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ひろくん@北海道のブログ一覧

2014年01月31日 イイね!

白い「巨壁」

昨日辺りから、全国ニュースなどで取り上げられておりますが…。



札幌で起きた「小学生失踪」事案
今月に入ってから、似たような失踪事件が相次いでいただけに、非常に心配ですね。
市内南東部の白石区内にある失踪事案の発生場所周辺では、右を向いても左を見ても警察関係者と報道関係者だらけという、ある種異様な光景だったそうな。

今日の札幌は、正午頃からの僅か3時間ほどで10cm以上の降雪を記録し、強風に煽られて市内各地で猛吹雪が吹き荒、そこに昨日の異常高温が引き金になって路面は凍結しているという最悪な状態となりました。

そんな中、市内北部の新興住宅街である「あいの里」地区に排雪作業で出向きましたが、よりによって丁度一番酷い時間帯にぶつかってしまい、極寒と強風の中での作業を強いられましたorz
引き渡し前の新築物件でのことでしたが、雪を掘ると中から大量の資材と思しき木材やらカラーコーンなどが次々と「発掘」され、半ばブチ切れながらの作業でしたけど、そうはいっても元請け側には文句の一つも言えないという、建設業の悲しき現実も垣間見えましたが…。

しかし、失踪から5日目、報道された翌日となった今日現在、残念ながら発見はおろか有力な手がかりすらつかめていないという状況であります。
この時期、札幌市内で短時間に大量の雪が降ると言うことはさして珍しいわけじゃないですけど、雪には慣れっこの我々札幌市民が思わず呆然としてしまい、外出さえも控えないと身の危険すら憶えるほどでしたから、そんな中での捜索活動ともなると、それはそれは頭が下がる思いですが、何も得られなかったときの徒労感は半端ではないのは容易に想像できます。
捜査本部には、これまで130件ほどの情報が寄せられているそうですが、その中にはどういうわけだか道外から入ったものもあって、こちらも成果は今のところナシなんだそうで…。

この時期の行方不明者捜索となると、屋根などからの落雪による生き埋めも考慮しなければならないこともあって、一般的な聞き込み捜査などの他に、動画内にあったように、「ゾンデ棒」という、山岳遭難での行方不明者捜索に使われる機材を使っての捜索も行われるんですが、中には、春になって雪解けと共に遺体で発見されるという、痛ましい結果となることもあります。
ただ、今回の事案の場合、現場は地下鉄駅(しかもバスターミナルや繁華街がある、結構人が多い場所)の近くらしく、車通りも多い場所でもあるんですが、どうも失踪当日は、歩道上に居る人を余裕で覆い隠してしまえるほどの高さになった雪山があったらしく、情報も少ないのがネックなんだとか。

無論、無事に見つかってくれることが一番ですが、近隣では不審者情報が相次いでいたとか、正直、白石区自体がお世辞にも治安が良いとは言えないところって言う不安要素がありますから、何とも言えないところでもありますが…。
…白石区の北隣は、市内でも最凶に治安が悪いと言われる東区ですしね~。

北海道での失踪事件というと、13年前に室蘭市内で起きた女子高生失踪事件も未だ未解決のままですし、願わくば同じような末路を辿って欲しくはないところではありますね。
Posted at 2014/01/31 23:06:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 戯れ言問わず語り | ニュース
2014年01月30日 イイね!

なんちゅう日に(^^;

またしても、ブログの更新間隔が空いてしまい申し訳ないですm(_ _)m
この間、波平の中の人が急死したり、雪かきする気が起きないほどのドカ雪が降ってきたりと、そりゃもう大変でして…。

さて、実はこの度、ようやく「通年雇用」の仕事にようやくありつけまして、ちょっとしたツテを通じて、札幌南区内の、とある建設会社で働くことになり、本日初出勤日を迎えました。
北海道内大手のホムセンの下請け仕事がメインのところでして、主な仕事内容は基本的に事務処理関係ですが、そこは何分降雪地にある、小さな小さな建設会社。
一応雇用体系としては所謂「正規雇用」なのですが、何故か排雪作業員として、早朝から4tダンプに乗っかって駆り出されることに(笑)
…どうやら、これが「試用期間」中の私のお仕事のようです(^^ゞ

