今年に入ってから予定していたシルビアいじりが片付きました。
いじった内容は…
・RBエアフロ流用のテスト
・APEX排気温度計のセンサー交換
・純正トランクバー取り外し
・フロントパイプと触媒の交換
・リアアライメント調整
・オーディオの電源バッ直
以上、6件です。
6件の作業をまとめてブログにします。
簡単にまとめるところもありますが、長文は避けられません(笑)
では、はじめにRBエアフロ流用のテストについて。
興味本位の作業です(笑)
シルビア系SR純正エアフロよりも径の大きいスカイライン系のRBエアフロや、Z32エアフロを流用する事で、レスポンスアップ等の噂が気になってやってみました。
用意したエアフロはHCR32に付いていた緑ラベルのエアフロ。
独自のルートにてタダでいただきました(笑)
ちなみに、HCR32後期のRB20とECR33のRB25の緑ラベルは共通みたいです。
エアフロ交換作業前に下準備として、RBエアフロの配線を調べて識別をしました。
配線ごとにキボシ端子を圧着。
あとは純正エアフロの配線を切って、それぞれキボシ端子を圧着してRBエアフロと繋ぎます。
エアフロが生きているか調べたかったので、動作テストの時は地元のER34乗りから予備品のエアクリを借りました。
写真を見て気付いた方もいると思いますが、サクションとエアフロをつなぐホースの代わりに養生テープを巻いて使いました(笑)
エアフロが駄目だった場合、無駄金になるので動作確認してからホースやエアクリを買う予定でした。
なめてます、ごめんなさい(笑)
エンジン始動前にパワーFCでエアフロ設定変更。
初めてエアフロ流用テストした時の動画。
この手のエアフロ特有のバックタービン後のストールが目立ちますね。
後日、HPIのシリコンホースとエアクリを用意して走行テストしてみました。
ここでもおまけに動画。
エアフロを交換して1か月くらいテストで何度か実際に走ってみた感想は…
レスポンスアップしたのか分かりません(笑)
そして燃費が悪いです(笑)
自分が使ってるAPEXのターボタイマーに簡易A/F機能がありますが、純正エアフロに比べて濃い目。
RBエアフロに交換してもパワーFC吊るしのデータでは駄目だし、現車セッティングでもしない限り効果が無いという事が分かりました。
お金つかってセッティングに出すならわざわざRBエアフロにはしませんが!
というわけで興味本位のエアフロ流用テスト、純正エアフロに戻して終了です(笑)
どんどんいきますよ。
続いてはAPEX排気温度計のセンサー交換!
2011年5月に純正タービンのコンプレッサー側ブレードがズタズタになってタービンブロー、タービンオーバーホールを機にAPEX排気温度計を設置しました。
排気温度計はおよそ3年前にタービンブローする前から用意しておいたので、その時はちょうどよかった?です(笑)
排気温度計のセンサーはタービンのエキゾースト側入口にタップをたててセンサーのフィッティングユニオン、センサー取り付けとなってます。
2013年12月上旬頃、用事で出掛けた先でちょっとしたハプニングが!
エンジン始動前にイグニッションまでキーを回した時、追加メーターのオープニングで排気温度計だけおかしな数値を指しています。
アイドリングで1200℃振り切りました(笑)
ありえない数値なので、メーターが壊れたかセンサーの寿命かな?とか思いつつ、深夜で辺りは暗く、簡単にメーターの配線やセンサーの配線が断線していないか点検しましたが、配線に異常は見られずとりあえず帰宅。
後日、行きつけの車屋でセンサーの点検をしたらセンサーの一部が破損している様子でした。
そしてエンジン始動するとタービン周りから軽い金属音のようなカラカラという音が(笑)
破損したセンサーの一部がタービンのエキゾースト側ブレードで食べているのかと推定…
しばらく様子見てたら金属音は消えたのでセンサーの一部がタービンを通過したものと思います。
内心はタービンオーバーホール後、3年30,000kmも走らずにタービンブロー…と頭をよぎりました(笑)
センサーが駄目だと分かったので、APEXに排気温度計センサーの交換部品の有無を問い合わせて、販売店を通して部品の注文をしました。
2013年12月下旬頃、センサーの交換部品が届いたので受け取り、帰宅して早速センサーの新旧比較!
