加速ポンプをコントロールしましょう

加速ポンプをコントロールしようとした切っ掛けは、普通に走っている時は調子良いのに、渋滞やノロノロ運転時にかぶりやすい事から、対策のためインジェクションに変更を検討して、マップの勉強を始めたところ、一番の違いは、渋滞時等の必要ない時には加速増量をしないということです。
キャブの加速ポンプは、渋滞や低速時も加速ポンプが働いてしまうようです。
これを対策して、インジェクションと同じような条件毎の燃料供給量にセッティングできれば、いつでも調子良く走れると思ったからです。

加速ポンプ部を観察してみると、アクセルを少し動かしただけでも、加速ポンプが働いていることがわかります。

図で説明すると、このようになります。
このアクセルを１/4程度開けた時には、インジェクションでは増量はあまりしていませんので、この範囲の加速ポンプの動きを制限できれば良いと考えられます。

パーツを作成してみました。

青い部分が、取り付けたところです。
本体を改造していないので、不具合があれば、いつでも元に戻せます。

結果は、渋滞から高速まで、いい具合になりました。（実用新案が取得できました）
副産物として、燃費が１０～２０％良くなりました。
余分な燃料を使わないようになったということです。