオンギアを抑え込むしかなく、デフのピニオンギアに萬力等で、抑え込むには、ギアの欠けとか又かりかねないので、このスプラインの切って有るSSTで、それぞれ回転してしまうカウンターシャフトを回転しない様に回転をロックさせる事が出来ます。
このSST有る事で、無理な方法で、ピニオンギヤを押さえたり、スプラインを万力で挟んで回転を抑えなくて済みます。
そして、前回ギヤーの欠けでやらかしたギヤーはメーカー製造終了との事で、中古品を使うしか無い様です。
元から駄目だったキーは出る様にですが、シャフトや、ギヤーの空回りした事で摩耗して痩せてしまって居るので、再使用は出来ないので、これも中古品に変えなきゃ駄目なので、買った中古ミッションのニコイチで組み上げるしか無い事になりました。
ギヤーの分解には、油圧プレスでやらないと抜き差しが出来ないし、スバルのミッションはちょっとやりたく無いミッションの作りに成ってます。
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