目下仕事探しと平行して行っているのが、
「次期愛車探し」。
まぁ、何ですよ。いくら政令指定都市といえども、
ただでさえだだっ広い札幌。
公共交通機関に恵まれている中心部とか地下鉄駅周辺ならともかくとして、それらよりちょっとでも離れてしまうと、たちまち移動手段に事欠いてしまうのがこの街の悪いところでして、かくいう私も、そのうちの一人。
ホント大変ですよ。
ICカードの残額がみるみる減っていく様な場所に住んでるとorz
それ以前に、札幌って公共交通機関が整ってるようで意外と不便な場合が結構あって、
バスや地下鉄使うより、マイカーで行った方が早いって場合も多々あったりするため、
最低限軽自動車でも持っておかないとエライ目に遭うという特徴をも持っていたりします。
そこで、ちょくちょく中古車情報を見ているんですが、そこで気づいたことをお話ししようかと。
一応、ターゲットとしては、道内で最も需要があると思われる
「4WDでAT車」。予算としては
15万円ぐらいの激安車で考えていたりするので、この前提で進めるとします。
(修復歴は考えてません。っていうか、
そこまで含めたら予算高くしないと(涙))
要は「足車」程度って事なんですが、なんと言いますか、この価格帯で売ってるとこって、
怪しさと胡散臭さが跋扈する亡者どもが集う付魔殿
的なところが実に多くて、
車検残ってる車両本体一桁万円の軽自動車に、11万も諸費用乗っけて何やる気ですか?
とか、
そのくせ「整備・保証なし」なんてうまい商売してますね~。
なんていう、
元同業の自分から見ても首をかしげてしまうようなところもあったりするんですよ。
…いや、
あえてどこの事とは申しませんよ?言える訳ないじゃないですか。
ガ○○ーとか○リバ○とかwwww
三菱車の中古車業販価格が10~15%下がったって言ってますけど、
こんなボロイ商売やってりゃ屁でもないんじゃありません?(嘲笑)
尤も、これより阿漕な商売やってるところはあるけど、流石、
某掲示板で単独スレ立ってるところは格が違いますなぁ(爆笑)
とまぁ、大手(?)ですらこの有様ですから、車屋全体が「白い目」で見られるんですよ。
尤も、中古車業界全体の
「自業自得」でもありますが。
さて、そんな「黒い」部分はさておいて、昨今の格安車の状況を見ていると、
軽自動車がやたら多い!
下のグラフは、平成以降の軽自動車の販売状況なのですが、

一般的に、格安車として出回る率の高いのが、
初回登録から大体10年前後、
走行距離10万Kmからってところですが、距離はともかくとして、近年、最も軽の新車が売れた
平成17年~18年辺りの車がこの格安車ゾーンに入ってきているためと推測されます。
つまり、玉数としては十二分にあるって事。
傾向としては
「商高乗低」と言ったところで、とりわけ軽トラ・軽1BOXは強気一辺倒であり、乗用はダイハツ勢が人気。
特に、

700系ミラジーノとエッセは、たとえ10万Km オーバーの個体でも、(程度の割に)結構な高値。
エッセはどちらかというとまだ年式が高めとはいえ、それより数年は古くなるジーノの値段は、人気車と言え
ホントに適切なのかとかなり本気で勘ぐりたくもなりますわ。
その代わり、普通のミラはかなり台数を減らしてますね。
具体的には、札幌ナンバー管内で言うと、

車載ジャッキですら使うのを思わずためらってしまう程、車体が錆でザクザクになっている(であろう)
CV/CT系ワゴンRの独壇場だったり、
妙にダブ付き感が否めなかったHN系Keiがメインになっていた時期があったものの、今ではそれも落ち着いてきたようで、今のところ多いのはこの3車種。

この辺りが
諸費用込みで10万円くらいで出ていますね。
まぁ、新車でも売れ線ですから、この手の「ハイトワゴン系」探してる方には朗報かと。
尤も、プレオはCVTに懸念材料があるという話を聞いてますし、北海道で懸念される錆については、ライフとトッポがかなり来てる個体が多め。
逆に言えば、スバル純正のいい意味でのオーバークォリティぶりが目立ちますね。
一方、一番「軽自動車らしい」2BOX車はどうかというと、

