目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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110040kmにて。
北海道に来て以来、融雪剤による下回りの錆が想像以上のペースで進行することに気づき、良い対応策が無いか、ずっと探していました。車検ごとに、ディーラーや整備工場でのコーティングも施工してもらっていたのですが、効果は一時的かつ部分的で、車の下に潜り込むたびに、錆が酷くなっているのを見て、落胆していました。
このままではまずいと思い、本格的に専門店を探したところ、安心してお任せできそうなお店を市内で発見し、今回、ついにコーティングを施工してもらうことができました。
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そのお店とは、「ベストカーズ札幌」さん(HPのURLは関連情報に)。錆止め・錆防止塗装で検索してヒットしたHPの中で、断トツに分かりやすく施工方法やその効果などを説明されており、施工例を全て動画とわかりやすい解説付きの写真でアップされていたことから、信頼できると確信し、お願いすることにしました。
こちらで扱っているのは、「ノックスドール」という防錆剤。スウェーデンで開発された防錆剤で、ボルボなどのメーカーで純正採用されているもの。
ノックスドールには、大きく2タイプ(オイル系の1600とワックス系の300)があるのですが、今回は元々塗布されていた防錆材がワックス系だったこともあり、300をメインに施工することに。
300は、非乾燥タイプなので、物理的な強さは1600に譲るものの、浮いた錆と一緒に剥離しにくく、細部まで入り込みやすい(保護効果が高い)のがメリットとのこと。
幾つかあるコースのうち、今回はできるだけ長く乗り続けたい、ということで「ノックスドールプレミアム」での施工をお願いすることに。施工には、約1週間ほどかかるとのことでしたが、結局5日間で仕上げていただきました。
手順としては、まず錆が出ている場所を中心に浸透性防錆剤(ノックスドール700)を塗布した後、300でコーティングする流れだったようです。
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300には、黒色と半透明なタイプとがあるのですが、DIYでの作業時の汚れや、パーツの状態チェックを考えて、今回は半透明なタイプを選択。お陰で、STIな足回りの色はほぼそのまま見られることになりました。
300は、そのものが完全硬化することは無いのですが、砂や土等がワックスに付着することで、半年ほどで表面はかなり安定するとのこと。ひとまずそれまでは、なるべく雪等で強く擦らないように気をつけたいと思います(接触したとしても、すぐに完全に剥がれてしまうことは無いとのことでしたが)。
ちなみに、錆の現状としては、「年式なり」に錆びており、フロントパイプとセンターパイプの接合部のボルトが完全に固着していて外れなかったとのこと💦また、燃料パイプの錆が相当進んでいるとのことでした。
次のマフラー交換時(センターパイプ交換時)は、DIYは難しそうです…。
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というわけで、これでようやく、当面は下回りの錆の心配をせずに済みそうです。
なお、注意点としては、高圧水での洗浄はワックスが飛んでしまうため、至近距離での洗浄はしないようにこと。汚れを落としたい時は、通常のホースで水をかけるか、高圧洗浄機でも距離をあけてやれば、問題ないとのことでした。
耐久性については、今後シーズン毎に状態を確認しながら、検証したいと思います。
今回の費用:
・ノックスドールプレミアム施工: 79800円
・下回りパネル脱着: 4400円
・センターパイプガスケット: 1200円(54円値引き)
総額: 85400円
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こちらは、施工後、雨の中を走った後の足回り(フロント)の状態。
防錆剤が半透明なので、下地の色が見えています。
今後、乾いた状態でダートなどを走ると、土埃などが付着し、だんだんと見えなくなっていくとのこと。とはいえ、錆びないのが1番!
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4年半で錆びきってしまった、先代のProvaスプリング(写真はリア)。元々は、鮮やかなブルーでした😱
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ビルシュタインのダンパーも、5年半でボロボロになってしまったのでした…。おそるべし、北海道の塩カル😭
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