しかしまた、こういうハレの日だというのに、今日の天気は異様すぎました。
何せ、今日日中の最高気温がプラスの2桁一歩手前!
道路は雪が溶けて、あちこちに大きな水たまりが出来ていたり、住宅地の路地に入ると、中途半端に溶けた雪でザクザクという有様。
そりゃ、雪ではなく雨が降ってくるわけですが、まだ1月ですしね…。
ちなみに、明日は終日「真冬日」の予報が出ているわけですが、こう気温の乱高下が激しいと、それだけでダメージ喰らいそうですよf^^;

尤も、前の会社でも排雪やってましたけど、今度の会社の場合は殆どダンプに乗ってるだけで、外に出て雪を掻き出すようなことも少ないですし、大体は午前中から昼頃にかけて終わって、その後夜遅くまで他の仕事をするわけでもなく解散なので、今のところ体的には結構楽です(って言っても初日ですから、楽観視できませんけどねぇ)。

幸い、月一の通院に関しても理解をいただけましたし、加えて社保完備
給与に関しても、いわば「押し掛け女房的」な入社にもかかわらず、

えっ?いいんですか、それで?

と、道内での同じ職種における相場と比較して、一瞬たじろんでしまう程の金額を提示していただけました。
…逆に言うと、道内の事務職系の給与水準が如何に低いかって事でもありますが

そういえば、先述の永井一郎氏急逝のニュースを知ったときのこと。
早いもので、あのニュースが流れてから2日が経とうとしているわけですが、普段なら余り記事にしない新聞やニュースだけで無く、ワイドショーまでもが取り上げていたのが印象に残ります。
そして、目下の問題が、永井氏の代表キャラクターである「波平役」の後任を誰にするかなんだそうな。
「永井一郎ワークス」を並べるのも今更ではあるんですが、中でも一番有名なのが磯野波平役であったことは言うまでも無いところです。
しかし、アニメや吹き替えってのには付きものな話だとはいえ、普段慣れ親しんできた声が、ある日突然、別の声変わってしまう事ほど違和感を覚える事は無いわけです。
尤も、これは「サザエさん」に限った話でもなく、これまでいくつのも先例があった訳ですが…。

そのような中にあって、様々な考え方があろうかと思いますが、個人的には永井氏に次ぐ「新たな波平役」候補と聞かれても、正直思いつく人が居ないというのが素直な感想ですし、無理もないことでしょう。
これは、放送開始から半世紀近く経過し、たぶん、と言うより、自分を含め殆どの視聴者が「生まれる前から放送していた」という世代が多いであろう超・長寿番組ならではともいえる訳ですが、それ故に、尚更難しい人選を迫られることになるでしょう。

ただ、演じられていく中で様々なご苦労もあったと思いますが、逆に言えば、あの「波平」役は、永井氏にしか出来ない永井氏が担当されたからこそ成立し得たオンリーワンの存在であったとも言えるのではないか、と考えます。

No1にならなくてもいい、もともと特別なonly one

…なんか、こんな曲があったような気もしますが、確かに、様々な分野において「一番」というか頂点を極めるって事は、それはそれで素晴らしいことだと思います。
ただ、何を以て「一番」とするかって部分はありますし、それって客観的に比較できるデータがあって初めて意味をなすものであって、いつしか、それを上回る者が出てきたときに、とたんにその意味を失ってしまうもの。
それであれば、その人にしか出来ないこと、というか、その人でなければなし得ないことの方が、実は一番尊いんじゃないかって気がするんです。

効率面を考慮すれば、一つの標準を決め、その人と同じような動きや働きが、周りの人間すべてで出来るようになればベストではありますけど、それでは余りにも人間味がない
でも、オンリーワンな存在の人って、何故か妙に魅力的に感じるんですね。
永井氏の例もさることながら、「ファンの多い人」って言うのは、こうしたオンリーワンでしか出せない魅力がそうさせた結果でもあります。

尤も、声優・ナレーターの類いだけでなく、この世に存在する様々な職種すべてに当てはまることであって、出来ればそういう存在になれれば理想ではありますし、抑も、「オンリーワンな存在」自体が理想論に過ぎないのかもしれません。
それに、余りにもナンバーワン・オンリーワンを目指すことばかりに注力してしまうと自滅する可能性を秘めているってことは自分自身経験したことでもありますが、流石に「緩みっぱなし」ってのも大いに問題があるわけで、ある程度は「緊張感」を持つことも必要です。
ですが、どうも自分の場合は、ある一定方向しか見ない癖があるようで、緊張感の張り方というか、バランスの合わせ方みたいなのがイマイチ良くわかってないんだなと、今更ながら気づかされています。

