ひろくん@北海道のブログ一覧

べ、別に連休なんて羨ましくないんだからねっ！

…ということで、今週からゴールデンウィークが始まったわけですが、ほぼ連日出勤が確定している今日この頃orz

ここ札幌は、先週初め頃から急に暖かくなりまして、昼過ぎから外出しましたが、トレーナーにジーンズだけで充分に過ごせるほどでした。
 
今月初め頃までは「ホントに春が来るんだろうか…」と気をもみましたけど、気がつくと木の芽が膨らみ始めてたり、まだ咲いてはいないものの、桜の木がほんのり薄紅色に染まり始めています。
それよりも、外出時に重たいコートを着なくてもすむっていうのは、それだけで気が楽ですし、会社の取引先であるクリーニング屋に、仕事で使っているフリースをそろそろ出そうかと考え始めています。
…社長のワイシャツと一緒に出したら、経費で落としてもらえないだろうか(^^ゞ

しかし、同じ道内でも春の到来を喜んでいられない地域があります。キーワードは、この冬の大雪。

北海道の中心を走る日高山脈の西側に当たる空知地区。
この冬、ニュースなどでも頻繁に登場した岩見沢市や、財政再建団体の適用を受けた夕張市もここに当たります。
この冬、とにかく記録的な大雪に見舞われたこの空知地区とその周辺において、その大雪によって新たな被害が発生しています。
たとえば、24日には歌志内市でこんなことが…。



それに夕張では、27日に土砂崩れが発生。線路が宙づりになるという被害も。



夕張の件については、その日の朝、出勤時に聞いていたラジオの交通情報で、

走行中に揺れを感じたため、列車の運転を見合わせています

と聞いたとき、最初は「ハイハイ車両不具合、車両不具合」と軽く聞き流していたのですよ。
これの前日に、函館で貨物列車が脱線したなんて話も聞いてましたし。

しかし、その日の午後、検査の持ち込みで行った運輸支局内のカウンター前にあったTVが映し出していたのは、まるでチョコレートムースをスプーンで横から掬ったかのように、線路下の土砂がえぐり取られたように崩れていた光景でした。
それに、動画にもありますが、あとほんの少しタイミングがずれていたら、土砂崩れのみならず大惨事にも発展していたかもしれません。

加えて、川が氾濫して水田が水没した上に、警戒水位を超えてしまったため避難勧告を出されてしまったという地域もありますし、例年連休前には開通してるはずの知床横断道路が、あまりの雪の多さに除雪が間に合わず、開通が来月初旬までずれ込むことが確定済みです。
いずれの場合も、原因はこの冬の大雪で積もった雪が急激に溶け始めたことによるものですが、40年も北海道民をやっている私でも、このような事態は記憶にありません。

考えてみれば、降った量もさることながら、つい2週間ほど前まで寒い日が続いたこともあり、今年は例年になく雪解けの遅い春になりました。
札幌は観測ポイントではすでに「積雪ゼロ」となっていますが、我が家の周辺を始め、場所によっては未だ1mほどの雪が残っているところもあります。

でも、例年であれば連休前までにはほとんど溶けてなくなってしまうものが、未だここまで残っているということを踏まえると、いかに今年雪が多かったかを改めて思い知らされると同時に、排雪作業で通い詰めた雪捨場周辺は大丈夫かしらと心配になってきます。
何せ、10m以上はあろうかという雪山の頂上まで登らされて下ろしてましたし、場所によっては10t車が大挙して詰めかけてもびくともしない位踏み固められてましたからな～。

そして、この雪解けの遅さが自分の仕事にも影響を落としています。
実は、先週に入ってから夏タイヤへの交換がかなり入り始めています。
連休前の追い込みでてんやわんやになり、タイヤ交換の告知看板をすっかり出すのを忘れていたにも関わらずです。
…社長、申し訳ありません。明日出しておきますm(_ _)m

今日、いつもお世話になっているジェームスに行ってきましたが、15時頃の段階で作業待ちが23台！
うちの会社でも、コンスタントに3～4台は毎日入庫してる状況で、おかげで予定していた作業が全然進みません(泣）。
でも、これにしても、例年だと連休前までには一段落ついているはずなんですが、今年はまだ交換作業のピークすらまだ来ていないような気がしています。
こんな調子なんで危うく忘れかけるところでしたが、昨日やっとファミリアのタイヤ交換を実施して、昨年秋以来できなかった洗車もやることができました。

閉店後、床掃除する前に会社で(^^;

