時は遡り、11月6日。この日は少し特別な日でした。
実は、当初、車検で今回も主治医に弄られまくったキャリィで北海道へ行くつもりの日でした。
「参ったなぁ」
とか言いながら、それは浮かれていました♪
頼まれて製作したものがあって、それを届けに行くつもりでした。
スタッドレス
(昨年雪を踏めなかったW300)も用意して、柔らかいオイル好きな自分が、主治医の指示でこの時ばかりはかった~いオイルを手配しておきましたが換える事も無く
(それでもキャリィは硬めにしていますよ)・・・・・。
家の所有車では、高さの問題でキャリィにしか乗らないので、新潟からフェリーに乗るつもりでした。
結局、現地に軽トラで行くと話をしたところ、ドン引きされて配送業者が取りに来て北海道行きはおじゃん。
先月、お友達のシトロ麵さんが愛車のマシンX2号で北海道往復されていたのを見て
「や~ら~れたぁ~・・・・・・」
と思っていました。
新潟までたかだか300キロ、道内でも200キロ、ドン引きする周囲をよそに、涼しげな自分
(アホ)、帰りは空車になるので本州銃弾としゃれこもうと考えていたんですけどね・・・・・・。
北海道自体は、荷物を追いかけて年内か年始か一度出向くので、そこで楽しもうと思います。
フェスタが来た今となっては、レンタカーを借りる楽しみもなくなっちゃいました。
フィエスタ、故障しないことを願うばかり、嫁の車なので、5年までの延長保証は入れておきました。
さて、話を当日へ戻し・・・・・・
予定が中止になったので、自分は薪割りをしてました。
結構楽しいですけど1日中やっていると、見事に手の皮が剥けます。
手袋をすれば数時間単位であれば防げるのですけど、時既に遅し・・・・・・
我家では、お父さんが
「出張に出ること=遊びに行く事」
という図式が出来ているようで、自分が出かけると、嫁は家族を連れてどこかへ出かけさせろと相談してきます。
大抵自分が行きたがらないお店を狙い撃ちするようで、今回は、某の知れたホテルのディナーバイキングだそう。確かに自分から行きたいとは言わないので気使いと理解しています。
バイキングって良いようで悪いような気がします。結局は、自分のために出来立ての料理を作ってくれる方が幸せだと思うんです。
ま、それはどうでも。
帰宅しても食事の支度は不要どころか帰宅しても飯は無いので何かして遊ぼうと考えておりました。
いや、実は当日嫁にいわれて気がつきました。夜が自由だと。
20時、倉庫で独り、とりあえず最近乗ることの無くなったピカソを始動してみる。FBM以来だ。
埼玉の倉庫に置いてあるピカソ、エクザンティアを動かす時は、国道を北へ、東松山あたりまで走るので、通例通り北へピカソを走らせます。
途中、北海道が恋しいわけではないのですが、スープカレーなんぞを食べてみる。
ここ、良く通るのですが、開店している時間が短いらしく中々食べれず。この日は閉店前らしく食べれた。
店主さんと思しき男性は北海道出身だそうで、カレー文化を熱く語っていた。
カレーは大好きなのですが、最近庶民的スタンドカレーの個人店が店主の高齢化なのでしょうか、続々閉店。
ここ川越にも数年前までは駅前に人気店があり通ったもんだが今は無いのが少し悲しい。って俺は年寄りか・・・・・
体を温め21時おなか一杯、さて走ろうと、北へ。
金曜の夜、21時、車両が多くペースが上がらないのですこ~しだけイラつく。
シトロエンは距離を感じなくなる薬が入っているとか色んな方が色んな言葉を言われるが自分にはまだ言葉が無い。
距離を走るのは得意だし、距離を確かに感じない。
所有するまではゆっくり上品に走るのが似合うものだと思っていたけど、そうでもないことだけは理解している。
ドイツ車的、走らせる愉しみとはまた違う、形容しにくくも楽しいドライブ。
とにかく北へ、ボーっと走っていると寄居に着いた。
峠道が恋しく、秩父を目指す。
埼玉から秩父を登ると峠道が無いらしい。
緩い登坂道が続く。
ピカソHDIにとっては平地と同じだ。
23時、秩父着。
温泉でも入るべ、
真っ暗、閉店。
ま、いいか。
気を取り直して国道407を日高方面へ下りる。
下りのグネグネ道は楽しい。
途中、EK9が刺さっていた。
12月に車検を通すピカソのパーツ取り寄せをどうしようか考えていた。
走行73000、足回り変えようか、どうしようか、峠道で試していた。
どうしても楽しいコーナーが3つ、5つと続くと、揺り返しが大きくなっているのはへたってきた証拠か・・・・・
タイヤは滑るけど、シャーシはねじれないピカソ君。
元々、バネサスピカソは、ポヨンポヨンだしぶっ飛ばさなきゃどうでもよいような気もするけどもう少し放置してどうなるか様子を見たいような気もする。
やっぱ、ディーゼルの峠道は、前走者が居なければと注釈をつけた上で楽しい。
ガソリン車とは攻め方が違うけど速さは独特ですから。
ミニバンで何をしているんだろう・・・・・・。
途中、一服を挟んで、
倉庫へ無事帰還。
荷物満載のキャリィに乗り換え帰宅。
あー楽しかった♪
年内、もう遠出はしないだろうな。
ところでフィエスタが実戦配備されてから早1ヶ月、かれこれ10日手元を離れているので、ネタはありません。
避けていたのですが一度だけ峠道みたいなところを走りました。
深夜だったので、周囲のペースが速く迷惑になりそうな速度だとは思わなかったのですけど追い越し禁止の1車線で追い越されてしまう始末。
周囲様のご迷惑になるわけに行かんぞ、郷に入りては従いますと、走行500キロを超え、タイヤや足回りに少しは負荷をかけても良いかしらと、エンジンやミッションへの負担を避けほんのちょっとペースを上げてみて、ちょっとびっくりしてしまいました。
これ、速いし楽しいわ。水すましのようだ。
安直に速いです。
地味ながら、基本設計がきちんとしている車は楽しいね♪
ヨーロッパフォード、中々良いです。
ただし、これだけ楽しいと、違う疑問が湧きあがってくる。
数日の間にピカソ、フィエスタで峠道を走って限界を感じました。
なまじ走れちゃうと、その先が見たくなる。
下駄車は好きだけど、走るための車は憧れ。
人生最後の車にと思っていました。
ただただ走るための車。
子育てを終えたら欲しいと思ってました。
ロータス(写真はお借りしました)
や
http://www.caterham-cars.jp/
ケーターハム、快適装備なんかいらない、ただストイックに走る車、フィエスタに乗ってそんな車が欲しい、眠っていた気持ちが奮い立たされる思いでした。
でもロータスには軽量な先代でもABSが付いている、ケーターハムは屋根が無い
(あったほうが剛性があって好き)
そうはいってもすぐには買えない。5年計画でしょうか。
まずは屋根付車庫を確保せねば・・・・・
フィエスタの慣らし運転を終えたら独りドライブに行こうと思います。
家からだとどこが良いかな、箱根~、奥多摩~、道志みち~、
どこへ行こうかな♪