機動警察パトレイバー「1/60　グリフォン」

懐かしの旧キット。
組んでみるとメーカーの苦悩が伺えるようです（笑）
それもこれも、やはりあの関節カバーが原因でしょうね。
付属の関節カバーは雰囲気はいいですが、なにしろ・・・
溶かしますからね、プラを（笑）
中古トイ店などに行ってパトレイバーの旧キットを見つけると、私は持っているキットでも箱を開けてみます。
すると高確率でこの関節カバーだけ入っていないんですよね（笑）

これがプラを浸食するわけですが、内部のフレームもスチロール樹脂でヤバイ感じです。
今ならＡＢＳを使って強度を確保できますが、無茶な可動をさせてポキっとフレームを折ってしまった、かつてのモデラーの涙が見えるようです（笑）


当時の模型雑誌の作例などでは、カバーを布で作り直したり、ティッシュに塗料を染み込ませたりと涙ぐましい努力が見られましたが、実際にリアルかというといまひとつでしたね。
今なら柔らかいカバーという概念を捨てて、カバー自体パテでシワ等を表現して削り出し、関節は引き出し関節にするがの妥当ですかね。
ＭＧはいいキットですが大きいので、このくらいの小さなキットのリメイクもして欲しいですね。