気がついたら、22時回っていました(笑）。

ご存じの方も多いと思いますが、京都でまた悲惨な事故が起きました。

祇園での事故の記憶もまだまだ生々しいところに発生し、しかも死者まで出たという話を聞くと、どうしても「またか…」という印象はぬぐいきれません。
同時に、「いつ、自分も加害者になり、被害者になるかもしれない」という思いに駆られ、気持ちを引き締めたいと考えた次第です。
この場をお借りして、亡くなられた方々に対し謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

しかしながら、どうにも腑に落ちない点があるんです。

今回の事故現場、以前から「危険な道路」であるという評価があったようです。
なんでも、近隣を走る国道からの抜け道になっていて、道路幅が狭いのに飛ばす車が多いとか…。
しかも、近隣の小学校の通学路に指定されていて、事故発生当時も集団登校の列に、加害者のワゴンRが突っ込むという惨事になったとのこと。

…ですが、事故発生の23日から昨日24日昼頃までの論調は「そんな危険な道路を通学路に指定したのが不味い」というのが圧倒的だった印象を覚えました。

まぁ、過去に人身事故起こして地元の検察庁に出頭したとか、免停食らった経緯を持つ私が言うのも何ですが…。

確かに、自動車と歩行者が同じ道を使う以上、立場の弱い側への安全は確保されるべきであり、ステアリングを握る側にも、それ相応の気配りが必要なのは言うまでもない話ですし、それ故、あらゆる安全対策を講じなければならないのは至極当然な話ではあります。
実際、私の通勤路も所々で通学路に指定されている箇所があって、そこでは歩道やガードレールが設置されていたりします。

しかし、土地の事情はともかくとして、交通事情の問題として片付けて「はい！おしまい！」ってのはどうなんだろうかと。
いくら「危険な道路」という認識があって、重大事故の発生が懸念されていたとしても、「そりゃ、そんなとこ通学路にしちゃう方が…」ってのは、あまりにも乱暴すぎやしないか？と思う次第。

今回事故起こしたのは、無免許運転で夜通し走り通した未成年が起こしたものであり、非難されるべきはドライバーもさることながら、無免許という事実を知りながら車を貸して同乗までして、あまつさえ被害者の救護すら行わず、まるで他人事のような振る舞いを取った仲間と称するクソガキ者ではないのかと。
しかも、ドライバーは過去にも無免許運転での前科があるという話ですね。

自動車学校でも習うことですし、最近では必ず車の取説にも書かれていることですが、事故を起こしたときは警察等の関係機関への通報はもちろんのこと、

けが人が発生しているときは、救護しましょう

ということになっていますよね？人道的にも、法的にも。

「人にケガさせちゃった、どうしよう…」とパニック状態になるという心理は理解できなくもないですよ。
実際、私が過去に人身事故起こしたときもおろおろしてしまったし、結局周りにいた方が警察や救急車を呼び、そこの部分を検察で突っ込まれましたよ。
ちなみに、その現場は今の会社にも近く、現在私の通勤ルートになっていますが、そこを通るたび思い出します。

にもかかわらず、一方的に「そんな危険な道路を通学路にする方が悪い」みたいな話ばかりってのは、何かどうも「意図的な」ものを感じずにはいられませんでした。

翻って、24日の夜放送の「報道ステーション」を遅い夕食を取りながら見ていたときのこと。
前日までの「ツウガクロガー」という論調から、手のひら返したように「無免許運転の方が悪い」という論調に切り替わってしまったのを見て、

そりゃないっすよ、古舘さん…。

と思ったのもつかの間、問題はこの後。

どうも、危険運転致死罪の適用は難しいらしい。

とのこと。
曰く、運転時に「その事故を回避できるだけの技能を持っていたかが重要であり、これには免許の有無は問わない」ということらしい。

うわぁ…。なんて理不尽な話なんだろう…。

昨今、身分証明書代わりに車の免許を取得する人間が多いらしいが、これじゃ何十万もかけて自学に通って免許取る意味全くないじゃん。
まぁ、確かに私有地内だけで車なりバイクを乗る分には免許も車検もいらんわけですが、動かし方を覚えた機械、まして車やバイクなんて公道を走りたくなるのは必定だろうに…。
だからこそ自学で必要な知識や技能を身につけて、警察所管の免許試験場で試験を受けて取得できるだけでなく、一定期間ごとに更新だって必要なものだっていうのに…。

さらに付け加えれば、非日常の速度域を常用とし、安全に走行するために必要な知識を身につけた証として、モータースポーツ関連のライセンスまで存在する訳なんだし…。
…って、そういう解釈でいいんだろうか自信ないけど(^^;