この2車種が強く、特に
アルトがよく目に付きます。
アルトの場合、今のところ
HA23系のNAがメインで、
ワークスは流石にない(ie除く)ですが、この次のモデルとなる
HA24系も十分射程圏内に入ります。
ミニカは元々安く出てましたし、正直、
CV/CT系ワゴンR並みにサビサビの個体が多いこともありますが、今のところ、一連の「三菱車問題」の影響は出ていない模様。
ただ、三菱車全般に言えることですけど、状況の展開次第では相場が急激に降下する事もあり得ますから、ネガティブな要因はあっても、良質な物件にありつける可能性は高いと見ています。
ただ、全般的に見ると、
年式の割に走行距離が伸びていない個体が探しやすくなったかな、と。
目安として、「初年度登録からの年数×1万Km」ってのが言われていますが、それに照らしてみると、
10年落ちで走行距離が5~7万Km程度走ってる個体が選びやすくなりつつあります。
尤も、「メーター交換歴あり」と明示しているならともかく、未だに
「走行距離不明」が蔓延っている状況でもあるんで、正直
「メーター巻き戻し」は疑ってもいいレベルなんですけど、仮に、すべてが実走行だったとしたら、これほど美味しい話はありません。
それに、今後を見据えると、ひょっとしたら、低走行の格安物件が増えそうな気がしています。
その要因は、そろそろ納付書が届くであろう、これですよ。
自動車税です。
ちなみに上の金額ですが、軽自動車は札幌市の場合、登録車は北海道での場合なので、正確なところはお住まいの自治体に問い合わせていただくとして、今年度から軽4輪車にも
「13年の壁」(公的なやんわりとした恫喝とも言う)が適用となりました。
それにしても、東日本大震災の直前ぐらいに、「軽自動車税の改訂」の話が突如浮上して、当時は「(旧制度の)4倍ぐらいになるかも?」と言われてた様な気がしますが、
よくこのレベルで収まったな、と。
特に、軽貨物車の場合、
上がったと言ってもまだ4桁を維持してるんですから、ユーザー層を考えると、これが
「数としがらみの強さ」って奴なんですかね~。
軽トラ御用達な
運送業と農家だけでもそれなりの保有台数になるから、纏まればある意味
「巨大な一大勢力」になり得る訳で…。
それに、軽自動車ユーザーって、とりわけ経済面を重視する場合が多く、維持管理費用に少しでも影響があれば、乗り換える確率も高くなるのではと見ていますし、先述のように、距離が伸びてない個体が散見されるようになったのも、その兆候と見て良いのではと考えます。
よって、今後は、
程度良好な「軽乗用車」が安く入手しやすくなるんではないかと。
軽自動車税が高くなると言っても、まだまだ税制面でのアドバンテージは揺るぎないわけですし、とりわけ、
軽4ナンバーは13年落ちでも6000円で済む事から、今以上に軽貨物人気が高まり、軽乗用がダブ付き気味になって、結果、相場が下がるんじゃないかと思うのです。
尤も、市場のトレンドとしても、あと数年は軽自動車人気は落ちそうにない勢いなので、需要という面でも歓迎すべき話だと思うんですがね~。
ただ、それはそれとして、ちょっと腑に落ちないというか、
「収まりが悪い」感じがするんですよ。
従前というか、一昔前ぐらいだと、こうした格安車ゾーンってのは少々年式が古い「登録車」も割と選べた様な気がするんですが、妙に「軽自動車が多すぎる」んじゃないかと。
正確に言えば、車両本体ベースで見た場合、
登録車があまりに少なくなって、全体的に値段が上がってるといった方が良いかも知れません。
確かに、維持管理費は軽よりかかるわけですし、とりわけ自動車税も重量税も万単位になり、自動車税に至っては初年度より13年が経過したガソリン乗用車の場合、
以前は10%だったのが、しれっと15%の重課税になっています。
かといって、すべての人間が軽自動車を求めてるとも言いがたいわけで、なんだか、現在販売されている
中古車のバランスが随分と悪くなったような気がします。
その一因としてよく言われるのが、所謂「スクラップ・インセンティブ」。
つまり、車を解体処分すると、
未経過分の重量税とか自賠責保険料が還付されるって奴ですよ。
でも、待てよ? 果して
スクラップインセンティブだけなんだろうかと。
ちょっと前までなら格安物件として見られていた車だけでなく、最近、街中で見かけなくなったと思った車を思いつくまま挙げてみたんですが…。