ともかく、経済的な部分での見通しを付けられたというのは大きな一歩ですし、この年齢になって再就職が、しかも、まるっきり未経験職域での話ってのは奇跡的と言っても過言じゃ無いと思います。自分で言うのもなんですが(^^;
これで、やっと次期車輌投入にも弾みが付けますし、やや時間も無いことから、来月には具体的なアクションを起こす予定です。
…ある程度候補も絞れつつありますし。

とは言っても、まだまだスタートラインに立っただけ
一寸先は真っ暗闇で、何が起きるかわからないのがこの世の中です。

…まぁ、気負わず、ポツポツやっていきますわw
Posted at 2014/01/30 19:00:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | お知らせ等 | 日記
2014年01月21日 イイね!

この温度差w

国交省、JR北に初の監督命令 数値改ざん、告発も検討
2014年1月21日11時50分

JR北海道のレール点検数値改ざん問題で、国土交通省は21日、JR会社法に基づく監督命令と鉄道事業法による事業改善命令を同社に通知した。安全部門トップの解任や今後5年間の監査の継続なども公表した。野島誠社長ら経営陣の続投は当面認めた。

 太田昭宏国交相が閣議後の会見で「鉄道事業者としての資質を一から問われており、自助努力による改善が難しい」と指弾。刑事告発に向け、北海道警に相談を始めたことも明らかにした。昨年9月の函館線脱線事故現場の検査データ改ざんでは、現場社員の関与に加え、上部組織の函館保線所の所長、助役の指示、本社での改ざんも確認した。

 鉄道事業法では、輸送の安全確保の責任者である「安全統括管理者」が職務を怠った場合に国が解任を命じられると定めており、問題を見過ごした豊田誠・常務取締役鉄道事業本部長を同管理者から解任する。


http://www.asahi.com/articles/ASG1P0GD0G1NUTIL05X.html
…ということで、あのJR北海道にとんでもなく重い処分が下ることになりまして、これに伴ってかなりの人数が社内処分されるそうな。
「JR」という組織の成り立ちから考えれば必要なんでしょうけど、「JR会社法」なんていう法律があったんですね~。
昨年の貨物列車脱線事故から様々な問題がが明るみに出てきたというのが一般的な見方でしょうが、石勝線で特急列車を丸焼きにした辺りでこうした処分が下されていたら、今とはもっと違う結果になってたかもしれないですな。
まぁ、同じ思いは、数年前に起きた尼崎市での列車事故の時にも思いましたし、いわば結果論であり、「たられば」話にしかならんのですがね…。

こんな事がある一方で、現在建設が進んでいるのが「北海道新幹線」
その北海道側の入り口となる函館側の停車駅名をどうするっていう論争が起きてる事に、ものすごい温度差というか「他山の石」っぷりが見えますね。
そりゃ新幹線も必要なんでしょうけど、鉄道って走らせるだけじゃ済ませられない訳で、当然、車輌や線路の「保守管理業務」ってのが付きものの筈。
外国から「日本の鉄道は時間が正確だ」と評価されてるそうですけど、それらを支えるのも鉄道会社としては当たり前な話であって、今回の一件が片付くまで、新幹線の建設を一時凍結するぐらいはやっても然るべきだと思うんですけどね~。
…何かって言えば「目先の利益」しか追っかけられない道民気質じゃ無理か(笑)

ただ、同時に思ったのは、同じ運輸業界というか「輸送手段」を扱うという点から見たとき、自動車整備業界と比べると、処分の仕方に随分と温度差を感じるんですが、その前に、自動車整備事業者の種類をここでおさらいしてみましょうか。

車の整備といってもいろいろあるわけですが、その中で自動車の基本的な性能や機能部分、つまり「走る・曲がる・止まる」に関わる部分「重要保安部品」という位置づけになっていて、それらの修理や交換などの作業に関しては「分解整備」という作業に当り、基本的に有資格者でなければ「触っちゃダメ」なところになります。
具体的な部分を説明するのは面倒なので(笑)、詳しくはこちらを見ていただくとして、これらの作業を事業として請け負う場合は、各地方にある運輸局から分解整備事業者として「認証」してもらう必要があり、これが整備工場としてのファーストステップとなります。
整備振興会との「ただれた関係」の始まりとも言いますが(^^;

