嘉吉の乱のブログ一覧

大穴をふさぐ鉄板が被さる部分にスポットシーラーという電気を通す水性のサビ止めを塗布しました。
このサビ止めの上に鉄板を置いて外周やスポット跡を溶接する予定です。

鉄板の合わせ目は車体裏側からシール材を塗って防水対策し、アンダーコートを塗りたくる。

社長曰く
「穴埋めした溶接箇所が錆びて大穴開く前に他の箇所が錆びて大穴開くわ！！
だからサビのことは心配するな」と。
そりゃそうだ。


溶接準備が整ったのでそろそろ恥ずかしい穴ともお別れです。

溶接しやすいようにラックなど外してドンガラです。
やっと恥ずかしい穴ともおさらばです。
最初見つけた時はそりゃもう涙出たからな～
みんなの車は大丈夫なんかな？？

ところでドア開口部のスポットがまだ済んでいない。
なぜかと言うと腰がブロー寸前なので溶接機の上げ下ろしが苦痛なんです。
今週の土曜にやる予定。


さてそろそろ外装、室内を何色に塗装するか考えねば。

板金屋さんの考え方と説明～

溶接するとあらぬ方向へと引っ張る力が加わり鉄同士が歪んでしまいます。
これは結構な力なんです。
そこで写真のようにボディーを固定して熱による歪みを最小限にしながら鉄板やロールケイジを溶接していきます。
もちろんフレームの高さ、長さ、対角の長さを修正してから固定します。
車の下２０センチぐらいに仮想平面をレーザーで出し、そこからボディーの左右定点までの距離を測ります。
要はまっすぐ固定して溶接による歪みを少なくするということです。
それが板金修理ってもんでしょう！！


私は他の考え方や方法はよく分からないのでこれで良いと信じて助手席の穴開きを溶接します！
まあ、フレームの左右差２ミリなんて私にはどうせ分かりませんけど・・・。

運転席フロアのサビをやっつけました。

ワイヤーブラシでサビを研磨しパーツクリーナーで脱脂。

その後、POR15を塗りたくる。

二度塗りをする。

刷毛で塗っているので軽くペーパー当ててからサフ塗る予定。

早く開口部のスポットやらしてくれ～。

本日、ABSユニットやマスターバックを外してみました。


助手席側のバルクはみごとに大穴あいていましたが運転席側はまだセーフ。
ヒューズボックス下も大丈夫。

でもボンネットオープナーのケーブルが室内に入るグロメットの所があやしい・・・。
室内側が錆びている。


下記関連情報ＵＲＬは私のレストアを助けてくれる社長の店。
スーパー耐久の車両などのボディーワークをやっています。
職人丸出しです。