akihiro@TRのブログ一覧

トップ画像はTOMEIのHPにあったモノを模写しました。
＊勝手に引用したらアカン気がしたため。

本題ですが、自分でバルタイ調整を実施してみましたが以下項目が整理出来ておらず5/6に再度調整する事にしました。



<整理出来ていない事>
①開弁角を例にすると、どのリフト量で開弁角を定義するの良いのか？
②クランクプーリーの回し方でリフト開始位置がズレる気がする。

①を調べてみると、TOMEIのHPで「有効作用角」の記載を発見。
一般表記の作用角を有効作用角で示しており、なんだかシックリきました。

②は私のやり方に問題あったようでダイヤルゲージの動き出しを重要視した結果、クランクプーリーを回すのにテンションかける→緩める→テンションかけるを繰り返してると、ゲージの動き出し位置が遅角方向にズレる事を発見。(設定に対し8deg遅角とか)
　但し一定速度でクランクプーリーを動かすと、設定した開弁角から3~4deg程度と誤差が小さくなる様子。

なので
・カムスライドプーリーを初期状態にて戻す
・設定開弁角とダイヤルゲージ変化位置の差を出す
・クランクプーリーはテンションを緩めずに一定速度で回す

を踏まえて調整しました。結果と調整後の表は下記の通り。


調整後のスプロケ


作業は当日中に完了。試走も実施。
バルブオーバーラップ40degにセットした感想
・アイドルは普通。ラフアイドルも無し。
・緩加速ではトルク増加したような気もする。正直ワカラン。
・過給時のフィーリングはターボも変わってるから効果不明ですが、圧倒的に速くなってる。

ラッシュアジャスターエア抜きの影響はもう少し様子見。

ターボ交換も終わったので件名を変更。

まずは昨日の作業の続きから。
カムセンシリンダー後端にある蓋を3本のボルトで固定しますが、6時の方向で止めるボルトがラジエータホースとめっちゃ干渉します。
外す時はラジエータホースを引っ張らないとボルトが抜けなかった。画像だと角度悪いので判別しづらい。


なので該当する箇所のみ、短めのボルトで対応。結果すんなり作業出来た。


カムオイルシールは以前多めに購入してた。今回2個使用するので残り4個。あと2回はカム脱着可能。


これで復元作業が完了。一年前にダイヤルゲージにアリモノを組み合わせてバルブタイミングを調整しましたが精度が怪しかったので再度調整を実施していきます。ついでのバルタイもちょっと変えてみます。今回はダイヤルゲージの延長を準備。


最初に1番気筒の圧縮上死点位置をダイヤルゲージで計測。
ピストン上死点位置に対しクランクプーリー位置は約2deg遅角してました。
タイミングベルトが伸びたからか、個体差なのかは不明。

＊画像はピストン上死点を0°基準にした後、クランクプーリーでタイミングを合わせた状況を示してます。(説明が難しい)


バルタイ調整前後(覚書)
　<調整前>
　IO：23.5BTDC
　EC：17ATDC
　バルブオーバーラップ：40.5deg

　<調整後>
　IO：20BTDC
　EC：20ATDC
　バルブオーバーラップ：40.0deg

明日は復元と試走。作業完了しないと5/7(火)からの出勤にクルマが使えない。
去年も同じ事書いてた。来年も同じだ、きっと。

明日確認する事。①と③は判別しづらいだろうなぁと思慮。
①ターボ交換の影響、効果
②ラッシュアジャスタエア抜きでカチャカチャ音が消えてるか
③バルブタイミング変更の効果

4/28の作業から6日ぶりの作業となります。

ターボ交換の残り作業は以下の通り。
・ラジエータ装着
・水回り装着
・エア配管装着
・エンジンオイル給油
・冷却水エア抜き

昼から始めましたが、トラブルも無く順調に終了。

作業完了後に、ラッシュアジャスター(HLA)のエア抜き作業を思い出し、休憩後に作業再開。
吸気側・排気側のHLAをプラスドライバーで押してみた。16ヵ所中、14ヵ所がカッチカチ。つまりエア噛み無し・・・と思われる。

吸気側3番気筒だけエア噛みしてました。
排気側・・・外さんでも良かったやん。


前回同様、湯煎したエンジンオイルの中で作業するもエアが抜けない。六角レンチ2.0mmを1.5mmに変えてスチールボールを押すとエアが出てきた。カッチカチになってたのでエア抜けしたと思われます。

・ローラーロッカーアーム
・カム
まで装着してこの日の作業終了。腰が痛い。

ターボ交換をしていきます。
各排気ボルトの固着は無く、大きなトラブルも無し。

外したタービンに注目すると、タービンブレードの欠けを発見。
過給しない理由はタービンブレード欠けによる排気漏れが原因と思われます。
但し、欠けた理由がわからない。
軸ブレが原因かな。軸の油膜切れ？ホイールの過回転？わからん。

タービンハウジングの内側。接触痕があります。


ハウジングは使えないと思い、アウトレット(フィッチング)を外そうと試みるもボルトが固着してて緩まない。つか、びくともしない。

しばし呆然。ひとまず接触痕を紙やすりで軽く擦ってみると、堆積したカーボンが剥がれ、本体の傷は無さそう(に見える)と判断したのでハウジング再利用を決意。結果、アウトレットも外さずにそのまま使用。
具合悪ければ、その時に考えます。

今日の作業はターボをエキマニに装着するところで終了。疲れた。

2週間ほど前、突然過給しなくなりました。メーター表示だと+20kPaで頭打ち。

インマニ圧が大気圧付近(メーター 0kPa)でエンジンルームから「ウィーン」って聞こえるので恐らくターボが原因と思われます。以前マグターボが壊れた事を思い出しました。修理編はコチラ

ひとまずチェック
・コンプレッサホイールの割れ、欠け：問題無さそう
・ターボ→インタークーラーまでのゴム配管：外してみたが亀裂なし

これ以上は分解する必要がありそうなので、ターボ交換を決意。
ヤフオクで探す・・あった！しかもTiAL。
購入ターボ：TD05HRA-16G6-10.5T(49178-01560)エボ6TME_RS用

まずは現状確認
コンプレッサホイール：傷なし。状態良さそう。


タービンブレード：傷なし。状態良さげ。


タービンハウジング(エキマニ合わせ面)
・ガムテープ痕が固着気味。スタッドボルト無し。
　これは・・使ってるタービンハウジングと交換しよかな。
　作業時に考える事にします。


今日は風強いし、もう呑んじゃったし、作業は明日以降。