即ち、認証を受けてない事業者が、整備作業を「事業」(工賃と部品代が発生し、それを収受する)として行った場合、当然厳しく罰せられます

そして、認証工場の内、自社工場で自動車の検査が出来る体制なり機器なりを備えた上で、運輸局から「指定」されるのが指定工場、所謂「民間車検場」です。

たぶん、整備工場に行くとこの看板を見たことがあると思うんですが、



これは、いわば「国からもらった整備事業者としての証」という訳なのです。
一見全部同じように見える整備工場ですが、法律的にはこの2種類があって、ざっくり言ってしまうと「自社で検査が出来るかどうか」が区別するポイントとなります。

勿論、認証・指定工場に対する「処分」というのも存在します。
国交省のサイトにある統計を見てみると、年々数は減ってきているようですが、それでも、毎年、全国で何らかの処分が下っていますし、私が現場に居た頃もしょっちゅうその手の話は聞いてました。

その中でも、一番重いのは「取り消し」関係。
認証工場だと、本来であれば運輸支局の検査場に持ち込まなければならないところを指定工場に検査を依頼すると、それだけで一発取り消しです。
また、指定工場も取り消しがあって、例えば、違法改造車や違法改造状態にもかかわらず「保安基準適合章」を発行したり、所謂「ペーパー車検」をやった場合は取り消しになることがありますね。
ここまで来ちゃうと大ゴトでして、指定工場で検査を行う「自動車検査員」はすべからく解任されてしまいますから、民間車検場としてのメリットどころか、整備工場としての存在すら無くなってしまうという、時代劇に例えると「お家断絶」的な処分となるんですね。
これ以外にも様々なパターンがありますんで、詳しくはググってみてください(^^ゞ

無論、例えディーラーだろうが専業工場だろうが関係なく処分されますし、恐らく、規模が小さくて体力の無いところになると、それだけで吹っ飛んじゃうこともありますな。
ただ、何度も同じようなことやってる割には、全然懲りてないってところもありますけど。
ABとかSABとか自働後退とか(禿笑)

確かに影響を考慮すれば、公共交通機関でもあるJRだと「営業停止」とか「会社取りつぶし」って訳にもいかないってのは理解出来ますが、今回のJR北海道に対する処分内容を見ると、「整備業界と違って随分と甘め」って気がしますね。
運輸関係の一番トップのクビを切る割には経営陣を刷新する訳でもないし、会社としても存在できるってのは、なんだかねぇ…。
これまで「業務改善命令」を受けても改善しなかったものが、今回の処分でどうなるかは結果は見えてるような気がしてならないのですが。

尤も、JR系と旧国労系を合わせて4つの労組が混在し、しかもお互いいがみ合っている状況で、大問題が発生する度にお偉方が「自殺」という名の内ゲバで海に浮かぶ会社ですから、何も変わらないような気がしますが(笑)

ん?私、何か言いすぎまして?(^^;
2014年01月19日 イイね!

とある北海道の「巨大食物」

今日放送の「鉄腕DASH」の「出張DASH村」で、道内で生産されている、とある「巨大食物」が取り上げられました。

その場所とは、北海道夕張郡



…と一口に言いましても、そこは流石北海道。少々広うございまして(^^ゞ
場所としては札幌の東隣ぐらいで、新千歳空港のちょっと上辺り(笑)
その名の通り、国内で唯一「財政再建団体」に指定された夕張市を真隣に控えたところでして、道央自動車道と道東自動車道が間近を走っており、札幌からも比較的行きやすい環境にあります。
管内には長沼町由仁町、そして「名字と同じ」という共通点から、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督が自宅を構えてしまったという栗山町の3つの町からなり、メイン産業が農業というところ。
番組内では具体的な町名までは出てませんでしたが、恐らくは長沼町内でロケを行った物と推測されます。

