燃料ポンプ交換

購入したポンプ
初代インプレッサ(GC8、年式不詳)のポンプをヤフオクで調達、送料込で4000円。
解体前にSVXの燃料ポンプコネクタに接続し動作確認、コネクタ形状は互換性あります。
分解時、燃料吐出口のホースが外れにくくてプライヤーで若干つぶしてしまった・・・。ナイフで不要なホースを切って外すほうが安全か？

そのほかに事前準備した部品は、タンクからボディーの配管につながるホースとホースクリップ、タンクの蓋とパッキンをDで購入。あわせて8000円くらい。
部品購入時に、燃料ポンプの図面もコピーしてもらい、作業の参考とした。

外したＧＣ８のポンプ、形状はＳＶＸのものとまったく一緒。細かい型番は違う。エンジンの出力が同じくらいなので、必要な燃料の量も同じくらいと思い、ポンプの能力は気にしてない。

作業の準備
作業は前方に倒したリヤシートの背もたれに座って実施、背中を丸めた姿勢なので休憩しながらの作業。
私が作業したときは燃料が半分くらい残っていた。屋外に駐車し、ドア・トランクは全開で風通しを良くして作業実施。
満タンだとガソリンに手を入れる作業もあるので、ゴム手袋など準備したほうが良いか。

燃料ポンプの取り出し１
トランクルーム底の内張りをはがし、ポンプの外蓋をはずしたところ
タンクから出ているホースやコネクタをはずし、ポンプの内蓋をはずす
ポンプの内蓋は、ねじ口の瓶の蓋のようになっているので回すのだが
外れないのでプラスドライバーを淵に当てて金槌でたたいて回した

内蓋をはずしたところ
内蓋とその中をつなぐホースには余裕があるので、引っ張り出してクリップを緩めホースをはずす。同様に、配線コネクタもはずして作業を進める。

ポンプユニットはコの字型の金具をかぶせて固定してある。かぶせた金具の垂直面に燃料タンク側の爪が引っかかって固定されている。金具の助手席側は少し浮いていて、掴みやすくなっているが手探りの作業となる。私は見やすい運転席側(赤丸の部分)を、先の曲がったラジオペンチと小さい釘抜きで爪から浮かせてはずした。
（写真では上が後方、左が運転席側）

燃料ポンプ本体の取り出しとポンプ交換
左がＳＶＸのポンプ。SVXのポンプはガソリンに漬かっていたのでホースが柔らかくてはずしやすい。クリップを緩めてはずしていく。燃料フィルターも固定金具を無理やりはずして再利用。固定金具が調達できれば、新たなものを使ったほうがいいだろう。
インプレッサから外したポンプ本体をSVXのポンプユニットに元通りに組み付けて完成。

ポンプの取り付け、ホースの交換
ポンプユニットはねじるように、回転させながらタンク内に収めた。最後の収まりが難しいので何度も挑戦。
ポンプユニットを収めたら、コの字型の金具で固定し、蓋とポンプユニットをつなぐホース･配線を元に戻す。
タンクの蓋とパッキンは新たなものに交換し、取り付ける。取り付けはパッキンがねじれないように、様子を見ながら慎重に取り付け。蓋は手で回すのは難しいので、最後はドライバーと金槌で固定。
蓋と車体側の間のホースも準備したが、一番後方のホースはクリップを外せなかったので交換せず。

最後に、バッテリーを戻して起動試験。キーをひねった時のポンプの音で成功を確信、無事再起動しました。内張りを元に戻して完了。


この作業は、らまっちさんの投稿を参考に行いました。
らまっちさん、ありがとうございます。