• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

おさるのジョージのブログ一覧

2024年05月02日 イイね!

連休後半前には間に合いました。

連休後半前には間に合いました。4月頭からオイル漏れが酷かったのでこの際だからとエンジンのフルオーバーホールの作業を始めたヨンフォアもなんとか連休後半前には作業が完了して今日試運転まで漕ぎ着けました。新車発売から半世紀50年前のエンジンと言う事もありどこまでパーツが揃うか一抹の不安もあったけれど純正部品をはじめリプロの部品を使用する事でほぼほぼ部品を揃える事は出来ました。





以前何処かでオーバーホールなのかチューニング❓された形跡のあるこのエンジン、強化カムチェーンが組まれたり、





コンロッドが磨かれ軽量化されたり加工カムが組まれていたりしてはいるもののNo.1のコンロッドだけが前後逆に組まれていたりシリンダヘッド下面やシリンダ上面が腐食して合わせ面がかなり荒れているなど不安材料も盛り沢山のだったけれどシリンダヘッドとシリンダは内燃機屋さんでバルブのすり合わせを含め面研をお願いして修正を行いました。





カウンターギヤとブッシュも完全なオーバートルクで締め付けられていたにも関わらず何故かブッシュが空回りしてブッシュとギヤが段付き摩耗していたので部品が廃盤の為締め代を確認した上で段付きを研磨で修正しました。





その他にもクラッチダンパーも純正部品では設定がないもののリプロでダンパーラバーが入手出来るので本来は非分解のリベットのカシメを外して交換しました。





同様にメインシャフトのアンギュラベアリングも部品の設定は無いけれどリプロでベアリングが入手出来るの交換しました。このベアリングをプレスで抜かないとベアリングカラーの内側にあるOリングが交換できずメインシャフトからのオイル漏れの原因になるのでここのOリングは腰下をバラしたら必ず交換したいポイントです。ベアリングの型番で調べると外径、内径、巾は規格品であるものの位置決めの溝が掘られていない為カタログ品番の物は使用出来ませんでした。
ただ、リプロのベアリングの型番から検索すると他メーカーの純正部品として設定が有る事は判明しました。ここは本家ホンダさんにも部品設定をお願いしたいところです。





腰下は各部の寸法を測定してコンロッド、クランクメタルは全て新品のメタルを使用してメタル合わせとオイル穴の面取り修正、オイルクリアランスの確認も済ませてました。





エンジンもなんとか組み上がり昨日バルブクリアランスなどの細かい調整を済ませてエンジンを載せる事が出来、本日無事に試運転まで漕ぎ着けました。
キャブの同調をとってキャブセッティングを済ませて試運転をした時の第一印象がクラッチハブの段付きを修正した効果からかクラッチの切れと繋がりもスムーズなのと、シリンダとシリンダヘッドの面研で圧縮比が少し高くなったせいかオーバーホール前よりトルクフルになった様に感じました。合わせて摩耗していたシフトドラムセンターを交換したのでシフトの入りも今車の様な気持ちの良い感じになりました。





明日の連休後半から慣らしを行い連休明けには最終チェックを行う予定です。





Posted at 2024/05/02 22:03:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年04月29日 イイね!

もう少しで完成。

もう少しで完成。自身が高校生の時に発売されたCB400Fのエンジンフルオーバーホールも完成までもう少しのところまできました。全バラからの各部の測定やメタル合わせ、廃盤のギヤは砲金のブッシュを入れ替えたり、段つき摩耗したギヤブッシュも旋盤で修正加工しました。この頃のホンダ系のエンジンの泣き所のプライマリーチェーンやダンパー、クラッチダンパー、カムチェーンなどの部品が入手出来る消耗品は全て交換しました。





クランクケースやシリンダ、シリンダヘッドなどはウエットブラストとバレル研磨やガンコートで仕上げました。あとはバルブクリアランスを調整して明日にはエンジンを載せる予定なので5月のイベントにはなんとか間に合わせる事が出来そうです。

Posted at 2024/04/29 21:35:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年01月18日 イイね!

