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ひろくん@北海道のブログ一覧

2016年10月13日 イイね!

意外な組み合わせ

「トヨタとスズキが業務提携」ですか。

三連勤・中日(ドラゴンズではないw)の今朝。
入居者さんたちのため、その日の朝刊をロビーに用意しておくってのが日課ですが、思わず仕事を忘れ日経の一面を食い入るように読む事なんて、過去にも、いや、もしかしたら今後も無いと思います(笑)
っていうか、このニュースを前にしたら、昨夜のCSファイナルの結果なんて完全に霞んじゃいますよ。
まぁ、同じ白身魚だけに、こちらとしては見事に裁いてハムと一緒にちゃんちゃん焼きにするまでだし、抑も、神は二人も要らない(笑)

こちらとしては、「4年前の忘れ物」を引き取りに、粛々とやらせていただくだけです(^^;

それにしても、個人的には意外すぎる組み合わせであり、しかも、スズキと言えばVWとの提携騒動がまだまだ記憶に新しいところ。
故に、修さんとしては提携話はすっかり懲りていただろうと思っていた矢先だったわけで、まさか、一時VWの販売網を持っていたトヨタと手を組むなんて想像も出来ず、っていうのが正直なところ。

それに、スズキは自動運転や環境対策での協力がメインなのに対して、トヨタはぶっちゃけ「インド市場での拡販のための引き出しを増やしたい」に過ぎないってのが見え見えだったり(^^;
だって、トヨタグループには、元々ディーゼルエンジンの技術と小型車の開発と引き替えに業務提携して、つい最近完全子会社化したダイハツがあり、グループ全体を俯瞰すると、スズキとバッティングしないのはバイクと大・中商用車だけ。
加えて、結果が残念だったとはいえ、「ハイブリッド」という点で見ればスズキもトヨタに引けを取らないほど「先駆者」的な部分はあるだけに、トヨタ創業家に修さんが直々に頭を下げて提携を申し入れたってのは、おそらくは「よほどの事情」なんでしょうなぁ。
まぁ、同じ「燃費不正疑惑」って面で見れば、未だに「救援という名の謀略」ってのが見え見えな日産と三菱よりはクリーンなのかも知れないけど。

確かに、スズキの二枚看板の一枚である2輪車も、業界全体から見たら正直芳しくないし、結局「ばくおん!」も追い風にしては風力が弱すぎて、という有様。
そんな中、つい最近原付部門においてヤマハとホンダが提携したって話があったばかり。
ヤマハと言えば、ご存じの通りトヨタ向けに名作エンジンを多数輩出し、しかも、本拠地がスズキ同じ静岡県下という間柄。
もしかしたら今回の提携話、奇しくもVWとヤマハが遠因なのかも知れませんなぁ。

ただ、昨日発表となったばかりで、提携に向けての話はこれから。
再三話に出しますが、スズキにはVWとの縁組みが「破談」になった経緯もあるし、当然ながらまだ余談を挟む余地はない状態。
おそらくは、まだ席が空いているとは言え、アルトバンが「ピクシスシリーズ」入りになるとは考えにくいし、当分はハイゼット連合VSキャリー・エブリィ共同体という図式は変わらないんじゃないかと思います。
仮に、そこまで手が入ったとしたら、それこそ「業界再編」って事になるのは必至でしょう。
トヨタとしても、今後諸々の「世界標準化」への布石として、一人でも仲間を増やしたいという思惑があるようですし。

ま、アレですよ。
やたらと錆びやすい車体とか、下手すれば1回目の車検が来る前に片方のブレーキランプが切れてる車がやたら多い様な気がするスズキ車の品質が、今回の提携を機に向上すれば、あたしゃ文句は言いません(^^ゞ

でも、これでまた「アンチトヨタ」が増えるんだろうなぁorz
2016年10月06日 イイね!

