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2011年06月25日 イイね!

たまに作るならこんなプラモ その27 「東京スカイツリー」

たまに作るならこんなプラモ その27 「東京スカイツリー」バンダイ    「東京スカイツリー」


1/2400      ¥2400  




自立式鉄塔として世界一の高さを誇る「東京スカイツリー」。
2012年5月22日にグランドオープンとの事だが、既に模型すら販売されている。
今回はバンダイの1/2400のスカイツリーを紹介していこう。
このキットを購入したのは実は昨日だ。
思わず興味本位で購入したのだが、この手のキットは買って直ぐに押入れに入れられてしまうのが常なのだが、キットの箱を開けると驚嘆させられた。
驚き共に思わず作ってしまった程だ(笑)
キット内容は以下。

驚嘆したのは何と言ってもこのトラス構造を1パーツで再現しているというところだ。

このパーツは実際のスカイツリーの様に下部から伸びる3本の支柱によるオムスビ型の断面から上方へ行くのに従って円状になっていくという構造と細かなトラス構造を1パーツで抜いているところに驚かされる。
ガンプラばかりが持て囃される感のあるバンダイだが、やはりバンダイの技術力は賞賛に値するものがある。
面白いのは1日ごとに変更されると言うライティング「粋」と「雅」を完成済みのライトユニットのベースパーツにより、スイッチの切り替えのみで2つのライティングを表現している点だ。
エレベーターシャフトがクリアパーツになっており「粋」のライティングでは下部から青色LEDで照らすようになっている。

また「雅」ではベース外側にある紫LEDで斜めから照らす。

未塗装完成品のライティング「粋」

同じくライティング「雅」こちらは暗がりにして撮影してみた。

パーツ数は23パーツと少なく、ただ組み上げるだけなら30分掛からなかった。
模型を組み立てた事のない人が組んでも1時間は掛からないだろう。
トラス構造とLEDに目が奪われてしまうが、展望台部にはクリアパーツも多数使われており螺旋状の空中回廊もクリアパーツで再現されている。
模型を普段作らない人にも是非オススメしたい一品だ。

また、紹介したバンダイ製品だけでなく童友社からも一回り小さい1/3000でスカイツリーのプラモデルが発売されている。
こちらはLEDは切り替え式でなく、「粋」「雅」のそれぞれのライティングのキットが別売りになっている。
バンダイのようにトラス構造を抜きで再現しているのではなくクリアパーツにタンポ印刷によるもののようだが、こちらはバンダイと異なりベースが周囲の建物も再現しているジオラマ風のためこちらの方がタワーの巨大感をよく再現していると言えるだろう。
正直、バンダイを組み立てた後にもかかわらず童友社のHPを見てこちらも欲しくなってしまったほどだ。
どちらがいいという話ではなく、どちらも長所があると言ったところか。
どちらのメーカーのキットもパーツ数は同程度。
ただ組むだけなら難しい部分は一切無い。
来年のオープンには是非行こうと思っている人も、しばらく行く機会はないという人も、この世界一高い自立式鉄塔のプラモデルを作ってみてはいかがだろうか。
下から眺めているだけでは得られない発見があるかもしれない。
2011年06月20日 イイね!

たまに作るならこんなプラモ その26「MG 機動警察パトレイバー」

たまに作るならこんなプラモ その26「MG 機動警察パトレイバー」バンダイ   マスターグレード 機動警察パトレイバーシリーズ


1/35     ¥3150~   









”レイバー”それは産業用に開発されたロボットの総称である。
建設・土木の分野に広く普及したがレイバーによる犯罪も急増。
警視庁は特科車両二課-パトロールレイバー中隊を新設してこれに対抗した。
通称”パトレイバー”の誕生である。

~アニメ「機動警察パトレイバー」オープニングより~


現実の時代がパトレイバーを追い越して、既に10年以上・・・・。
現在のロボット開発者の中に、ガンダムを作りたいという人の他に意外なほどパトレイバーを作りたい、と言っている人をTVなどで見たことがあるが、それ程に影響を与えるシリーズだったのであろう。
ガンダムは兵器だが、レイバーは特殊車両扱いという事もあり、生活の中にとけ込んでいる風景をみても、ガンダムなどの殺伐とした状況とは全く異なる。
強力なライバルに対峙している姿よりも、牛や車を持ち上げている方が似合ってしまうような気がする(笑)、そんなロボットであるが、それもパトレイバーの大きな魅力であろう。

