マイページの「注目タグ」にサンバーとあったので、「何事??」と思ったのですが、
こういう事だったのね(^^ゞ
すんません、
バンの方凄く欲しいんですけど(^^;
おそらく、ボディサイドに
「555」なんてのが貼って有りそうな気がするんですが…。
ただねぇ…。
R230号線を中心に、我が家周辺の道路をキ〇〇イの如きスピードとドライビングでカッ飛んでいく、若干爆音気味のマフラー付いた白い丸目インプのWRXワゴンがいて、その車のナンバーがこれなんですよ( ´ー`)
エキゾーストノート聞くと、おそらくATだと思うけど。
プリゴンの時に何度か追っかけたことがありますが、
スピードリミッタぎりぎりで一般道走って行きやがるからなぁ┐(´д`)┌
…以来、あの番号のイメージ最悪なんですよね…。
それはともかくとして、最近
なんだかスバルに元気が無いように思うんですよ。
現行インプはSTi登場で息を吹き返してきたようにも思えますが、街角で見るのは「わ」ナンバーの付いたレンタカーばかりですし、エクシーガも思ったより台数を見ていないような気も…。
現行フォレスターに至っては、ディーラーの展示車以外ここ2~3年姿を見た記憶がありません。
それに意外だったのは現行になってからのレガシィ。
今やスバルのドル箱車種ではあるんですが、この車にしてもモデルチェンジして数年は経ってると思うんですが、見たのは
近所の葬儀屋さんが所有するアウトバックぐらい。
「コレは間違い無く売れるでしょ?」と思っていたGTも、マトモに見たのは
南警察署に国費導入された覆面パトだけ…。
確かに、インプやエクシーガよりは台数見ますけど、ほとんどがボンネットにダクトが空いてないNA車だったのにはびっくりしています。
個人的にスバルで目を引くといえば、
やはり技術力にあると思うんです。
そのハイライトと言えば、伝家の宝刀でもあり、国内唯一無比の
「水平対向エンジン」と全輪駆動ですよね。
以前、ブログでもちらっと書いたんですが、前職では「スバルのサブディーラでは?」と思わせるぐらいに、とにかくスバル車がバカ売れしてました。しかも、何故かレガシィばかりが売れるっていう(^^
当然、売ったからには整備はつきものでして、色々な個体の様々な整備内容と対峙してきたんですが、慣れないうちは面食らうこともありましたけど、これがまた
意外と整備性が良かったりします。
確かに、脂っこい内容とかやりにくい仕事もありましたけど、あのコンパクトなエンジンのおかげで、コツさえ掴めば、終わってみると
「意外と簡単だったね(笑)」って思えるものが多かったと思いますね。
何せ、レオーネの頃は
エンジンルームにスペアタイヤが居たぐらいのコンパクトさですから(^^;
例えば、補機ベルト類の交換にしてもメガネレンチと12mmのディープソケット、150mmのエクステンションにラチェットハンドルあれば全て事足りますし、
最初思わずドン引きしてしまったEJ20・DOHCのタペットカバーパッキン交換も、エアクリBOXとかバッテリ、ウォッシャータンクさえ外してしまえば「おいでませ!」状態になったり、タイミングベルトにしても、ベルトは長くても手順さえ踏んでいけば、なんてことはなかったりします。
しかも、BD/BGレガシィやGF/GCインプあたりですと、ボンネットが垂直ぐらいまで跳ね上げることができるんで、エンジン脱着の時もボンネット外さないで済むというのはポイント高いです(^^
加えて、エンジン自体も本体のみなら結構軽めなんですよ!
以前、何の気なしに一人で持ち上げてみたのですが、これが膝上ぐらいまで上げれましたね。
でも、お勧めはしませんよ。第一危険ですし、
下手すると、30代後半で腰にコルセット巻く生活になりますから(^^;
…「経験者は語る」ということで(笑)。
おそらく、この軽さがあの独特な回頭性の良いドライビングフィールを生んでいると思いますね。
当時はハンドリングに一家言あるプリメーラ乗りでしたけど、工場に車入れる時点で違いがわかったぐらいで、重心がどうしても高くなってしまう直4と、フロントヘビーは仕方のないFF横置きレイアウトでは
到底出来ない芸当だと痛感しました。
また、4WDも、とにかくどっしりと安定していて、どんな条件下でも安心して乗れるのが魅力。
これもまた前職の頃、台風崩れの大雨と強風の中、お客様のB4(BE5)に乗って運輸支局に検査持ち込みに行った時ですが、路面がヘビーウェットで水たまりも浮いてる状況下、車に任せて走っていたんですが、
気がつくととんでもないスピードが乗っていて焦ったことがあります…。
技術的な面はこれだけにとどまらず、おそらく国産初の車両姿勢制御のVDCだとか、昨今のアイサイトに代表されるパッシブ・アクティブ両面からの安全面に対するアプローチとか、フルタイム4WDこそBFファミリアに採用を先越されましたが、その後アクティブ・トルクスプリット4WDで巻き返しを図ったとか、今回の記事のトラバ先であるサンバーにしても、耐久性超重視の
「赤帽スペック」があったりと、とにかく見たり聞いたりしていても飽きの来ないものばかりなんですよね。
これを踏まえて考えれば、来年二月に生産を終了するサンバーが、もしダイハツのOEMになったとき、赤帽本部の要求にどれだけ応えられるかは見物です。
果たして、「赤帽スペックのKF-VE」は出てくるんだろうか…。
ただ、デザイン面では割を食っていたような気もします。
レオーネまでは、正直いうと御世辞にもかっこいいとは程遠いものだと思いますが、初代レガシィが出てから、やっと周りの車たちに追いついたと感じたとともに、随分垢抜けた印象になりました。
そして、このころから
軽快でムダな装飾のないすっきりとした傾向にあったように思います。
それは、3ナンバーにサイズアップしたBP/BLレガシィにも言えたことでした。
ところが、昨今のスバル車を見ていると、どうも
全体的に厚ぼったく軽快な感じがしない…。
確かに、衝突時の安全性やら人的受傷の低減とか色々あるでしょうし、国別に合わせた設計にするよりは、ある程度統一した設計なりデザインも必要にはなってくるでしょう。その方が、生産効率もいいわけですし。
ですが、最近のスバル車は、言い方は悪いですけど、
車格に対して立派になりすぎたような気がしますし、これが余り売れてない要因にも思えますね。
まぁ、確かに最近のスバル不振と、トヨタとの業務提携合意が、時期的に合致してるようにも見え、一部からはトヨタに対する不信感も聞こえるようですが、一時期とは言えトヨタ車に販売・整備面で関わった者の一人としては、
そんなに嫌わんでもええやん。・゚・(ノД`)・゚・。
っていうのが本音だったりしますけど(^^ゞ
…頑張ってくださいよ、スバルさん!