それが、「免許があろうがなかろうが関係ない」ってのは、どうにも腑に落ちませんね。
先に述べたように、「必要な知識・技術・技能を身につけましたよ」ってことを国が認めて免許を発行するわけですし、これは何も車の免許に限ったわけじゃないと思うんです。
故に、そうした必要な専門教育を受けず車を運転して、あげく重大事故起こした時点で「危険」だと思うんですが…。

そりゃ、亡くなられた方のご遺族から「復讐」だの「死んでも償え」だのって言葉が出ますわな。
この分じゃ、「自動車運転過失致死」で数年で娑婆に出てこられるわけですから…。

ですが、これだけは言えることだと思います。再三繰り返しになりますが…。

明日は我が身です。

さてと、久々にこの手の話題を。

先日、たまたまyoutubeで見つけたこの動画を見て、



「ここ半年ぐらい、甥っ子の顔見てないなぁ…。」

と、ふと考えてしまいました。
確か最後に見たのは、昨年2人目が生まれた夏頃でしたか。

いや、ちょうど同い年なんですよ。弟夫婦の上の子が。
「たかなしひな、3さいでしゅ！」なんてなこと言われますと、つい思い出しますよ…。
世の中的にはいよいよ来週末からゴールデンウィークなんですが、レンタカーやってる関係で連休中も出勤日が設定されております。

…そのうち、リアルで

おいたんだぁれ？

っていわれそうで怖いんですが(笑）。

それはさておき、どうも2012年冬アニメは良作揃いだったという噂を耳にしています。
私はというと、ちょうどその時期は排雪作業があったために

チェックしてる暇があれば、睡眠に割り当てたい心境

だったため、ろくすっぽ見ることができず、気がつけば春を迎えていました(^^ゞ
…だって、下手すりゃ「24時間稼働」だったんですもの。

アニメの放送時間帯が、いわゆる「ゴールデンタイム」から深夜帯に移ってから久しくなり、最近では乱造気味との声もあるとかないとかで少々危惧しておりましたが、こうしてよい評判を聞くとなんだか安心しますね。
尤も、我が北海道の場合、地上波で深夜アニメ自体がほとんど放送されないため、CSやJCOMが頼りの綱となるんですが、いくらコンテンツが充実したとしても中身がなければ意味がないわけで、そういう意味でも良作が多いということは、後々再放送されたときの期待も膨らみます。

ちなみに、上の動画も冬アニメの一つ「パパのいうことを聞きなさい！」からのMAD。
行きつけの本屋でデモ動画が流れてますが、見てるとなかなかおもしろそうですな。

それよりも今、最も注目しているのが「戦姫絶唱シンフォギア」。
我らが奈々様が出ているということもあり、OPの「Synchogazer」(この曲超難しいっすね(^^ゞ）のCDも購入し、会社関係の着うたにも設定済みだったりもします。
先日も車庫証明の申請に行った際会社から電話がありまして、奈々様に「絶唱」していただいたところです。

豊平警察署内で(笑）

この作品の何を期待しているのかって、劇中で流れる曲の数々。とにかくクォリティが、とんでもなく高いらしい。
それもそのはずで、ここ数年アニメやゲーム関連の曲のプロデュースを手がけることが多い、エレメンツガーデンの上松範康氏が原作を担当。
先日第一話を見る機会があったのですが、個人的にツボな展開で、2話以降を見るのが今から楽しみです。
当然、劇中や劇番も担当されてるんですが、一曲一曲の出来がすばらしいの一言。
なんといっても、第一話の初っぱなから出たのがこの曲！



いやぁ、久々に聞いたわぁ。高山みなみの歌声！何年ぶりだろう…。
しかし、意外だったのはこの動画についてた

高山みなみって、歌うまいんだね

というコメント。

そうか…。今やベテランの域に達し、「見た目は子供(以下略）」の中の人としておなじみですが、その昔「TWO-MIX」というユニットのヴォーカルやっていたことを知らない世代が出てきていたとは…。
今でいうところの「Fripside」のように「声優+音楽クリエイター」とのユニットの走りだったのがTWO-MIXでありました。
個人的なお気に入りは、この曲！



トヨペット店勤務時代、仕事中に有線から流れてきたTWO-MIXの曲を初めて聴いたときからすっかり気に入ってしまい、この「Time Distortion」も出勤・帰宅時にずっと聞いてしまうほど。

あれから10年以上経ち、シンフォギアの劇中歌「逆光のフリューゲル」に出会うことになろうとは。
往年のTWO-MIXの曲を彷彿とさせる曲調に、新旧声優アーティストの競演が聞いていて心地いい一曲。高山みなみのヴォーカルも健在だし、何より、この歌声にマッチするのは、奈々さんしかいないでしょ！
本編まともに見てないのに、会社帰りにCD買っちゃいましたもの(^^ゞ