キットは先日紹介したMG(マスターグレード)シリーズで展開されていた一番新しい部類のパトレイバーキットだ。
放送当時の旧キットでは軟質の関節カバーが関節部と触れ合って溶けるなどというトラブルがあったようだが、このMGでも軟質系のカバーは使用されるもののそういった不具合はない。
ガンダムなどのMGでのスタンダードであるフレーム構造は踏襲されていて、このキットでも更にネジ止めによって関節のテンションが落ちた際、ネジの増し締めで対応出来るようになっている。
ガンダム系MGではフレームまで内部構造を再現したものになっているが、このキットでは特に手足などは単なる骨組みとしてのフレームである部分が多いのが特徴だ。
特殊車両扱いのため、ナンバープレートやウインカーがあるなどガンダムなどとは異なるロボットモデルである事を組み立てながら体感できるのも魅力だ。
ここからは写真を交えて紹介しよう。

頭部の下には設定どおり搭乗者の泉野明が見える。
1/35というスケールがよくわかり、パトレイバーらしい構図だ。

別売りのLEDキットにより両肩の回転灯は点灯させることが出来る。
このLEDキットが以外に凝っていて、4箇所の回転灯にそれぞれ3つ計12個のLEDを使用しており、3つのLEDが順番に点灯することにより擬似的に回転しているように見せている。

コクピットハッチは開閉式である。
残念なのはコクピットの昇降が再現されていない点で、特徴的なイングラムの頭の下から搭乗者が顔を出している状態を再現できない。

リボルバーカノンを取り出す際の腕の伸縮を再現している。
また、脚部のカバーを外に開くと連動してリボルバーカノンが上方にせり出すギミックが楽しい。

劇場版2号機、ライアットガンを持たせてはいけない(笑)

グリフォン。
写真のフライトタイプの他にアクアタイプもあり。
劇中のように腕をパージした状態も再現可能。

昨日紹介したEXモデルの指揮車と1・2号機。
レイバーの大きさがわかる。

派手な変形等がないためMGとしてはパーツ数も少なく組みやすい。
また、デザイン上殆どのパネルラインでパーツが分割されているため、継ぎ目ができるのも頭部の大型アンテナと肩部くらいのもので煩わしさがない。
古いとは言え初心者にもオススメできる良キットと言えよう。
しかし現在の視点で見ればコクピットの昇降は可能であろうし、その他差し替えにて再現されている部分も多くは現在のバンダイの技術であれば差し替えなしの再現が可能であろうと思われる。
またコクピット内部も、このスケールであれば一歩進んでもう少しスケールモデル的な再現が欲しいところだ。
関節なども殆ど不満がないほどの完成度ではあるが、特に肘関節は最大で90°程度しか曲がらず、現在のバンダイであれば引き出し式の関節で180°に近い可動が可能だろう。
それらを再現したVer.2.0化を望みたいところだが・・・。

現在のデメリットばかり挙げてしまったが、逆に言うと関節などはカバーに覆われているため再現する必要がないと考えれば、殆ど外装のみに製作の重点を置くことが出来るし、コクピット・伸縮する椀部・リボルバーカノン格納庫などの内部の見える部分のみディテールアップするだけでもグッと引き立つだろう。
ベースとして考えても良キットと言える。
割り切った作り方をすれば3号機まで一気に製作するのもそれほどのストレスにはならないだろう。
私もいずれ3号機まで製作する・・・・筈だ(笑)
2011年06月19日 イイね!

たまに作るならこんなプラモ その25「EX MODEL レイバー指揮車」

たまに作るならこんなプラモ その25「EX MODEL レイバー指揮車」バンダイ   EX MODEL  №3「レイバー指揮車」

1/35    ¥3800










EX MODELシリーズは劇中の脇役をモデル化したシリーズである。
以前紹介したU.C.HARD GRAPHシリーズが脇役を主役としてモデル化したシリーズであるのと異なり、このシリーズでは脇役を脇役として、メインのモデルがあってそれの添え物的なものとして扱われているものが多い。
ラインナップは「機動戦士ガンダム」「機動警察パトレイバー」「戦闘妖精雪風」「宇宙戦艦ヤマト」など多岐に及ぶが、ガンダムではマゼラアタックやガンダムトレーラー、ドダイ、パトレイバーからは写真の指揮車、イクストル、ヤマトからはコスモゼロやコスモタイガーがモデル化されている。
写真の指揮車もそうなのだが、これ単体で成立させるというよりは他のメインになるキットの横に並べておき世界観を補完するのが役割であるようなキットが多い。
ガンダムトレーラーなどはそれが顕著な例であろう。

