松本城

城って、「白い」お城と「黒い」お城がありますよね。

なぜ、違いがあるのか。

豊臣秀吉の築いた大阪城天守閣が「黒漆の板張り」で当時の有力大名がこれを手本に
したからなんだそうな。

関ヶ原の戦いの後、新たに防火に優れた燃えにくい「白漆喰の壁」の技術が開発され、
徳川家はこれを奨励したため、その後は白い城が多く築かれたんだそうな。

なので、おおむね
「黒い城＝豊臣系」つまり古い様式の城、
「白い城＝徳川系」つまり新しい様式の城。

という風に考えられているそうな。

しかし「系」と言っても、豊臣方、徳川方で白黒分かれているのではなく、
前述のように燃えにくい白漆喰が定着というか普及してきたのが、
ちょうど「家康が天下をとった頃」ということが重なっているようです。



ちなみに松本城、戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、
現存する五重六階天守の中では日本最古の国宝の城です。

PS.国宝の城は４つ…松本城・犬山城・彦根城は・姫路城




ゴールデンウィーク、お盆期間等の繁忙期は大変混雑するらしく、
状況に応じて安全確保のため入城制限を実施しているようです。

（訪れた時は運良く！？３０分程度の待ち時間で済みましたが）



天守内観覧は階段を昇っていく手段しかなく、しかも狭く急な階段が続くので。注意というか覚悟
が必要です（苦笑）
（階段の数　約140段、階段の最大斜度　約61度）


近く（徒歩圏内）には、近代教育の発祥地【旧開智学校】もありますので、併せて行かれてみてはいかがでしょうか？　詳細はコチラ↓↓↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/877503/spot/736635/



住所: 長野県松本市丸の内4番1号