かめっち＠みんカラのブログ一覧

アンプ視聴会の時に、MCカートリッジ Denon DL-103が欲しい言う話しをしたら、怪しいおじさんが自宅から持って来てくれました。
ツゲの豪華シェル、WEのレアなリード線の贅沢な組み合わせ。


譲って貰うのはカートリッジ本体のみなので、我が家で使ってなかったビクターのシェルに付けて早速視聴。


おニューではありますが、1964年に発売になったド定番のカートリッジです。
NHKがFMを開局するにあたりオルトフォンSPUを使う予定だったけど、当時の規約で国産じゃないと駄目って事で、デノン（当時はコロンビアかな）と共同開発したと言う経緯があります。

聴いて見ると可もなく不可もなくワクワク感がありませんでした。

そこでストレートアームに変えてみる事に。




針圧は2.5g。随分かけますね〜。


これで変化あり。
スッキリした音になりました。


MCカートリッジは出力が弱いので昇圧トランスが必要なので、トランス内蔵のAU-D907で聴いて来ましたが、真空管アンプでも聴きたくなりました。
そこでオクでポチッと。
ほぼDL-103専用として作られた昇圧トランスです。


これで、昇圧トランスからフォノイコライザー、ラインアンプを介して真空管アンプに繋ぐ事が出来ます。


結果、低音が豊かになりました。
しかし、やはりアンプの力不足を感じてしまいました（涙

色々試した結果、ラインアンプを使わずにサンスイアンプで聴くのがベスト！となりました。
聴き疲れしないけど、繊細で力強い音だと感じてます。

真空管アンプはCD専用になりそうです（笑）