思っていた以上に酷かった。

思っていた以上に酷かった。昨年末にスリーシーズン目のスタッドレスに履き替えてからジャダーが尋常じゃないくらいに酷くなり色々点検した結果キングピンベアリングにガタが有る事が確認できキングピンベアリング交換に合わせてナックル廻りのオーバーホールする事に。



年明けから色々と部品を手配してカプチーノの車検が終わったタイミングで作業に取りかかりました。



ナックルシールを外すと中から水がタラりと〜💦



左右共にアッパー側のキングピンベアリングがお亡くなりになっていました。
特に左側が酷かった。
ハンドルを切った時に時々異音がしたのもこれが原因でした。
ロワー側はグリスが溜まるので水が入ってもそれ程酷くはなかったけれどキングピン含めてベアリングも全部交換となりました。
向かって右から右アッパー、右ロワー、左アッパー、
左ロワーのベアリングの状態です。左アッパーはベアリングのリテーナーが破損してローラーがバラバラになる寸前でした。



右側が取り外したナックルシール。
インナーリテーナーとナックルシールの間がサビていました。おそらくインナーリテーナーとアウターリテーナーの切り欠き部から水が侵入している模様。左側がJB64用のナックルシールでアウターリテーナーの内側にフェルトシールが追加されナックルシールの合わせ面にもリプが追加されていました。JB23用の対策品もフェルトシールが追加されてアウターリテーナーは切り欠きが1ヶ所のタイプだけれどもスズキのDラーではJB64用を使用しているとの事なので2分割のJB64用を使用しました。切り欠きが増えた事による不安も無きにしもあらずですが。



今回使用したJB64用のナックルシール。



元通りに組み付けナックルシールを組み付ける前にナックルの形状を確認するとナックル上下のキングピンベアリングが入る部分のインナーリテーナーとの合わせ面が小さい事が気になります。この形状だとインナーリテーナーの切り欠き部の半分はナックルと接触していなくて隙間があり切り欠き部から水がナックルの中に入っても不思議じゃないしアウターリテーナーの切り欠き部と同じ位置に切り欠き部が重なるとさらに水の侵入のリスクは高くなりますね。これは組み付け時にインナーリテーナーの切り欠きを少しずらして組み付けた方が良さそうです。出来れば設計上の都合もあるけれどもう一回りナックルを大きくしてリテーナーとの合わせ面が大きくなった方がシール性が向上すると思うのは自分だけ?こうなると切り欠きを含め構造的に問題も無くは無いと感じます。おそらく普通の街乗りでも3〜4年、3万km〜4万kmでアッパー側のキングピンベアリングはガタが出ていたと思います。
新車から2回目の車検迄は半年毎の点検含めてオイル交換以外はDラーでメンテナンスしていたけれど何のアドバイスも無かったですね。因みに今回は新車から6年目で7.2万kmでこの有り様です。少なくても1年前には多少なりともキングピンベアリングにガタが出ていたと思うけどDラーでは見落としていたのかも。
車検場のラインでは強制的にハンドルを振られるのでユーザー車検なら発見出来た可能性もありですね。



元通りに組み付け完了。



タイヤをつけてジャキダウンする前にハンドルの遊びを調整してタイヤの上下を持ってキングピンのガタが無い事も確認しましたが



ギャボックスのロックナットはバンパーの隙間からメガネレンチを入れると作業がしやすいです。



ジャキダウンしてホイールナットとエアロッキングハブのボルトをトルクレンチで締め付け作業完了。
試運転の結果当然ながらジャダーの発生は無くなりました。



自分で作業すれば部品代はそれほどかからないのでこれからは2〜3年のサイクルでナックル廻りのオーバーホールは必要になりそうですね。今回色々と対策はしたのでその効果を確認する意味ても次回のオーバーホールの時が楽しみです。
今回の作業の詳細は後ほど整備手帳にアップする予定です。


Posted at 2024/01/18 21:45:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年01月15日 イイね!