4月から始まった「春アニメ」も気になるところですが、良作揃いとの誉れ高い冬アニメにも期待したいところですな。

その前に、4月からAT-Xで始まった「ゆるゆり」と「WORKING'!!」をはじめとして、HDDレコーダに録りだめている作品群をとっとと見なければ(笑）。

夕飯とりながらニュースを見ていたんですが、何でも先月の「消費者動向指数」が2ヶ月ぶりに向上したんだとか。
全然、実感が涌かないのは気のせいなんでしょうか。
…むしろ、私の場合低下してる一方のような気も(泣）。

だからというわけでもないんでしょうが、ずいぶんと大きなお買い物をされる予定がある方がいるようですね。
その方とは、東京都知事・石原慎太郎氏。
そして、その買い物とは、

「尖閣諸島一式お買い上げ」だそうですよ！

一度でいいから、こんな凄まじい買い物をしてみたいもんですわ(笑）。

正確には「東京都が購入」ということなようですが、昨年から交渉を続けていて、今年中には売買契約が成立するとかしないとかって話だそうです。また随分とスケールのデカイ話ですよね～。
尤も、当の東京都側も知らなかった話らしく、末端の都職員にいわせると
ハァ？
という感想がほとんどなそうですな。
ま、確かに、本来であれば国がどうにかすべき事案を、一地方自治体が口出しするってのはある意味筋違いではありますが、石原氏がこの話をしたとたん官房長官が記者会見で

いや、うちも買う用意あるしw

などと、まるで後出しじゃんけんのごとく発言するってのもいかがなものかと。

ただ、これまでの石原都知事の発言の影響力の強さを考えてみると、「本気で買うんじゃないの？」と思えてくるんですよ。

私の中で一番印象深いのは、なんといっても2003年の「東京都下のディーゼル車規制」の時ですね。



あのときの記者会見で、ペットボトルに入ったPMを振りまいたのがきっかけで、今日の「クリーンディーゼル」が存在する訳なんですから。
ただ残念なのは、あれ以降、未だにディーゼル車に対する禁忌的なものが根強く、今ひとつ本格的な普及には至っていないところですが…。

当初は商用車、すなわちバスやトラックが中心だったのが次第にディーゼル乗用車にも拡大したこともあって、あの頃はまず道内では入手困難であろうレベルの程度のいいディーゼル車を仕入れることができましたね。
実際ばらしてみたら、明らかに「車検取ってまもなく売却された」とおぼしき形跡が見て取れた車ばかりでしたよ。
前職の時、お客様から「随分と程度のいいディーゼル車そろってるねぇ！」といわれたとき、

えぇぇ、どっかの都知事がペットボトル振り回してくれましたからね～。

って答えたら、大ウケされましたもの(笑）。

加えて、NOx（窒素酸化物）の規制も強化されたこともあって、東京を含めた関東圏や関西圏では並行輸入でフルサイズのアメ車のRVを、何の対策もせず「貨物車登録」できないとか。
実際、うちの会社でシボレータホを関東のお客さんに販売した際、貨物車登録のまま名義変更かけようとしたら、お客さんのところを管轄する支局で断られてクレームになったことがありましたし…。

ですが、本来国が率先してやるべき政策に対してひるむことなく、真正面から切り込んでいって国を動かしてしまうパワーはすごいと思いますよ。
それに、尖閣諸島の近隣にある沖縄の名護市長も歓迎の意向を示していますし、「東京と名護の共同所有にしましょう！」なんて話も出て来ています。
あの都知事のことですから、たぶん共同所有までは織り込み済みでしょうけど。

それよりも、尖閣諸島が実は個人所有で、国へ年間2400万円でレンタルしてたって話の方が、一番驚いてたりします(^^ゞ

以前、みん友の7013WORKSさんのブログに、こういうコメントをしたことがあります。

社外のフォグが入手困難になる日が来ようとは…

正確に言えば、あることはあるんです。
ただ、、その多くは海外製の品質が少々心配になりそうなものばかり。
そういうのがヤフオクなどでうんざりするほど出品されていて、かつてはカー用品店の店頭でよく見かけたはずの有名メーカー品がぱったりと見かけなくなってしまいました。

考えてみれば、最近の車ってあらゆる面で「フラッシュサーフェス化」が進んでしまい、下手に社外フォグ取り付けるとデザイン的にかっこわるくなったり、そもそも取り付けスペースが無くって、少なからず何らかの加工が必要になる場合が多くて、「それならいっそのこと、ディーラーOP品でいいや」ってな具合になるんですね。
実際、その車種に合わせて作られてますから、デザイン的に破綻することもないわけですし…。
それに、フォグランプが標準装備になっていることも多くなりました。