写真上側が新品、下側が取り外し品。
取り外したセンサーの一部の30〜40mmくらいどこに行った(笑)
取り外し品と交換部品ではフィッティングユニオンのセンサー固定側ナットの径が異なるので、フィッティングごと交換しました。
取り外したフィッティングユニオンのねじ山の先端も残念な事に排気の影響か、かなりなめられています。
写真左側が取り外し品、右側が新品。
写真の中央右側にタービン本体へ空けたフィッティングユニオン取り付け用のねじ穴があります。
そこへフィッティングユニオンを取り付けて、センサーを説明書通りの突き出し長さに挿入して固定。(養生テープはセンサーの突き出し長さの目安)
センサーとメーターのユニットに向かうカプラーを接続していざエンジン始動!
アイドリングで適正な温度だし、ちゃんと動くから完了!
これでまた安心してシルビアに乗れます。
ちなみに、排気温度計センサーが壊れたのは2013年12月上旬ですが、センサー交換は寒気の影響で2014年3月中旬に行いました(笑)
破損したセンサーがタービンを通過した可能性が高く、タービンが心配でしたが、ちゃんとブースト掛かるしタービンも無事!
では3件目の純正トランクバー取り外し。
トランク内のトランクバーが占めるスペースのおかげで走りに行く時タイヤを積むのに知恵の輪状態なのが嫌で、トランクバー取り外しです。
トランクバーを固定しているボルト4本外してトランクバーを外すだけ!
念の為トランクバーのボルトは元の位置に戻しておきました。
デッドスペースを有効に使えて17インチ9Jに225/45のタイヤを組んだ2本でも横にして余裕でトランクに積める感動(笑)
スタッドレスから夏タイヤに交換する時に早速便利さを感じました!
トランクバーを外すとドリフト中の挙動がマイルドになるとかってよく聞きますが、変化があるかどうかをちょっと意識して、近々サーキットへ走りに行きます。
第一の目的はタイヤを積むスペース確保なので(笑)
はい、トランクバーの話おしまい。
4件目はフロントパイプと触媒の交換!
作業前はメーカー不明フロントパイプとマル秘純正触媒でした。
作業後はGP SPORTSのEXASフロントパイプとEXASパワーキャタライザーに変身!
作業は、はじめにジャッキアップしてウマを掛けます。
触媒とフロントパイプ関係のボルト・ナットに5-56等のオイルスプレーをじゅうぶんに浸透させてから取り外し!
触媒とフロントパイプを外して新旧比較をします(笑)
触媒は…むむ?(笑)
左側の純正触媒…ずいぶん見晴らしがいいね!(笑)
これからはジェントルにスポーツ触媒でクリーンなチューニングカーを目指します(笑)
ついでにタービンアウトレット直のサウンドを轟かせます(笑)
iPhoneで動画を撮影したので興味のある方はご覧ください。再生する時は音量に注意してください。
あとはフランジにガスケットを入れ忘れずに触媒とフロントパイプを取り付けて排気漏れが無い事を確認して完成!
ピカピカだし、なによりフロアに沿っていて地上高の稼ぎ具合が素晴らしい!
さすがはGP SPORTSです。
EXASフロントパイプとEXASパワーキャタライザー共に、もぶ〜さんが東京オートサロン2014に行く時にお買い物を頼んでおいたのでオートサロン特価で買えたお得なパーツです!
もぶ〜さんもGP SPORTSさんもありがとうございます!
