タイトルはお友達のCHONMAGE3からいただいたコメントのパクリです。
CHONMAGE3さん、いただきましたよ♪
ラ―ダニーバを数日運用してみましたのでインプレでも書いておこうと思います。
上の写真のように後部を見ると、クラシックレンジローバーに似ていると思うのは自分だけかな。
すみません、もっと速く書くつもりだったのですが、先週末までが超多忙でして、千駄ヶ谷のオフ会にいけないどころか、3日程ロクに寝れず、最後は立ち仕事しながら寝てました(笑)
漢にはやらねばならぬときがあるという事で、遅くなった次第です。
この車1976年、77年?あたりから製造されているとの事で、かれこれ30年以上同じ車を作っているのですね。
ピカソを買って次はT5だと言っている自分は正直言って興味なかったんですが。。。。。
乗ってみて、まずヘッドライトの点灯方法が解らなかった車はこれが初めて。
結構独特な部分がありますね。
例えば、ガソリンのシールとか(笑)
しぶやさん、なかがいとさんに見送られ代車生活の開始です。
運転してみて感じたのは、
「意外にとっても普通」
でした。
エキゾーストノートは、失礼ながら昨夜飲んだ帰りに乗ったLPGのタクシーそっくり。
○多摩の市街地を走ってみて
荷物を積まないときに限り仕事での移動に使ってみました。
注目度抜群、信号待ちで交通整理していた某強制力のある公務員な方が近寄ってきて
「どこの車ですか?これ 」
とにこやかかつ恥ずかしそうに聞かれる始末。
バイクのおじさん、横を走る車の方、じろじろ見られるのも、最初は恥ずかしかったけど慣れれば
カ イ カ ン(笑)
仕事の組合というのか、そんな集まりに、ニーバを連れ出しました。
自分が居る業種は割とクリエイティブな職種だと思うのですが、年配な方は、ドイツ車やクラウン、プリウスも多いです。
自分はいつも軽トラかFITで行きます。
若手(少ないけど)は、ビートル、FIAT500、FIAT PANDA等が集まる中、若手からニーバへの質問攻めで帰れず(苦笑)
ブログを見たら売っているからと説明して帰りました。
別の日、お客さんの家に行ってみると、
40代か30代終わりのおしゃれ系な奥さんが、
「なんてセンスのよい車、乗せて~」
と歓喜の声を上げて、乗り込まれていました(^^ゞ
硬いドアを開けては、喜び、重いトランクを開け閉めしては喜んでいました。
これのAT、ロングがあれば買いたいといわれたけど、あるのかな?
MTで乗るのがよいんでしょうけどね。
以下に感じたことを書いておきますが、ホントに買う気があるならこんな文章読まなくてよいと思います。余計な予備知識を持たないで、見て乗って気に入れば買えばよいのではないかと。
期待に充分応えてくれると思いますよ。
○気がついたこと
・ブレーキがすごく効きます。
安心して制動できました。
・非力ではない
基本的には2500回転で淡々とシフトアップしていると、交通の流れを乱すことはなかったです。
ただし、踏み込むと、すげー面白い。
トルク型のエンジンなのか、4500回転も踏むともういいやと思ってしまいましたが、中々速いしテンポがよくリズミカルで気持ちよいですね。
・これぞ「機械」なシフトフィール
動き自体は少なさそうですがストロークが長いMT。
慣れてくると、「すぱっ」とシフトチェンジしていましたが、最初は、やったことないけど鉄道のレールの分岐を手動でかえるかのような凄く意味があって大切な動作のように感じました。
節度感があるとかではなくて、自分で歯車を噛み合わせている感じ。
バックギアのみ、慣れがいるのか、自分は最後までダブルクラッチを切っていましたが、慣れてしまえばいれ間違えたりすることはなかったです。
・デカイハンドルとゆるいステアフィール
この車が昔から作られているんだかなと実感します。
ゆるゆるだけど、不安はないです。
・ペダルレイアウトが少し独特
BとC,ブレーキとクラッチのペダルが近くて最初戸惑いましたけどすぐ慣れた。
するなよと言われちゃいますが、ヒール&トゥもやりやすかったですよ。
・暖房ききすぎ、ほとんど暖房要らない
毎日のように、「今日は寒い」とニュースで言っていましたが、暖房を使うのは、東京にいる限り最初の20分くらいであとは切りました。
暑くて(^^ゞ
↑息子、何故か冬も短パン(^^ゞ
仕事先にいる間に、偶然連れていた息子が寝てしまい、車内で寝かせておいたのですが、普通であれば寒くて1時間もしないうちに起きてしまうんだけど数時間寝ても起きない、断熱性がよいというか、蓄熱性がよいというか暖かさが逃げにくいんですよね。
意外な発見でした。
たぶんエアコンがないのかな。
・峠道にて
凄く都心に似合わなさ気なタイヤを履いているなと思っていたのですが、いざ峠道に連れ出してみると、細いけど大径タイヤの恩恵か、ショートホイールベースのおかげか不満なく旋回します。
人間の感性にあっているといえばよいのかな、攻めようと思わないんだけどペースは結構上がっていました。
基本的に、アンダーステアです。
ただし、攻めるときみたいにきちんと荷重移動してタイヤを接地させて走るというより、アクセルコントロールでヒラヒラ走っている方が、楽だし似合っていました。
いずれにしても、常識的な走りにおいて、ネガティブな素因で人様に迷惑をかけることはないと思います。
・前照灯
めちゃくちゃ暗いです。
暗すぎてほほえましいほど (^^ゞ
・ドア
小学校6年の知人の息子さんが、外から開けれませんでした。
硬いんですが、力がいるとわかれば、できていた様子。結構硬いです。
またドアが閉まるときの音がよいですね。
高級感?ないない。原点はこれだみたいな。
・強いて言えば短所
エアコンがない(のかな?)
リアシートが狭い
そんなところかね。
○買うか?
今の生活実態では買わないと思います。
というか、自分は仕事の時間に乗るより、別荘持って、その周辺を子供のように走らせたい、それが本音かな。
凄く気に入ったし、都心にも似合うこの車、クリエイティブなお仕事な方には生き方を象徴できるおしゃれなツールになるでしょうし、気になったら試乗してみればよいと思いますよ。
いつもの道が違う道に見え、生活に彩を与えてくれるこの車、今の自分は買わないけどお勧めしておきます。