
今日も今日とて、
AM4:30起床で排雪作業の日々でございます(^^;
今日の札幌、なんと日中の気温が
久々のプラス1℃という暖かさで、朝方凍結していた道路にも、大きな水たまりが出来るほどになっていました。
…おかげで、現場で
2回ダンプをスタックさせてしまいまして、
すっかり足を引っ張ってしまいましたorz
さて、本日最後の現場は、札幌の北端
「あいの里地区」にある某ハウスメーカさんのモデルハウス建設予定地。
私が子供の頃は、
こんな雪深い時期に工事すること自体が考えられませんでしたけど、世の中は進んだものでして、この時期でも
普通に住宅建設が出来るようになりました。
実際、今日行った現場の近くでも2棟が
絶賛建築中でした。
この「あいの里」地区は、ここ数年で
人口が急増している、市内でも屈指の新興住宅地でして、そのきっかけとなったのが、この地区に北海道教育大学が移転してきてからのこと。
上の画像を見ていただくとわかるように、現在では
「あいの里教育大駅」を中心として
放射状に住宅地が広がるという、まるで世界的に有名な人工島である、ドバイの
「パームジュメイラ」に似た街並を形成しています。
ただ、公共交通機関が
「あの」JR北海道の「学園都市線」ぐらいしか無く、住宅地近隣には路線バスすら走っていないとか、場所的に石狩湾に割と近いという事もあって、
市内屈指の「豪雪地帯」という弱点もあります。
事実、今シーズンも雪の影響で、数回全線運転見合わせになってます(^^ゞ
そんなところですから、例え幹線道といえども、近隣の道路両端に積まれた雪山が高いこと高いこと…。
我が家の周辺でもそれなりに降りますが、それでも一般的な乗用車がすっぽり隠れる程度なのに対し、
ラージクラスのミニバンのアイポイントぐらいまでは余裕
ときたもんだ(笑)
早朝スタートのいつものルート排雪を終えてから、4tダンプ3台に中型のショベルローダ1台で向かったわけですが、
「住宅1区画分」なのに雪の量が半端ないうえに、掘っても運んでも全然減らない…。
現場から雪捨て場まで往復すること、
なんと11回/台!
積んでるのが雪なので実際はもうちょっと軽いのかもしれませんが、およそ
132t。
10:30の作業開始から、気がついたら15時回ってました(^^ゞ
確かに、20tクラスの大型ダンプ1台使っても、約半分の往復で済むわけですから、そっちの方が遥かに効率的ではあるんですけど、何分住宅地って狭い道路が多く、
図体がでかいと反って使い勝手が悪いため、
「住宅地メインの排雪作業」で
なるべく積載量が多いものとなると、
4tクラスの方が都合がいいんだとか。
なるほど、道理でこの時期になるとやけに4tダンプを見かけるわけで…。
ところで、雪を積んだら当然捨てに行くわけですが、幸い、現場からそう遠くないところに「雪たい積場」があったため、そちらに向かったわけですが…。
もうね、
凄いでしょ(笑)
恐らく、地上からだと
10~20mくらいはあるかとf^^;
実は、この場所に来るのは今回で2回目でして、初めて来たときは吹雪で見通しが悪いという最悪なコンディション下で、頂上部分なんて霞んでるっていう、
なんだか
この曲が似合いそうな雰囲気(^^;
恐らく、ピラミッドや大仏などの、国内外問わず点在する「古代の巨大建築物」って、おそらくはこんな感じで作ってたのかもしれませんなぁ。
そう考えると、何となく頂上付近に居るガードマンが
「ツタンカーメン」に見えてきそうな気も(笑)
んで、その頂上からの景色がこれ。
高さがある上に天候の良さも手伝って、
見晴らしは最高!
雪捨て場の地上部分もそうですが、携帯のショボいカメラでこれだけ撮れるんだから、
デジタル一眼なんて持っていたら、
かなりいい画像が撮れますゼ(^^;
…でも、何故頂上にいるかというと、ダンプはそこで雪を下ろすんです。
崖に向かってバックして…
ダンプって
意外と後ろが見えにくい車なので、勿論ガードマンの誘導付きです。
…似たようなところでも、たまにガードマンがおらず「セルフサービス」な時があって、ある意味
「チキンレース」を強いられるときもありますが(笑)
ヘタすると、荷台を上げた時に起きる雪が滑り落ちる勢いとか、バックさせすぎると
崖下に直滑降ですし…。
正直あの場で「誘導なし」なんて、私しゃ無理ッス(笑)
以前、雪捨て場に積まれた雪山を「エアーズ・ロック」に例えたことがありますが、ここはまるで
「天空の雪捨て場」でした。
そして、札幌市内ではこの様な山々が、5月の連休頃まであちこちでそびえ立っているのです。
Posted at 2014/02/12 22:24:15 | |
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