このように、時代の変化によって「以前見かけたはずのあのカー用品が…」っていうことが多くなった気がします。
つい最近も、「いつの間に見かけなくなっただろう…」と思わせる出来事が。

先日、うちの会社で販売したのが、

この型のアルトバン(HA24V)。
元々はミラ(L510S)を車検でお預かりしたのですが、修理箇所がやや多いのとタイミングベルトの交換時期が近づいていたのとで、車検を取りやめ代替することになったのです。
余談ですが、試乗がてらオークション会場から会社まで走ってみたのですが、伊達にDOHCエンジンが搭載されているわけではなく、車重の軽さも手伝って3ATながら車速の伸びがすばらしいの一言。
最近、各地で行われている「軽カー耐久レース」辺りでやたら人気なのもうなずけます。

ところが、この車、バンだけに標準装備のオーディオが「スピーカー内蔵AMラジオ」のみ。
尤も、ドア内張にはスピーカーグリルが成形してあって、ドア内部にも配線が来てることは容易に想像できたんで、社外品への交換もスムーズにいくはず。
実際、販売の商談を担当した社長からオーディオ変更の指示が来て、店長が作業を担当。
しかも、

カセットデッキへの変更

というオーダー。

まぁ、社内にデッキ自体は在庫があったので、サクっと終わるだろうと思っていたのですが、ここからが問題。

なんと、その在庫のカセットデッキが見事なジャンク品だったことが判明…。

加えて、店長が別件で札幌の隣、北広島市内にある道内の車好きにはおなじみの狩り場解体屋にいった際に見てきたらカセットデッキが一台もなかったそうで、不審に思った店長が尋ねてみたら…

最近需要がまるで無いんで、全部捨てているんですよね～

とのこと。
では、新品は現在売っているのかと調べてみたら、これがまたどこのメーカーも生産してない！
道理でカー用品店で最近見かけないなぁと思ったら…。
私も車検時の引き取りと、その後お車をお返しに上がった際にお客様をお見かけしたのですが、初老の男性で、なるほどカセットデッキを指定してくるわけだと思いました。

ぶっちゃけ、17日の納車を目前に控え頭を抱えております…。

まぁ、確かにMP3/WMA対応のCDヘッドユニットが1万円を切る価格で新品が買えるようになって久しいですし、昨今ではUSBメモリやiPodなどに対応したユニットも珍しくはなりました。
今の若い人に「昔、車載用CDデッキが10万円したんだぞ！」といっても、たぶん信じてもらえないだろうなぁ、と感慨にふけってみたりも…。

しかし、こうしたデジタルメディア全盛の状況においても、カセットデッキって実は重宝するんですよ。
大概の場合、FMチューナーが内蔵されている場合が多いですから、それこそ「FMモジュレータ」使えば車内で聞くことができますし、「カセットテープ型アダプタ」を使えば、モジュレータ使用でネックになる「音の悪さ」（あれにしても電波使ってる以上、避けようもない話なんですが）も少なく、快適に楽しめたりするんですね。
ですから、カセットとはいえ捨てたもんじゃないのですが、まさかこれが新品で買えなくなる日が来ていたとは…。

振り返ってみると、物心ついたときに親父殿が乗っていたT100系コロナのオーディオは、AMラジオにカセットテープの更に前の世代となる「8トラテープデッキ」でしたし、その次に乗ったAT140コロナでようやくカセットデッキを装備で、現在のプレミオでナビを装備するまではずっとカセットデッキがありました。
 
う～ん、8トラテープを覚えているのって、私の世代でぎりぎりだと思うんですが(^^ゞ
…カラオケにしたって、黎明期は8トラテープだったし、それこそ20歳過ぎてカラオケボックスに遊びに行くようになったあたりでようやく「レーザーディスク」だったのが、今じゃ通信カラオケが当たり前になってしまったし。

カーオーディオ関係でいえば、リアトレイに鎮座してた「BOXタイプ」のスピーカーも、全く見なくなりましたね。
これにしても、リアスピーカーがドアマウントあたりまえになったこともありますし、そもそもリアトレイ自体がない車が販売の主流になってしまったことが要因としてあるのでしょう。
昔は各社こぞって、イルミと連動して自社ロゴを光らせたり、ブレーキやウィンカーと連動して色が変わったりと、いろいろあったのですよ。



尤も、後者は道路交通法改正であえなく生産停止を余儀なくされ、単純に自社ロゴが光るだけのタイプに統一になりましたが…。