そこで紹介されたのは、「札幌大球」というキャベツ。
しかし、そんじょそこらのキャベツとは訳が違うという代物…。
これまで様々な番組でも紹介されているようですので、もしかするとご存じの方が居ると思いますが、まずは関連情報のリンク先にある画像をご覧くださいな。

なんか、おかしいでしょ?(笑)

一般的なキャベツが大体1kg/個程度らしいんですが、この札幌大球は一個で4~10Kgとまさしく「大球」級のデカさなのです。
北海道での「巨大食物」と言えば、「ト○ロが傘代わりに使ってるんじゃね?」っていうぐらいの葉の大きさと、高さが2mにも及ぶくせに大味でないという、これまた不思議な「ラワンブキ」も有名ではありますが、北海道って土地は時よりこうした「巨大食物」が登場するんですねf^^;

しかし、私も久々に見る巨大キャベツ…。
最近、野菜類が高騰しているようですが、あの大きさから見れば、「道の駅価格」とはいえ一個あたり1000円の価格は納得。

でも、私が小学生ぐらいまでは、晩秋頃にこんな感じで、



袋詰めされた大きめのキャベツが、普通にスーパーとかで売られていたものです。
このほかにも白菜や大根といった物も袋詰めで売ってるんですが、白菜だと3~4個大根だと10本以上入ってましたかね(^^;
その用途は、野菜の入荷が少なくなる冬場に向けての「越冬用」という側面もさることながら、中でも「漬け物用」として購入し、自宅で何らかの漬け物を作るというのが、いわば風習となっていました。
我が家でも、大体10月頃には大根を屋外で干したり材料を刻んで漬け物樽に投入したりして使い込んだ木製の蓋の上に河原で拾ってきた大きな石を載せておくと、2週間ほどで石の半分ぐらいまで野菜から出た水分がしみ出るという光景を毎年のように見てきました。
これを作る光景も、番組内で久々に見ましたね。



北海道を代表する漬け物「ニシン漬」です。
先述のキャベツと大根に身欠きニシン(ニシンの干物ですな)、米麹と塩を投入した後かき混ぜて、2週間ほどつけ込めばできあがり。
これがまた、ご飯のおかずだけでなく酒のあてに丁度いい味なんですが、この時期に漬けると、時々凍ってたりするんですね(^^;

生産に手間がかかるとか、所謂「核家族化」の影響で札幌大球を作る農家さんも年々少なくなり、現在作ってるのは10軒ほどなんだとか…。
確かに、漬け物類はコンビニやスーパーとかで手軽に買えるようになりましたし、抑も「自宅で漬け物を作る」ことすら少なくなりました。
それに、巨大なキャベツを買ったところで、使い切れる前に腐らせてしまうのがオチだったりで余り需要もないですしね…。

なんだか、このまま「幻のキャベツ」としてしまうのはもったいないような気がしますな。
Posted at 2014/01/19 23:50:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 戯れ言問わず語り | 音楽/映画/テレビ
2014年01月17日 イイね!

記憶の風化

すっかりブログの更新をサボってしまったことを反省しつつ(^^;

ふと気がついてみれば、今日で阪神大震災発生から19年なんだそうで…。



もう、そんなに経つんですね。
まるで、巨人に横から蹴られたんじゃないかと思える程になぎ倒された阪神高速の高架とか、その高架の切れ端から前輪部分が飛び出した状態でかろうじて陥落を免れた観光バスに、アコーディオンのように中間層が押しつぶされた高層建築物。

あの時ですら「未曾有の大災害」と言われるレベルの被害が出ただけでなく、その光景を「映像」とか「画像」を通して見ていた、いわば「外野」にいた私にも、その後トラウマとして脳裏に刻まれてしまうほどの衝撃でした。
我が札幌にも、一般道の上を走る高速道路等の高架橋や背の高いビルが点在しているわけですし、何より、地下鉄南北線の地上シェルター部分は高架になっているわけで、もし、今、巨大な地震が来たらどうなってしまうんだろうと不安に駆られることが、未だにあったりもします。
尤も、それから十数年後に、再び「未曾有」と呼ばれるレベルの災害に出くわすことになるわけですが…。

ただ、そんな「忘れてはいけない日」を思い出させてくれたきっかけになったのが、一昨日、起き抜けで行った月一の定期通院先の病院にある待合室のTVで、「神戸」という単語を目にしたことからでした。

