そろそろ、帰ってから日がたつので備忘録兼ねてまとめてしまいたいと思います。
超長いので、スルーしてくださって構いませんし、自分の意見にクレームのある方からのご意見も受け付けまっせ~。
1、高速料金について
往復とも日付を指定して無料になる措置の申請を済ませて行きました。
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【往路について】
行きは東北道で事故による通行止めがあり突然降ろされたりもしましたが、市役所の指示通り各料金所で券を1枚ずつ渡しすんなり通りました。
但し、通行止めで一度降りた福島県内の料金所で、「この券貰って良い?」と聞かれたので、「この後まだ乗るんだけどその時どうする?」みたいなやりとりが料金所でありましたが比較的スムーズでした。
【復路について】
当初予定していた日程を1日短縮したので、(最終日は鳴子温泉へ行こうと思っていたけど、仕事に火が・・・・・(汗))
現地から自分の管轄市役所へ電話して相談し、事前申請した無料券は帰京後市役所へ返却、現地町役場で新規に無料券を出してもらいました。
行きと違い、何枚かのチケットを頂くのではなく、1枚の書類を頂き、その書類を各高速道路の料金所で、通行券とともに提示、申請区間内であれば、何処で何度乗り降りしても無料なので、自分は郡山でラーメンを食べ、那須で温泉に入りかえりましたけど、確かに無料でした。
※帰京後、市役所との約束通り、ボランティア証明書と使わなかった復路の券を返却。
予定も変わるし次回何日か行くなら復路の申請はしないで行くつもりです。
2、高速道路無料についての申請で気になった事
要望書というのが申請時に必要になるのですが、現在はVCに事前予約して電話確認を役所に取ってもらうとか、書類でのやり取りは少ないようです。
町役場の担当者も被災者、役場の方も見ていると(寝床から近いもんで・・・・)帰宅されるのは午後10時を軽く過ぎているのが現状です。
VCの人たちも仕事とはいえ確認の電話を受けるのに忙しそうで、他の仕事が手につかない場面も散見されました。これについて文句を言う人もいませんでしたけど・・・・・・
非被災地の役所にもう少し柔軟な応対をしてほしいもんだなと切に願います。
3、道路状況について
【高速道路、有料道路】
自分は、行きは中央道国立府中IC~東北道若柳金杉IC間を走りましたが、東北道の補修スピードは速く、もう法定速度以上の巡航でも路面を気にする必要はなさそうに感じました。
但し、帰りに三陸道に少しだけ乗りましたけど、こちらはまだ段差もあるし飛ばす気には到底なりませんでした。というか現実飛ばせない。
【一般道】
往路は東北道若柳金杉ICを降りて、路面状況の把握できない深夜の走行が怖くなり数キロで辞めました。
翌朝の登米市内、カーブを抜けると、突然マンホールが道路の真ん中隆起していたりで昨晩辞めて正解。
帰りに、一関を経由して中尊寺(平泉)~4号線で仙台まで一般道で走りましたが、一般道はバイパスといえどまだまだ段差や補修工事区間が多く注意が必要です。
照明がないところもあるので慣れない深夜の単独行は勧めません。
夜明けが速いので、計画を立てて走る事をお勧めします。
4、ガソリンの入手
まず困る事はありません。値段も特別高くないし
5、現地での生活について
地元が優先ですけど現地の地場野菜も買えるし、コンビニもある。風呂にも入れる特別不自由はしません。 調味料等持っていけばよかった。
強いていえば蛇口をひねってもお水が出ない位です。
6、ボランティア作業について
特別大変な作業は無いと思います。
60代中盤の方が一緒にバリバリ働かれていたのにビックリ。
季節柄水分補給だけは気を付ける必要があると思います。
7、テント泊や車中泊について
場所は適当に用意されているし、南三陸町については決まりごとは無い様子ですがいくつかも街を転々とした方は、キャンプサイトでの決まりごと(行動時間とか)の制約がある町があったと言われていました。
違う年代の方が同じ所で動くので、自分の時間的常識は通用しないと思った方がよさそうです。
深夜早朝の車での到着や出発、行動については音が響くので気を使うべきだと思いました。
自分は、22時~6時まで車を動かす事もなければ、音を出す事も自粛したつもりではあります(^^ゞ
それまでは宴会していましたけどね(^^ゞ
8、現地の方との接触
多少の配慮をしたうえで普通にしていて問題ないと思います。
9、現地での写真撮影について
自分を含め結構見かけました。 悪い事ではないと思います。
今まで、19歳の時の阪神から始まり仕事でアチコチ被災地で動きましたけど、どうも写真を撮るのが嫌で撮りませんでしたが、今回は撮りました。
現地の方が言っていたのは、
幹線道路や生活道路に車を止めて交通の流れを止めての写真撮影しているのはじゃまくさいと言っていました。
町の多くは幹線道路が1本だけなんてところも多いし大型ダンプがたくさん走っています。。。。。
その辺の配慮は必要だと思います。あくまで地元が最優先です。通行の邪魔にならなさそうなところに止めるべきだろうと思います。
朝4時~7時に行けば誰もいませんよ。
まとめ
今回は、地元にすむ知人との作業にボランティアをくっつけて出かけました。
3月4日に現地で仕事をしてから1週間後震災が起こった事もあり、この南三陸町へ行く事にしました。
自分を含め、ボランティアで行った方々の多くは、「何とかしなきゃ、大変だ」
と思い来ていたようです。
行くまでは行って良いのか悪いのか、邪魔にならないのか?と思う気持ちと、行って何になるんだろうと思う気持ちがあったのも事実です。
今まで生きていて迷って答えが出ない時は
「やってみてから考える」
事にしている自分はとりあえず現地へ行ってみる事にしました。
現地は、報道通りの風景が広がり、まだ、瓦礫整理にたくさんの労力が必要な状態でボランティアの主力な仕事は、瓦礫整理や、残ったお宅をリフォームする前の洗浄や解体でした。
作業には、本職の方や、元本職から事務職な方もいて、それぞれ持った仕事を真剣に黙々とこなしていき休憩時間は色々な話を聞きました。
長期戦のボランティア慣れしている方々は、作業が終わった夕方以降の時間をかなり楽しんでおり、自分も宴会ばっかりしていたのでダイエットできるかと思ったけど全く痩せず(苦笑)
ここ南三陸町は、漁業の1次産業が盛んな町。漁師さんとか、養殖業、取った物を市場へだす業者さんとか。個人事業や中小企業ばかり。
地元の方でお話た方には、家や工場がいくつも流された方もいた。
作業をしているうちに気が付いた。
「現地の役に立てば」
と思っていたんですけど、結局
「自分の為」
に行った事に気が付いた。
猫の手も借りたい地元の方々の手伝いをし、現地を見て、感じ、考え、人の話を聞いて自分にない人生観を学び、結果的に現地の役に立ってるのならそれで良いんではないのかなと思いました。
様々な事情で行こうと思っても行けない人もいる。
それはそれで仕事をしている人ならだれでも経済活動等で日本経済に貢献している訳だから良いと思う。
極端ですが、100mおきに点在する東京のコンビニで、各店で30万からの募金が集まっている。
それだけ、非被災地の方々も心配し、それぞれができる事をしている訳だから。
ただ、「行こうかな?」と思っている人は、作業は素人前提で出来ないものではないし、敷居の高いものではないから気軽にいってきて良いと思う。
もちろん自己責任でお願いしますね。
そんな感想を持って、今回の活動の報告としたいと思います。
最後に、応援して下さった皆さん、ありがとうございました。
皆さんの気持ちも届けたつもりです♪
残りの写真
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