企画倒れにならないよう早めの更新。
今回は、前回予告したとおり
可撓式(「かとうしき」と読むらしいです)ドアミラーについてご紹介します。
よくある頭文字D仕様にしようとするならば、必須アイテムの一つです。
IMAG0210 posted by
(C)イワマン二等兵
この写真撮影のために阪神タイガース仕様(汚れによる縦縞模様のこと)になっていたのを
わざわざ洗車したのは内緒なんDA!
以前は法律でフェンダーミラーしか認可されていなかったのが解禁され、
ハチロクはそれにいち早く対応しドアミラーを標準装備としました。
なお、オプションでフェンダーミラーを選択することも可能でした。
わざわざデザイン的に劣るフェンダーミラーにする人は少なかったそうなので、かなり希少です。
ちなみにこのドアミラー、KP61スターレットの後期型のドアミラーと共通らしいです。
私が知らないだけで、他にも共通車種がありそうですね。
同世代のカローラ・スプリンターとか怪しいかも。
さて、
「『可倒式』なら聞いたことがあるが、『可撓式』とはなんぞ?」
と思われる方もおられると思うので詳しく説明しますと、
ミラーの内側にスプリングが内蔵されており、倒しても自動的に戻るという仕様になっております。
百聞は一見に如かず。下の動画をご覧下さい。
ご覧のように、倒してる最中にギチギチとスプリングが伸びる音がし、
手を離すと勢いよく元の位置に戻ります。
ちなみに戻るとき盛大に何かが飛び散ってますが、どこかが破損したわけではなく、ただの水です。
洗車した直後だからNE!
あと、あまりこれをやりすぎるとスプリングが飛んでいく恐れがあるそうなので、
無意味にやることはあまりおすすめしません。
当時の走り屋さんは、これをわざと電柱等にぶつけて車両感覚を鍛えたとかそうでないとか。
加筆:また、峠や競技などで「ぶつけても戻ってくる」という利点を活かして
Ⅰ型ミラーを使ってる方も結構おられるようです。
GT-APEXでは、3ドア・2ドア共に標準装備の、
ステアリングコラム左脇にある下記画像のスイッチでミラーの角度をリモコンで調整できます。
IMAG0207 posted by
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バブリーな装備。
細かい話をすると、前期のレビン SE・ライム、トレノ SE・XLリセでは、
ドアミラーの内装側にある三角形のカバーのところにレバーがついており、
車内から角度の調整が行えたようです。
手持ちのカタログ資料によると、上記グレードも
後期Ⅲ型からは電動になったようです。
(ひょっとしたらⅡ型からかも。Ⅱ型のカタログ資料は持っていないのでわかりません)
訂正:ひょっとしなくてもⅡ型からでした。ECMQFさん、ご指摘ありがとうございます。
IMAG0209 posted by
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長方形に溝が彫ってあるところにレバーが付くみたいです。
GTV・GT・GL(レビン)・XL(トレノ)はミラーを直接手押しでの調整
かな?
オーナーの方、間違ってたらご指摘お願いします。
加筆:以上の記述であっているそうです。ECMQFさん、重ねてご指摘ありがとうございます。
ハチロクにはマイナーチェンジにより前期Ⅰ・Ⅱ型、後期Ⅲ型の3種類がありますが、
ミラーもそれぞれ違い、3種類あります。
以下、写真が撮れないので、CGで再現した各型のミラーのイメージ画像。
Ⅱ型ミラー(イメージ)
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Ⅰ型ミラーにあった溝がなくなり、丸みを帯びて表面がツルツルしているのが特徴。
Ⅲ型ミラー(イメージ)
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Ⅱ型と基本的な形は変わらず、表面が少しザラザラしている。
こちらのふたつのミラーは、倒すとそのままになる「可倒式」です。
さて、余談になりますが、イワマン二等兵は前期Ⅰ型レビンに固執しているため、
可撓式ミラーも重要なチャームポイントのひとつです。
以上、Ⅰ型可撓式ミラーのご紹介でした。
次はエアロダイナミックグリルにしようかな?
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Posted at
2013/08/05 17:22:13