また、ガンダムからホワイトベース、アルビオン、アークエンジェルなど艦船キットが多いのも特徴だ。
基本的に高価格であり、マイナーモデルの開発費を高額な価格で補っているようだ。
写真のレイバー指揮車も補助席はあるものの基本的に1人乗りの設定の車両であり、1/35というスケールもありかなり小さい。
パーツ点数も抑えられており、この小ささとパーツ点数を考えると3800円はかなりの高額である。
高額ではあるが、こういった脇役的なものはメインモデルの横に並べるだけで世界観を広げてくれる。
この指揮車もイングラムの横にあるだけで、ただのロボットのキットからレイバーという産業用ロボットが普及した架空世界の世界観がそれだけで広がるのである。
そんな意味からも貴重なシリーズと言える。
 以下は指揮車の完成品写真。

2011年06月18日 イイね!

たまに作るならこんなプラモ その24「MG マスターグレード」

たまに作るならこんなプラモ その24「MG マスターグレード」バンダイ   マスターグレードシリーズ

1/100      ¥2200~12000    




プラモデルと言うジャンルにおいて最も進化を感じることの出来るのがガンプラであり、今までのガンプラの歴史・ラインナップ等総合的に見てもマスターグレード(以下MG)が最もそれを体感できるシリーズだ。
スケールモデルも当然ながら年々進化している。
しかし、カーモデルで言えばエッチングなどのディテールアップパーツは以前からあったが、商品価格が高騰してしまうためそれが全てに付属するような事にはならない。
メタルインレットくらいは一般化して欲しいものだが、やはり付属させれば価格に反映されてしまうためカーモデルの発売スパンが長くなっているタミヤでは標準装備だが、今カーモデルで一番勢いのあるフジミではエッチング付きと無しの2種類発売することが当たり前のようになっている。
パーツの精度が上がるという進化の仕方はどのスケールモデルでも当たり前の事ではあるが、それ以外の進化というのは難しいものだ。
まだ標準化の域にはいかないが、ウインドゥのマスクシールやテールランプの色プラ化は標準化できる可能性のあるギミックだが、車高・キャンバーの調整機能、サスペンションの可動、ローターの回転など新たなギミックもあるものの、これらは標準化するかといえばそうはならないだろう。

そんな中でもガンプラは着実に進化を続けてきた。
その進化の尖兵ともいえるものがMGなのだ。
第1作が発売されたのが1995年。
その頃のRX-78と最新のRX-78 ver2.0では大きな時代の隔たりと進歩を感じることが出来る。
ver 2.0に関しては後日別途紹介する予定である。
ここからは、私が昔製作した完成品と共に紹介していこう。
 
写真はRX-79(G)陸戦型ガンダムである。
発売は2000年と古いモデルであるが、基本的なフォーマットはこの頃すでに確立されている。


1/100で展開されるMGシリーズは全てコクピットハッチの展開が再現されており、同スケールのフィギュアが付属する。
また可動に関しても当然年々進歩しており、写真の様な立て膝のポーズなど当時はそうそう取れるものではなかった。

極初期のMGでは一部の内部構造を再現するのみであったが、この陸戦型もそうだが内部フレームを組み上げた上で、装甲板にあたる外装パーツを取り付けていく構造になっている。
また、年代の新しいMGはこのフレームもABS樹脂になっており、関節強度が非常に高い。
昔のモノカキットを組み上げたことのある人は覚えがあるだろうが、スチロール樹脂は動かしているうちに磨り減り、関節が緩くなってしまう。
しかし、ABSは粘りがありABSのみの関節でも磨り減ることが少ない。
身の丈以上の武装や変形を必要とするガンプラにおいて、このABSの採用は大きなエポックであった。
従来のポリキャップではグリップが足りない部分でも、関節をよく保持してくれる。
現在では1/144のHGシリーズでも部分的に採用されている。

また武装などオプションパーツが充実しているのもMGシリーズの特徴だ。
この陸戦型にはマシンガン、ビームライフル、180mmキャノン、ビームサーベル、ウェポンラックが標準で付属される。
180mmキャノンに関しては設定のようにウェポンラックに分割し格納が可能となっているが、設定では3分割のところ5分割になっているなど多少の違いはある。