近況やら雑感やら(^^;

皆さんこんばんは。

本州だと10月だというのに「真夏日」を記録しているところもあるようでして、それに比べ、月が変わったとたんに20℃どころか朝晩は10℃くらいまで下がることが多くなってきた北海道。
なんせ、今晩から明日にかけて、峠や山間部で雪が降るとか言ってるぐらいですしw
我が家でも、朝晩ストーブが欠かせなくなってきています。

さて、16時に出社して翌9時勤務終了、その中に仮眠時間と、社内にそのためのスペースがあるという、一般の企業からはおよそ考えられない特異・特殊な環境で働き出してから、早1ヶ月
なんとか周りが見えるようになってきて、ようやく入居者さんの顔と名前が一致しつつあるところですが、反面、少々「たるみ」みたいな物も感じてきていて、今のうちに引き締めをはからないとと考えつつ、相変わらずドタバタやってます(笑)。

幸い、これまで大きな事件・事故等もなく、就寝中にナースコールにたたき起こされたことも数回あり、館内を夜間巡回している時、外へつながる非常口のドアの鍵が解錠状態になっているだけで未だに「ドキッ」としたりもしますが、仕事終わりに更衣室で着替えながら、無事に終われた事にひしひしと感慨を覚えるようになってきました。

そりゃま、専門職であるヘルパーさんも2名夜勤にいるとはいえ、一応は「何かあったときのための要員」って立場でもありますが、かといってそれだけでは済む筈もなく、他にもやるべき仕事をやりつつ万が一に備えるってのが主な任務。

それだけに、この仕事をやってみるとつくづく身にしみて感じますよ。

平凡のありがたさって奴に。

ましてや、老人ホームって事は、必然的に「認知症」という物にいやが上にも対峙することになりますし、実際、私の職場にも要介護者を含め該当する方がかなりいて、ちょいちょい手を焼くこともありますが、これまた幸いにも、夜間徘徊されるような方はなく、「館内巡回していてドッキリ」という事は今のところ無し
それに、年老いてくると、今は健常な状態といえども、思ってる以上に身体機能が衰えてくるもの。
実際、目の前の何でも無いところで転ばれると、それはそれでかなり大騒ぎになります。

昨今、利用者様の身内、つまりはご家族から等々から来る、度重なる理不尽なクレーム等によって退職を余儀なくされ、ただでさえ人手不足な状況に拍車を掛けているという話をよく耳にしていますが、いつ自分が当事者になるとも限らないわけで、何かアクシデントがあるたび、それはそれはセンシティブにならざるを得ないのです。

…っていうか、昨晩・今朝でお一人ずつあったんですけどね(^^;
とりわけ、今朝転ばれた方の場合、背中が曲がっていたことが災いし、転んだ拍子に頭をかなりの勢いで床に

ゴチッ!

という音と共に打ち付けてしまって、流石の私も全身の血の気が引いたんですが、意識には問題はなさそうでひとまず安心。
とは言え、一応大事を取って当直のヘルパーさんに速効で話を入れ、経過観察をお願いしました。
何分、頭ですからねぇ。カーペット敷きの床だったとはいえ、その場ではなんともなくても、時間を経て状況が悪化することも十分に想定されるわけで…。
この記事作ってる今でも、心臓バクバクものですよ。ホントに。
これからだんだんと気温が下がり、真冬を迎える事になりますが、その時期が結構危険だったりもしますし、果してどうなることやら。

でもね、思うんですよ。
比較的程度が軽いか、健常な方々が入所されてるうちの職場と比べ、要介護レベルが必然的に上がる「特養ホーム」とかになると、よりハードな毎日になっていたかも知れない。
多分、そうなると早晩ヘバってたでしょうね。私のことですから(^^ゞ
そう考えると、自分はまだ楽で恵まれてるのかも知れない、と。

そんなことを考えつつ、明晩からまた3連勤ですww

ところで、明日からって言うと、いよいよ「鈴鹿の大例大祭」、F1サーカス日本ラウンドが開幕ですなぁ。
一時に比べたら話題に上ることがなくなったのは、一車好きとしてはなんとも悲しい事ですが…。
それに、先日知ったんですが、今シーズンって、TVのF1の放送がまるで無いんですね!
正確には、地上波・BSでの放送がなくて、CS/CATVのオプションチャンネルでしか見られないって事なんですが。
以前もこのブログで、

いつの間にF1って、地上波放送がなくなったの?!

って話を書いたような気がしますが、セナ・プロストの2枚看板がひしめき合っていた「F1人気全盛時代」を知る身としては、なんとも淋しい限り。
確かに、ホンダがF1に返り咲いたとは言え、エンジン供給という、あくまでもメカニカルな部分での話。
やっぱり、フルシーズン参戦し、好成績を収める日本人ドライバー不在ってのが響いてるんですかね~。
先月までの、リオでのオリ・パラを踏まえると、余計にそう思えます。

って事はですよ?
前回のロンドンパラでの好成績・大活躍が基で、今年のパラリンピックの取り上げられ方って、それこそオリンピックに引けを取らないレベルだったわけですが、成績は今ひとつ伸びず。
その状態が続いたら、もしかすると、将来的にはF1のTV中継と同じような末路をたどるかも知れないって事なのかしら?と、余計なことを考えてみたりもしますが…。

それはそれで、どうかと思いますがね。
Posted at 2016/10/06 21:44:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 戯れ言問わず語り | 日記
2016年09月16日 イイね!

北海道の秋といえば…

たまたまyoutubeで見た、空自のスクランブルまでの動画を見ていて、



何故か他人事に思えなくなってる今日この頃(笑)
一発ナースコールなり電話が鳴ると、大体こんな感じで大騒ぎになります(^^ゞ
しかも、私が監視しなければならないのが、普段あまり鳴ることがないであろうと思われる箇所なのでなおさらだったりするんですが、ここのところ3勤務日連続で必ず1回はスクランブル出動がかかる状態でした。
幸い、全部誤報でしたけど、鳴った瞬間一大事の可能性が高い場所ばかりなので、流石に気が気じゃないですね。

尤も、これまでに

・火災報知機作動(誤報含む)

・地震発生

・救急車要請

・入院先等でのご逝去で、ご遺体が施設へ帰館

なんてのに出くわしたことがないのは幸いと言うべきか、不幸と言うべきかっていうか、もし遭遇したらちゃんと動けるんか?という心配の方がどうしても先立ちますね。

…と、言いつつも、昨日の夜勤からAM10時に帰宅し、此の後16時から勤務でございます(^^ゞ

そんな愚痴(?)はともかく、9月も今日で半ばとなり、やっとこさ秋らしくなってきた北海道。
日が昇りきればそれなりの気温になりますが、打って変わって朝・晩は結構冷えてきて、施設内の共有部の窓を開けるにも、少々躊躇するぐらいになってきました。

その北海道の秋と言えば、食べ物が美味しくなる時期になりますな。
先月末から今月に掛けて北海道をおそった台風の影響で、とりわけ日本の国内食糧事情を担う十勝地方を中心とした各地で「激甚災害」が適用となるほどの甚大な被害となった影響があちこちで出始めていて、新聞やニュースなんかを見ていると、時折食品加工工場の操業停止とか、野菜価格の高騰なんて話を目にするようになりました。

そんな中で、先日13日の私の夕食がこんな感じ。



鮭づくしですよ(^^
これ見たあとに、我がエッセを見てると、妙に美味そうに見えてくるから怖い(笑)
確かに、ハロワの求人票にも「夕食・朝食あり」と書いてあった時点でかなりビビらせていただいたんですが、とは言っても、流石にコンビニで売ってる弁当ぐらいのようなもんだろうと思っていたんです。
それ故、勤務初日に、厨房スタッフさんが「夕食置いときますよ~」と言って、上の画像クラスの物を事務所に持ってきたときは、

絶対、なんかの間違いだ…

と思ってしまったものです(^^ゞ

しかも、ハズレなしの旨さときたもんだ!

それもそのはずで、実はこれ、利用者さんに出してる物と全く同じ。
実際、上の画像にある三平汁とか鮭フライに入ってる鮭なんて、大小を問わず骨がしっかり抜いてあるっていう芸の細かさで、こっちが骨抜きにされそうっていうw

考えてみれば、24時間施設内で過ごされる方もいる事を考えれば、1食1食のレベルなんてのは黙ってても求められるもの。
むろん、こういう施設で出すものだから、栄養面のバランスにも確固たる裏打ちがあるのは言うまでも無いこと。
ぶっちゃけた話、これなら昼間に「定食屋」として外部に解放しても十分商売になると思うし、先日、ちらっと見た資料に「社員用食費控除」として1食500円ほどの値段が書かれてあったのを見たんですが、1勤務当り1000円ほど引かれても、十分元取れる上に文句言えませんよ、私しゃ(^^ゞ
毎日買っていくことを思えば、朝・晩の食事が用意されているだけでも、こっちとしては大助かりですもんね。
ただ、こっちの休憩時間の関係で、私が食べる頃にはすっかり冷えてるのが難点ですが…。

さて、今夜も美味しい夕食をいただいてきます(笑)
Posted at 2016/09/16 13:02:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 戯れ言問わず語り | 日記
2016年09月01日 イイね!

夜勤初心者の憂鬱

台風一過はいいんですが、とんでもない置き土産のせいでクソ暑かった札幌市内。
こんな日に出勤じゃないことに感謝しつつ、この記事作ってます(^^ゞ

という事で、先日お知らせしましたように、新しい勤務先での仕事をスタートさせまして、本日初の休みです。
…といっても、今日の朝9時まで勤務で、次の出番となる明日の夕方までが休みという体系。
これまで「朝始業~17時か18時が定時+残業」という生活を長年続けてきた身からすれば、文字通り「逆転生活」な訳でして、それを承知の上で入社を了承したとは言えなんだか妙な感じですし、とにかく猛スピード過ぎる時間経過に、ものすごい違和感を覚えています。

実際、今週月曜から勤務に入ってますが、16時頃に出勤して、仮眠の取れる22:30までなんてあっという間だし、翌朝4:30に起きたかと思えば「終業」となる9時までなんてのもこれまた然りという具合で、帰宅してボーッとしてるうちに次の勤務のために出社、という感じ。

加えて、施設内がとにかく暑い暑い
「低温サウナ」(ってのがあるかどうかはともかく)って多分こんな感じかな?っていうくらい。
何というか、温度も高めなのに加えて、蒸し暑いんですね。

元から「汗っかき」ってのもありますが、思えばお盆過ぎに勤務先で面接受けた際も、終始止めどなく玉のような汗がだらだら流れ、終わって帰宅する頃には、すっかり背広の色が変わるほどだったんですが、勤務開始早々から支給品のシャツ(しかも長袖…)が、汗でだんだんと色濃くなってくるじゃないですか(^^;
流石に翌勤務日からタオルを3枚ほど持って行くようにしてますけど、大体夜の勤務時間のうちに、一枚がいい塩梅の「ぬれタオル」になり、今日、早くもシャツ1枚をクリーニングに出してます(笑)
それに、仮眠場所が事務所の真裏という事もあって、寝るときは事務所から扇風機を拝借のうえ、窓全開で寝てます。
面接時でも、人事担当の方が

こういう施設って、大概はこれぐらい暑いんですよ~

と言ってましたし、多分、こっちが「涼しい」と感じる位の温度でも、利用者さんから見たら「寒い!」とクレームになる可能性があるって事でしょう。
まぁ、そのうち慣れる、のかなぁ(^^;

しかも、30日は折からの台風の影響が出るかと思いきや、幸い、勤務先周辺では大きな被害はなかったものの、翌朝フラフラ気味で帰ってきてからYahoo!のトップで見たニュースが、岩手県内のグループホームでの水害被害の話。

記事を読んでみると、余りに今の自分とよく似た状況であった事に衝撃を受けたと共に、そういえばうちの施設の場合、利用者さんの居室が2階から上になってるってのは、こういうことも見越してなのかね?と考えさせられました。
事務所(当直室)は1階ですがw

うちの施設は「介護付有料老人ホーム」というカテゴリに属してまして、現在「軽度の要介護者」(面接時の説明)を含め120名ほどの方が生活していて、比率としては大体8:2から9:1ぐらいで所謂「健常者」(一般生活に支障が少ない方)の方が多いという環境ですが、夜勤体制はケア担当のスタッフさん2名と私の3人のみ
一応、仕事に関してはマニュアル化されており、それに沿って行動することになりますし、まだ全部は読めてませんが、万が一の際の対応方法や連絡体制についてもマニュアルが完備されています。

しかし、座学と現実ってなかなかリンクしないってのがこの世の常。
俗に言う「事実は小説よりも奇なり」って奴ですよ。
いくら文字情報を追い、それの通りにすれば良いとは言え、人間の想像力ってのは文章だけでは自ずと限界がありますし、いくら「場数を踏めばいい」とは言え、余り頻発されるのも困りものって物も含まれるわけで。
この辺は、技術・技能職を経験されている方なら、嫌というほど経験されている話だと思いますが…。

「老人ホーム」と名の付くからには、災害の類だけで無く、直接・間接を問わず利用者様の「万が一」の事態も対応しなければならない事になりますし、実際に施設内に設置のナースコールの一部が私の監視対象だったり、数ヶ月に一回ぐらいの割で「ご逝去」にも立ち向かうことになるとのこと。
しかも、私が活動中か仮眠中かは問わないんですね。当たり前ですが。

この3日間は幸いにして平穏無事でしたが、今後、いざ自分の目の前にそうした「危機的状況」が現れたとき、果して「文字通り」動けるかどうかが問われているのは、頭の中では理解していても、それが行動につなげられるかどうかってのは、正直不安しかありません。

だってねぇ、利用者の方々だけでなく、社員の顔と名前すら未だおぼつかない状況。
しかも、支配人と同じ名字・同性の事務スタッフがいるって時点で、電話取り次ぎ時オロオロしましたもの。
昨日の晩のことでしたが(笑)

さてと、どうなることやら(^^ゞ
目下の問題は、送迎用の社用車を含め、周りのクルマが無難な塗色ばかりの中にエッセを停めておくと、やたら目立つって事ですかね(笑)
Posted at 2016/09/01 21:37:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 戯れ言問わず語り | 日記
2016年08月27日 イイね!

エッセ君 今後の課題

車SNSのブログで「クルマネタ」やるのが久々っていう(笑)

先日お披露目したエッセですが、早いもので手元に来てから1ヶ月が経ちました。

とりあえず車内外の清掃や、「お下がり」パーツの移植等々の「第一次工事」がひとまず完了しただけでなく、ここに来てようやく「養育費」の目処も立ちました。

実を言うと、エッセの購入前からリサーチがてら、みんカラの先輩エッセ乗り諸氏の「整備手帳」とか「パーツレビューを拝見しまして、かなり参考にさせていただいてます。
と同時に、物欲が止めどなく溢れてますがw

そこで、この一ヶ月の間共にしてきた中で気づいたことを、あれこれ書いてみます。

まずは、車体関係。
おそらくですが、この車に使われてる鋼板って、随分と薄いのかなって気がしてます。

これまでトレードオフの関係であった「重量と剛性」の関係が、高張力鋼板の使用とか工法の工夫等々により、高い剛性や安全性を確保しつつ軽い車体が作れるようになりました。
人間がダイエットすると、体が軽くなったことで動きやすくなったり、食事量も少なく抑えられるわけですが、これと同じで、軽いほどクルマの運動性能や燃費に影響を及ぼすのが車重。
最近の軽自動車だと、軒並みコンパクトカーと見紛うぐらいの車体重量(大体1t前後)だったりするのが、うちのエッセだと、車検証上での車両重量が700Kgと、かなり軽量に作られてます。

ただ、軽く作られてる分、割を食ってるのがパネル類に使われてる鋼板の厚みではないかと。
その影響なのか、実際、ドアを閉めた時や、それこそドア解錠の際に、キーシリンダーに鍵を差し込んだ時点で、鉄板のはねる音が結構響きますし、パネルが震えるのを目視で確認できたりしてますね。
「パネルの音」は、初めて買った軽自動車であるミラバン(L710V)を所有して以降、軽自動車に乗るたび気にはなっていたんですが、

軽自動車だし、こんなもんでしょ

と思っていたんですけど、エッセの場合、鉄板の跳ねる音が車体全体に響くんですね。
音に関して付け加えると、所謂「遮音・制音材」の類が結構省かれているようで、走行中、結構色んな「音」が入ってきます。
エンジン音はもとより、タイヤのパタンノイズとか、雨なんて降ってこようものならたちどころにわかる上に、雨量の増減もわかるぐらい(笑)
尤も、余り静かすぎるってのもアレですし、「静けさ」を軽自動車には求めてません(笑)
それに、降雨時の音が気になるなんて言ってたら、



とか、



辺りに乗ってる方に



といわれそうな気がして怖い(^^ゞ

ただ、エッセ乗りの方で、ドアやルーフパネルをデッドニングしたり、吸音材を仕込む方が多いようなのも頷けますな。

それに、うちのエッセが最下級グレードの「ECO」であり、ガラスが所謂「素ガラス」って事もあるんですが、この時期、日当たりの良いところや炎天下に車を置いておくと、エアコンが効き始めるまで車内が暑い暑い(^^;

あと、結構錆が目立ちます。現にうちのエッセも、



左右のフロントフェンダーと同ドアに見事に発生していますし、画像にはないのですがボンネットにも数カ所発錆を確認済み。
加えて、前のオーナーが購入時、下回りとタイヤハウス内にノックスドールを吹いたようですが、10年も経つと下回りに吹いた分が飛び石等ではがれてしまったのか、結構な勢いで錆が発生していますし、フロントのディスクローターも錆でパッドの当たり面が狭くなりつつあります。

幸い、DIYレベルでの対応がやっかいで、むしろプロにお願いした方が早いリアクォーターやサイドシルなどは無事ですし、パーツ単位で交換すれば元通りになるところばかり。
幸い、新品・中古部品も思っていたより安いのはありがたい限りです。

それに、寒冷地在住のユーザーにとって、融雪剤の影響による錆なんてのは出て当たり前。
個人的な印象ですが、軽自動車の錆に関しては、まだ自社生産していた頃のスバル車がダントツに錆びない以外は、どこのメーカーも似たり寄ったり。
その中にあって、ダイハツはナンボかマシってレベルです(^^;

まずは、車検に関係してくるブレーキから手を入れていき、デットニング関係は錆びたパネル類を取り替えてからぼちぼちかかるつもりですから、下手すると来春ですかねぇ。

機構関係ですが、目下、油脂類をはじめとする消耗品の交換から手をつけようと思ってますが、中でもハイゼットカーゴの時に体験した、

・IGコイル不良(1本死亡)伴う失火
・サーモスタット不良(開かなかった)によるオーバーヒート

に関しては、ある程度しっかり手を入れたいと考えてます。
具体的には、IGコイルとプラグを全交換し、水回りに関しても、今のところ正常稼働してますがサーモスタットとホース類を取り替えた上で、クーラントを交換しようかと。
加えて、「くせ者」らしいウォータポンプと、ラジエーターも変えれば万全ですかね。
あと、最近の車の例に漏れず、エッセも水温計が付いてないんで追加したいところ。
これがあれば、オーバーヒートの前兆がつかみやすいですし。

それに、KF-VEって、エンジンオイルの粘度が「0W-20」ですが、軽自動車ってどうしてもエンジンを回しがちになってしまう事を考えると、もう少し固めのオイルにした方がいいのかな、とも。
むろん、エンジンをぶっ壊さないためにも、タコメータは追加します。

このほか、足回りにも手を入れていきたいですね。
現状だと結構柔らかめのセッティングですが、余りガチガチにしちゃうとつまらなくなりそうな気がしてるんで、ある程度ロールとストロークさせる事を意識した足作りが出来ればベストかな、と。

このブログでも以前書いた記憶がありますが、私にとってエッセはかなり気になる存在でした。
今時の軽自動車にしては潔いぐらいにシンプルな造形・デザインに、様々な安全性を確保した上で軽く作られた車体にくみ合わされるのが、(発売当初としては)同クラスではハイパワーなエンジン。

んで、実際に乗ってみたり、触っていく過程で感じたのは、車体の軽さから来る身のこなしの良さとか、シンプルで手を出しやすい構造
確かに、今時鉄板剥き出しな内装なんて、それこそ以前所有していたミラバンやサンバー、ハイゼットカーゴのような商用車ばかりで、いくら軽自動車とは言え乗用車登録としてはあり得ないぐらいの「貧素」さ。
「軽乗用車」も総額で240万と、ほぼコンパクトクラスに匹敵する価格の車が馬鹿売れしていているという昨今、所謂「登録車」から乗り換えたとしたら、間違いなく「貧乏くさい」ととらえられても仕方ない部分はあります。

だけど、余計な物が付いてない分軽量に作れて、かつ、ユーザーサイドで手を加える余地が有り余るほどある。
しかも、アフターパーツは豊富に揃っていて選択肢が多い上に、割安感がある。

そう考えたとき、なんか聞いたこと、感じた事があるな、と思っていたら、この車に行き着きました。



ご存じAE86です。
AE86にしても、構造はシンプルでDIYでもなんとかなっちゃう位に手を出しやすいですし、パーツ類が豊富にあって、ユーザー好みの仕様に作りやすいってのが人気の秘訣。
そりゃま、細かい部分を見ていけば違いはごまんとありますし、私自身AE86を所有したことがなければ、弟に乗せてたのもAE92前期だったり、抑もエッセを手に入れてからまだ日が浅い事もあり、たぶん、今後養っていく中で「しっぺ返し」や「どんでん返し」がある可能性は否定できませんが、

クルマ作りと走りの楽しみの両立

って部分において、共通項がたくさんあるような気がしてます。

この車を買う前、たぶん、このクルマって「素材としての魅力」にあふれているんではないか、と考えていたんですが、どうもその考え方は間違っていなかったようです。

プロフィール

「とりあえず現地報告-その2- http://cvw.jp/b/929608/41169412/
何シテル?   03/03 00:46
世間からは「いい年して…」と言われる年代の割に、いつまでも車いじりが止められず、頭の大事なネジを10本単位で無くしてしまったらしい(笑)「ひろくん@北海道」と申...

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