目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
今回思うところあってステアリングを交換することにしました。今までも交換しなかった事はないのですが、嫁さんがいつかは運転するというのでずっと純正で我慢してきたのですが、もういよいよ運転しないな・・・と(ズコー
だったらATじゃなくてMTを買ったのに。とほほ。
と、今更な話をしても仕方ないので、だったらステアリング交換しちゃえーい。
散々悩みましたが、今回選んだのはNARDI。しかも75thアニバーサリーのKallista Leather 35ですよ。パガーニ・ゾンダの純正ステアリングとして開発されたアレと同じステアリングですよ。気分はスーパーカー。
あの戦闘機のようなイカれたエキゾーストノートが聞こえてくるような・・・(いや聞こえない)
2
社外ステアリング用のボス(高すぎ)の説明書に書いてある通り分解します。もうここは悩むところは何にも無いくらい楽チンです。
バッテリーのマイナスを外したら、純正ステアリングの下部に開いている穴に棒(私はトルクスレンチを使用)を差し込んで強めに押し込むとエアバッグユニットが外れます。
ユニットを外したらハーネスも全て抜き取り、16ミリのボルトを外せば純正ステアリングが外れます。
3
ワークスベルのボスに付属している「エアバッグキャンセラー」を取り付けるのですが、これがまたチャチな・・・。ハーネスをエアバッグコネクタに1本ずつ差し込むというのですが、ちょっと個人的に心許無い(左)。
ので、純正のコネクタを流用してキャンセラー用のコネクタを作成して取り付けました(右)。ハーネスの接合はギボシを加工してカシメています。
元に戻すときはどうするのか?という話は考えていません。必要があればまた繋ぎ直せばいいし。そんなモンです。
4
因みにキャンセラー(というタダのハーネス)の中身はループ部分に抵抗が入っているのですが、ループ部とは別にハーネスの途中にも抵抗が入っていました。3.0Ωでしょうか?
しかし何でわざわざループ部分の抵抗と別に抵抗を噛ませているのか謎です。足りなかったから後付した、なんて話かも知れませんが。だとしたらさすが外人。
5
エアバッグキャンセラー、ホーン用のハーネスを取り付けてボスの中に収めたらトルクレンチでボスを固定します。
説明書には4.0~5.0kg位で、なんてアバウトに書いてあったのですが、5.0で締めたら捻じ切れそうな位に固かったので4.0kgで締めました。ここで捻じ切れたら目も当てられませんし。
6
金属のボスが丸見えも格好いいかな?とも思ったのですが、残念ながらスポーツカーではないですし、ここは大人しく(?)ボスカバーを取り付け。カバーの残念質感はお約束。
7
さて、いざNARDIのロゴが入ったホーンを取り付けるぞ。となったところに罠が。
Kallistaに付いてきたホーン、このボスの穴に入らないんですよ。どしー。こりゃ困った。
という訳でホーンのガワ(黒い樹脂部分)のボスに当たる部分をカッターでチマチマカットして現物合わせ。何でしょうこの作業。一気に手作り感あふれる作業になりましたが、まぁ外国製なんてこんなもんなんでしょう。
8
そしてステアリング取り付けにて完成。
いや、これは格好いいですよ。Dシェイプは初めて使用しましたが、違和感があるかも、という心配も杞憂でした。むしろDカット部分が乗り降りしやすく、ステアリングの位置も一番下まで下げられてとても良いです。
当初MOMOかISOTTAか、と悩みましたが今回はNARDIで正解でした。若干ラグジュアリーさも欲しかったので個人的にはベストマッチと思います。握りもNARDIにしては太め、レザーのシットリ感も非常に良いです。
ステアリング径も少しだけ小さくなったので運転もしやすくなって満足です。本当はもう少し小さいと更に良かったのですが・・・。まぁ、それはまた違う機会にでも。
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