ウェポンラックは背中のマウントラッチに接続可能である。

このように、設定であるギミックは極力再現され、武装も殆ど付属するのがこのMGシリーズの特徴でもある。

思えばホビージャパン誌との連動企画で始まった「究極のガンプラを作る」にから生まれたMGシリーズ。
当時高校生だった私にとっても衝撃的なシリーズであったが、何よりも衝撃的なのはこのシリーズが現在も進化の過程を登り続けていることであろう。
今までは技術的な部分は特にMGがガンプラ全体を引っ張っていく感があったが、1/60パーフェクトグレードからの技術的フィードバックだけでなく、以前紹介した1/144リアルグレードからのフィードバックも期待できる。
これからのMGには確実にRGで採用された技術が導入されていくはずだ。
今後はMG、RGの2シリーズがガンプラのダブルエースとして牽引役になるはず。
そのような意味でも進化し続けるガンプラ、MGは目が離せないのである。

2011年06月09日 イイね!

たまに作るならこんなプラモ その23「ガンプラ U.C.HARD GRAPH」

たまに作るならこんなプラモ その23「ガンプラ U.C.HARD GRAPH」バンダイ  U.C.HARD GRAPH №1 「ジオン公国軍 機動偵察セット」

1/35  ¥1500






ガンプラと言うと人型機動兵器MSをモデル化した物を想像する。
しかし、このシリーズにはMSは一部(引き立て役として)しか出てこない。
このシリーズの主役は、ガンダム世界において脇役でしかない「戦車」「ホバートラック」「バイク」などの通常兵器、そして兵士達だ。

簡単にラインナップを紹介する。

1.ジオン公国軍 機動偵察セット(画像のワッパと兵士2体)
2.ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃隊セット(ランバ・ラルを含むフィギュア6体、ザク頭部、バイク)
3.地球連邦軍 陸戦MS小隊ブリーフィングセット(08小隊のホバートラック、シローを含む兵士5体)
4.地球連邦軍 対MS特技兵セット(兵士5体、陸戦型ガンダムの腕部)
5.ジオン公国軍 サイクロプス隊セット(四輪軽機動車、フィギュア6体)
6.地球連邦軍 61式戦車5型“セモベンテ隊”(連装砲戦車、兵士3体)
7.地球連邦軍 多目的軽戦闘機 FF-X7 コア・ファイター(コアファイター、アムロ・セイラ含むフィギュア4体)

上記は全てAFVなどではお馴染みのスケール1/35で展開されている。
また、記述したザク頭部、陸戦型ガンダムの腕部はあくまでフィギュアを引き立たせるための情景としての付属である。
1/100にしても1/144にしても付属のフィギュアはあまりに小さすぎ、MSの巨大感というのはイマイチ伝わり難いものだが、さすがに1/35ともなると付属のザク頭部、ガンダム腕部との対比によりMSの巨大さがありありと感じられる。
キット内容は以下。


パーツはタミヤのMMシリーズのようなシャープな出来である。
MSのガンプラでは通常は接着剤不要のスナップフィットであるが、このシリーズは部分的に接着剤を使用する。
逆に言えば、タミヤのMMのようなスケールキットが一部スナップフィットになったような印象を受ける。
しかし、バンダイらしさを感じるのがこの兵士のフィギュアだ。

なんと、この小さなフィギュアが色プラになっている。
このシリーズの購買層は無塗装派は少ないだろうが単純に興味深い。
61式やワッパなどはミリタリズムとSF感が程よく纏まっているのがパッと見でもわかるのだが、一見ギャグのようにも見えてしまうコアファイターにさえリアリズムを感じさせてしまうのが、このシリーズの凄さだろう。
現在の模型界において郡を抜いた存在であるガンプラ。
その中でも実在のスケールモデルに近いこのシリーズにより、他のガンプラ以外の模型にも興味を持ってもらうきっかけにも成り得る存在に感じる。
その様な模型界の間口を広げる存在になることを期待してしまうのは、調子のいい話だろうか。

プロフィール

「@とたん@euroさん、埼玉のSA,PAマジでレベル高いと思います。下り寄居の深谷ネギラーメン(笑)とか無性に食べたくなります。」
何シテル?   09/04 10:31
sffzです。読み方はエス・エフ・エフ・ゼットでもスフォルツァンディッシモ(笑)でもお好きなように。基本的にスーパーインドア派です。車に乗っていなければ模型製作...
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