今回は1987年製のバンダイ 1/43 Be-1
メタル製の組み立てキット
ボディの色はパンプキンレッド
どの様な経緯で手に入れたか定かではありませんが懐かしいのでアップしました。
実車も流石に生産されて26年が経過して、最近ではほとんど見かけなくなりました。
Be-1とは ウィキペディアより出典
1980年代前半、ホンダ・シティが人気を得ており、日産自動車では自社の小型車マーチを用いての対抗企画を検討していた。本来は「新型マーチ」の企画であった。提案された4案のモデルの内、コンセプター坂井直樹が関わったB-1案モデルが日産社員へのアンケート調査で高く評価され、その試作車が1985年の東京モーターショーに出展され、同ショーでの好評を受けて市販化が決定した。
1987年1月、パンプキンイエロー、ハイドレインジアブルー、トマトレッド、オニオンホワイトの4色のラインナップ、限定10,000台という設定で販売が開始、発売されるや約2カ月で予約完了する好評を得、月産400台の生産計画が600台に増強された。
Be-1のフロント及びリア・エプロン部(バンパーとナンバープレートが取り付けられている部分)、フロントフェンダーの材質には、世界で初めて米国GE社と共同開発したフレックスパネル(Flex Panel)が用いられていた。採用した理由は、フロント、リアが直立したデザインのため、小石などを跳ね上げ傷が付き錆が発生しやすくなると判断したためである。フレックスパネルの材料組成は、耐衝撃性の高い変性PPO(ポリフェニレンオキサイド)と耐熱性の高いPA(ポリアミド、通称ナイロン)などから成り、両者の優れた特性をあわせ持つ熱可塑性樹脂であり、以下のような特徴を持っていた。
形状自由度が高い 射出成形により成形されるため、ヘッドランプ周りなど鋼板では成形が困難な部位も成形できた。 塗装品質が良い 耐熱性に優れ、鋼板と同時に140 - 160度で焼き付け塗装ができるため、経時変化による退色の差もなく、長期間にわたる高品質な塗膜の維持や鋼板と同等の塗装の鮮映さを確保できた。 耐衝撃性に優れる 従来の塗料はパネル変形時の伸びに追従できず亀裂を生じたが、フレックスパネル用の特殊なプライマを採用し、材料の持つ高耐衝撃性を活かすことができた。軽微な衝突ならば容易に復元するものだった。
その他にもCピラー外装部分にはABS樹脂が使われ、エンジンフードやドアパネルにはデュラスチールを採用したりと、今までにないデザインを実現するために様々な新素材が採用された。
生産は委託生産により1986年から高田工業戸塚工場において行われ、その製作は半ば手作業であったという。
Posted at 2013/03/30 06:40:22 | |
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