これによりマフラー・触媒・フロントパイプ・フルエアロ・カナードフルセット・前後の牽引フック・ブレーキパッド・タイロッド&タイロッドエンド・クーリングファン…とGP SPORTS色が強まりました!
そして5件目、アライメント調整。
行きつけの車屋にていつもセルフでやらせてもらってます。
2013年3月に栃木県のKOGUCHI POWERさんにて車高調をDG-5に交換とアライメント調整をしていただきましたが、少しずつ車高を上げた結果、リアがポジキャンになったのとリアのトーが若干ずれてしまったので調整。
ピットに移動して、
テスターを付けて調整開始!
現状の車高でリアキャンバーはネガティブ1度2分、リアのトーは0にしました。
リアアッパーアーム、トーコントロールアーム、トラクションロッドはカザマオート製で社外品の為、ターンバックルにて調整です。
ターンバックルの引っ張りの感じ的にニュートラルな手応えだし、ルックスと走りのバランスが取れて狙い通りの調整が出来ました!
フロントはキャンバーがあまり変わらずですが、目視で若干のトーアウト。
フロントは試しにトーアウトで走ってみたいので、あえて調整しませんでした。
6件目のオーディオ電源バッ直に入ります。
前からオーディオのバッ直してみたいなと思っていました!
オーディオテクニカの30Aリレーキットでバッ直しました。
シルビア系だとバルクヘッドのサービスホールに電源ケーブルを通すのがベターだと思いますが、自分のシルビアの場合は追加メーターのセンサーの配線でバルクヘッドのサービスホールがいっぱいです。
いろいろ考えた結果、運転席側タイヤハウス近くのサービスホールからケーブルを通してメインハーネスが通るグロメットに切り込みを入れてケーブルを敷設する事にしました。
ハンドルを右に1回転するかしないかくらい回してタイヤの向きを変えてから作業に掛かりました。
はじめにケーブルにコルゲートチューブを付けておくと楽ですよ、きっと。
仕上がりも綺麗だし、コルゲートチューブを付けないよりはノイズを拾いにくくなるはず…かな?(笑)
まずはバッテリーのマイナス端子を外します。といいつつ、自分はケーブルの端子をバッテリーのプラス端子に接続する直前までの段取りを済ませてからマイナス端子を外しましたが(笑)
D.I.Yの基本、自己責任!←
ケーブルの通り道を開通させるために運転席側インナーフェンダーをめくってメインハーネスが通るグロメットにアクセス。
グロメットをタイヤハウス側に引き抜いて、出来るだけグロメットのエンジンルーム側にカッターで切り込みを入れてケーブル敷設に取り掛かります。(写真ではグロメットにケーブルを通した状態)
配線通しでケーブルを車内に引き込みます。
車内の運転席側足元にあるヒューズボックスを通ってきます。
車内にケーブルこんにちは。
配線通しがあるといいですが、自分はワイヤーハンガーを伸ばしたものにビニールテープでケーブルを固定して配線通しとして代用しています。
綺麗にケーブルをまとめて車内にケーブルを引き込んだら説明書通りに各種結線して出来上がり!
バッ直してからオーディオの音全体的に力強さを感じます。
バッ直してよかった!
以上6件です。
簡単にまとめると…
1,RBエアフロ流用テスト、吊るしのパワーFCではいまいちで結局純正エアフロに戻す。
2,APEX排気温度計センサー破損したからセンサー交換。
3,トランクバーを外してトランクのスペースを有効活用。
4,触媒とフロントパイプをこだわりのGP SPORTSに交換!
5,リアのアライメント調整。
6,オーディオの電源バッ直で音質向上!
でした。
気になるところがあれば分かる範囲でお答えします(笑)
分からないところはごめんなさい←
たくさんいじれて楽しいし、車いじりの経験値も上がるし、D.I.Yで工賃が浮きました。
あとは時間つくってサーキットへ走りに行く!