カプチの車検が終わった後は休む間もなくジムニーのメンテに入ります。

カプチの車検が終わった後は休む間もなくジムニーのメンテに入ります。カプチーノの車検が終わった後はジムニーのナックルオーバーホールが待ってます。



カプチーノの車検自体は事前にタイヤ交換と足回りのボールジョイントブーツ交換、ラジエーターアッパーホースと水温計アダプターからのクーラントの滲みはWビートクランプのスリーブのサイズが合わない事で滲みが止まらなかったのでスリーブを10mm位カットして修正して完治させておいたので車検自体は何ら問題はありませんでした。又、昨年よりヘッドライトの検査基準が従来のハイビームの検査からロービームの検査に変わった点も社外のHIDバルプでもカットライン、光軸、光量についても特に問題はありませんでした。カプチーノの場合ロービームがプロジェクターランプの為プロジェクターのレンズの曇りによる光量不足が心配されますが今回の検査でも光量は充分にクリアしている事も検査記録で確認しました。
問題はジムニーの持病?とも言えるジャダーの対策の為のナックル周りのオーバーホールです。とりあえず今回はこれだけの部品を準備して作業を行います。作業内容は作業完了してジャダーが治った事を確認せてから整備手帳にアップする予定です。



過去に遡ってジムニーのジャダーが発生する様になったタイミングを思い出すと新車から3年目の冬にスタッドレスに履き替えた時に路面の繋ぎ目を拾った際に初めて少しジャダーを感じてその時はノーマルタイヤではほとんど気にならなかったのでタイヤのせいかと思い込んでいました。そして新車から6年目に入ってスタッドレスに履き替えた時に問題が発生しました。
ジャダーの出方が今までとは違い尋常では無い為色々と下廻りを点検し、半年前位からフロント足廻りから時々異音が発生していてその原因もジャダーと関係していると考えフロントをジャッキアップしてタイヤのガタの有無を確認すると特に左側のキングピンのガタが大きい事が確認できました。ブレーキを踏んでもガタに変化は無いのでハブベアリングにはガタでは無いと判断できます。おそらく3年から4年位で50000km位から少しずつガタが出始めていたと推測されますね。自分の場合、特にオフロードを走る事も無く川に入ったりもせずごくごく普通の使用状態でまさかキングピンにガタが出ているとは思ってもいませんでした。ネットで調べるとかなりの頻度でキングピンに水が入りキングピンベアリングにガタが出ている事は確認しています。ジムニー乗りにとっては当たり前的なトラブルらしいけれどそれであればディーラーでも車検時や走行距離に応じてナックル廻りのオーバーホールやメンテナンスの案内が有っても良さそうな物だと感じるのは自分だけでしょうか?この件については一歩間違えるとディーラーもクレームやリコールにつながりかねないのであえて案内をしていないのでは無いかと思いました。事実、部品をディーラーに頼みに行ってサービス担当者と話をさせてもらうと大体4年から5年くらいでナックル廻りのオーバーホールを行う事があるとの事でした。いずれにしてもネット上ではジャダー対策の部品が色々と出てはいますが根本的な部分を直してからで無いと意味は無いと思っています。メーカーもJB64ではステアリングダンパーが最初から装着されたりしてそれなりの対策はされてはいるので今回ディーラーから勧められた部品の中にはJB64用の部品もありました。これでジャダーが解消してくれる事を願っています。
Posted at 2024/01/15 17:49:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年08月18日 イイね!

空いた時間の気ままなレストア記。その6(完結編)

空いた時間の気ままなレストア記。その6(完結編)空いた時間の気ままなレストア記も最終章に。

フロント周りの外装の組み付けも終わって残りはサイドステップ周りを組み付けます。





後は細かい所の修正や調整作業を進めながら持ち込み車検に必要な書類関係のチェックも同時進行で進めます。あとは仮ナンバーを市役所に申請し試運転を兼ねてアライメント調整の為にタイヤショップに持ち込みました。