人間の記憶って実はたいしたことはなくて、案外覚えているようで、気がつくと忘却の彼方へ消えてしまっているって事は、多々あると思います。
例えそれが、いいことでも悪いことでも、規模の大小を問わずで、良くて「断片的」に覚えている程度。

流石に、自分が母親の胎内から出てきたときに、医療関係者が何人いて男女の区別までついてるって人はそういないでしょうし、居ればいたで、それはそれは記憶力がずば抜けて良いんでしょうけど、多くの場合、その後の成長過程を経るに連れだんだんと薄くなり、やがては殆ど覚えてることはなくなるでしょう。
それに、例え断片的に覚えていたとして、PCと違って脳内を「デフラグ」出来ないわけですし、将来そこまで科学が進歩したときは、たぶん人間には何らかの通信ケーブルが接続できて、「攻殻機動隊」のようにネットワークの海の中に飛び込めるようになっているのかもしれません。
ただ、今のところはそうなっていないわけで、「記憶を補完する」という意味で、何らかの記述や映像と言った形で「残す」という行為につながり、それの集大成が所謂「文献」とか「資料」と呼ばれるものなのではないか、と。

つまり、見たり聞いたり体験した事を己の中にとどめているだけってのは、ただ単に「記憶」でしかなくやがては忘れ去られてしまう運命にある
仮に、それが直接経験した事柄であれば、ある程度は長期的に残るんでしょうけど、間接的に受けたものであれば簡単には身につかず、あっという間に記憶から消し去られてしまう。
それが、どんなに衝撃的な事柄であっても。

たぶん、これが「記憶の風化」って言うことなんだな。

会計の待合室で自分の名前が呼ばれるまで、そんなことを考えていました。

たぶん、いや、恐らく「風化」ってのは誰に止められないと思います。
だって、「個人レベル」で多かれ少なかれ記憶の風化が起こっているのに、いくらとんでもない規模の事故とか災害が起きたとしても、それを憶えているのは一人一人の人間でしかない。

今や、専門の機器だけではなく、携帯電話さえあれば静止画も動画も、なんだったらリアルタイムの生放送だって可能になった時代。
ブロードバンドの普及が始まりだした十年あまり前、あるソフトウェア会社に勤務していた頃、「そのうち、誰もが簡単に動画を世界中の人たちに発信できる日が来るに違いない」と聞いて半信半疑だったのが、今じゃ当たり前になっています。
しかしながら、何らかの原因で撮影したデータの記憶媒体が壊れてたり、アップロードした先のサーバが飛んじゃったりしたら、いや、せっかくアップしたのに誰にも見向きもされなければ、その大切な「記憶」も何ら意味を持たなくなってしまう
尤も、これは別にデジタル的な物だけでなく、紙とかのアナログ的なものでも同じ事ではありますが…。

だけど、そういったリスクすら生じる可能性があったにしても各々の体験を持ち寄って形としてまとめておかないと、その事象を知らない、いわば「フォーマットされただけ」の世代が増えていったときに、その後の世代へ代々引き継ぐだけでなく、自分たちの立ち位置と比較して、進んでる方向が正しいのかどうかすら比較・検討することさえ出来なくなってしまうのです。

「温故知新」とはよくいったもので、過去の出来事から今後を考えるためのヒントを得るために、「憶えている」人間達が出来るだけ知恵を出し合って、何も知らない世代達へ残すための記憶を集め、出来るだけ長期間にわたって保存できる方法で残すってのも必要ではありますが、まずは、リアルタイムで経験した人たちが、その事柄を「忘れない」って事が一番重要なんじゃないかって気がします。
何でもそうですけど、何らかの「きっかけ」があった上で、初めて行動が起きるものですから。

まぁ、阪神大震災もそうですし、先の東日本大震災から得た「記憶」と比較すると、我が札幌の防災体制ってのは随分と脆弱なような気もするんですが、それはまた別の機会で。
Posted at 2014/01/17 23:48:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 戯れ言問わず語り | 日記

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「とりあえず現地報告-その2- http://cvw.jp/b/929608/41169412/
何シテル?   03/03 00:46
世間からは「いい年して…」と言われる年代の割に、いつまでも車いじりが止められず、頭の大事なネジを10本単位で無くしてしまったらしい(笑)「ひろくん@北海道」と申...

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