ぶっちゃけると、元々の販売台数はもとより、正直
「この車が少なくなったのって、自業自得じゃね?」と思える車もあるんですが、これ以外にも、急に見かけなくなった車種ってのがあまりに多すぎる!
そこで調べてみたら、私の抱いていた疑問が解決しそうなデータがありました。
これは自販連(日本自動車販売協会連合会)が出している、昨年の中古車登録実績です。
正直、データとしての物足りなさは否めない部分もありますが、ご覧のように、「
中古車」として海外に輸出された台数が思っていたより多く、反面、抹消登録、つまり、
「解体処理」された車が圧倒的に少ない。
すなわち、
「国内で売れた、もしくは買えたかもしれない車が、国外に流れている」というわけです。
中古車情報を見る限りだと、
排気量1.3~2.5L辺り、年式としては10~15年オチの
「古いけど、ネオヒスにしては新しい」微妙な頃合いの車が多いように感じます。
それに、なんとなくトヨタ車が多いような気も。
その昔、ロシアからの船員が、道内の解体屋から中古車を買い、何故か「手荷物扱い」で持ち帰っていた頃を知っている身からすると、「中古車輸出」がここまでのマーケットに成長していようとは…。
道理で、最近TVで「こんなところに日本人が!」みたいな番組を見ていて、やけに日本車が多いと感じてみたり、youtubeで明らかに英語圏ではない言語で書かれたタイトルと説明文が描かれた動画に、日本車が良く登場するなぁと思っていたら…。
しかも、輸出仕様ではなく、日本専売車な筈の車まで頻発している有様。
新車だろうが中古車だろうが、
ミソもクソも一緒に考えがちな国内の一般ユーザーと違って、外人さんってのは
基本的に程度や走行距離はあまり気にしない傾向にあるんだとか。
だから、日本では殆ど見向きもされず、ただただ
「古いから」って理由で手放される車を
喜んで買っていくんだそうな。
それに、所謂「永久抹消」したとしても、
「部品」として輸出されるケースもありますし、関税の関係でその方が都合が良い国もあると聞いたことかあります。
この場合、現行の法規上、自動車の解体に必要な「自動車リサイクル法」に基づく登録が必要ですが、「廃車ガラ」や部品として輸出することに関しては自リ法の適用外。
丸車だろうが、車体を半分にカットしたりバラバラにしてコンテナに詰めようが輸出することは可能なので、おそらく、国外に出された車の数は、
輸出抹消登録された数よりは多いと思います。
よく、車の買い取り専門店が
「どんな車でも高価買い取り!」と強気に出られるのはこれが理由の一つ。
自分のところで買い取って業者間オークションに流せば、どういう形であれ換金できて、買い取り金額と落札額の差益を利益にしちゃえばいいんですから。
故に、最近の業者間オークションには
車として体をなしてるか否かを問わず出品され、
「事故現状車売り切り」なんてコーナーまであるぐらい。
そして、輸出用中古車の仕入れ先もオークションがメインとなってきているようで、会場で外人を見かけることは珍しくありません。
もし、流れたとしてもオークション会場から解体屋に流れることもあって、札幌の隣にある某解体屋に行くと、有名なオークション会場の名前が書かれた札がぶら下がった車をちょくちょく見かけます。
事実、以前乗ってたAT170カリーナを手放す際もオークションに出したほうが良いとの指示を受け、出品しました。
外観ぼろっぼろでしたけど(^^;
それに、これまた以前乗ってたL710Sミラが事故で全損になった時、解体直行かと思ってたら、保険会社の名義に変更されてオークション行きになってた事もあります。
まぁ、裏を返せば、それだけ日本車の信頼度が高いという証明とも言えるんですが、あまりにパカパカ輸出されても、今度は国内の市場に少なからず影響が出るわけで、この状況を苦々しく感じてしまう方は多いと思いますよ。
こういう面から見ても、新車・中古車問わず「軽自動車メイン」の傾向は、向こう数年は続くんじゃないですかね~。