足回りはメンバーを含めて全バラしてボールジョイント交換やサードアートのベアリング関係、タイロットエンドも全て交換して組み直しをしたのでアライメントがどんな関係になっているか興味深々でした。
組み直しに際しては元々の組み付け寸法に合わせて初期セットをして組み付けたので結果としては4輪共にほぼほぼ基準値内に収まっていました。
元々R32の足周りはフロントはサイドスリップとピロテンションロッドに交換してあるのでキャスターの調整、リヤは同じくサイドスリップとアッパーアームのカムボルトでキャンバー調整と前後のスラストアングルの調整が出来るぐらいです。
メンバーをボディーに組み付ける際にはリジカラを入れているので一応センター出しを行なって組み付けました。
キャンバーに関しても車高のセット値によってもシビアに変化する事がモニターからも読み取れました。
キャンバーはフロントがマイナス1.35°、リヤがマイナス1.50°狙いで基準値内で車高を少し下げてあるので若干のネガティブキャンバーに調整しました。
サイドスリップも角度でマイナス1°に調整しました。(後でサイドスリップ測定したらマイナス2mmで車検ラインでもOKでした。)
作業時間も打ち合わせや治具のセットも含めて2時間もかかりませんでした。
ここまではお盆休み中に作業を済ませてお盆休み明けの会社の出勤前に車検場に持ち込み検査を受けました。
外観検査ではエアロミラーやレカロのバケットシート、mine’sのマフラー、毒キノコ、ビックローター、F40キャリパーなどで指摘を受けるかと少し心配しましたが特に指摘を受ける事もありませんでした。





今回は一時抹消をしていたので検査の種類としては中古車新規の検査になり、通常のライン検査が終わってから車体寸法の測定、車重の測定がありました。
車検ラインを通すのは10年ぶりなのでちょっと緊張しましたが無事一発でクリアしました。





通常の検査が合格したので次は車体寸法や車重の確認で再度ラインに並びました。





車体寸法に関しては3D測定を行い、確認の為に全長、ホイールベース、車幅はスケールでの測定でした。
と、ここでトラブル発生💦、フロントの軸重が車検証の記載重量よりも重いと指摘を受けました。
軸重が記載重量よりも重い事自体はさておき、R32の車両重量が1480kgで1500kgを超えると重量税の金額が37800円からワンランク上になりさらに18年経過で50400円なってしまうけれど良いですか?と指摘され20kgのダイエットは無理なので承諾するしかありませんでした。💦💦
車重が増加した要因はHKSのインタークーラーとパイピング、ビックローター、ビックキャリパー、9.5J-17、245/45-17のタイヤ、車高調、もろもろの改造箇所が要因なので止む無しでした。
この辺りの改造は通常の継続検査では車重の測定はありませんがラインのテスターで軸重はわかるので指摘を受ける可能性もありますね。

何はともあれ全ての検査に合格💮しました。





あとは事前に申請していた希望ナンバーと車検証、検査標章を受け取り封印をしてもらい全ての手続きが完了しました。





これで陸運事務局のお墨付きで再び公道デビューとなりました。

これでやっと今週末にオーナーさんに引き渡しとなります。🤗

レストア依頼から5、6年経ってやっとの事で作業に着手、土日と休日だけの作業で1年半ほど作業に時間はかかったけれど実作業日数的には4ヶ月くらいの作業日数のレストア作業でした。

今回気が付いた事、ノーマルのR32って直6、四駆って事を考慮すると今の車に比べると意外と車重は軽いんだって事でした。
Posted at 2022/08/18 23:41:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「あと半日頑張れば夏休み。」
何シテル?   08/14 12:14
H9年EA21R カプチ歴10年、3匹(3人娘)の小猿の父親、おさるのジョージですがよろしくお願いします。 箱根の麓に棲息中。週末の山頂に時々出没? 又、オ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

純正カーナビにバックモニターを取り付け。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/02/07 07:15:27
ヘッドライトをLED化してみる(その2)。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/11/11 15:48:52
ヘッドライトをLED化してみる(その1)。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/11/11 15:48:39

愛車一覧

スズキ カプチーノ スズキ カプチーノ
カプチーノは、通勤快足と週末のドライブに使用。7年落ち、2820kmに一目ぼれ。 ランク ...
ホンダ スーパーカブ50(AA09型) ホンダ スーパーカブ50(AA09型)
子供用と称する大人のおもちゃ。
ホンダ XR250R マシーンX (ホンダ XR250R)
91年Baja1000の時に購入、帰国子女、現在も現役。
スズキ アルトラパン 黒兎 (スズキ アルトラパン)
通勤快速として購入。 子供の免許取得による所有台数増加に伴い止むを得ずランクル80と入れ ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation