リモート エンジンスターター取り付け

今回取り付けたのはAmazon USAで売っているSTART-X REMOTE STARTER Kitです。
車種別ハーネス付きで簡単取り付け、純正リモコンキーで操作できることから選びました。

今回使用した工具
＋ドライバー
T20トルクスレンチ
二面幅10mmソケットレンチ

まずはバッテリー端子を外すために吸気関係の部品を外します。
写真中、赤丸2か所のクリップを回してダクトを外します。

バッテリー-側端子を外します。
二面幅10mmナットです。

写真5ヶ所のスクリューを外します。
中央銀色のスクリューのみT20トルクスですが、他は＋ねじです。

キーシリンダー下にイモビライザーユニットがありますので、赤丸部コネクタを外してキットのハーネスを割り込ませます。
このキットの場合、リモコンキット本体と車種別専用ハーネスはまだ接続しません。

リモコン本体にあるリセットボタンを押しながら、専用ハーネスの黒いコネクタと本体を接続します。その後、説明書に記載してあるLEDの点滅を確かめた後に残り3か所のコネクタを接続します。
写真は作業途中ですが、リモコン本体を固定した状態です。ハーネス取り回しの関係上、車両イグニッションハーネスに固定することになりました。本体自体は非常に軽いので問題ないとは思いますが異音が出るようなら固定方法を変更する予定です。

AT車はここまでの作業で完了ですので、動作確認の上、内装カバーを元に戻して終了です。

取説にハーネス接続順序が記載されています。

MT車にはそもそもリモコンスタートの装着は推奨されませんが、クラッチセーフティスイッチが付いていますので、対策が必要です。

この車では、クラッチセーフティスイッチの短絡を行いました。はんだ付け部は樹脂で固めて絶縁しています。

この改造をすることで、クラッチを踏まずにエンジンが始動できてしまいますので、安全のために、エンジンコントロールモジュールをコーディングしてトランスミッションニュートラルの時のみスターター入力が入るようにして貰いました。(クライスラーの電装設計者にお願いしました。)