ルーフレール塗装

ルーフレールが経年劣化で表面が荒れたり白化したりしてるので塗装します。

実家に帰らないとできない作業です...
実家には作業スペースはありますが、天井内装を取り外してボルト外して...は一人では無理っぽいのでマスキングして装着状態で塗装です。
レールの裏側など缶スプレーでは塗りにくいところはあるのですが。

マスキングは「マスカー」メインです。

レールの足部分のエッジをマスキングします。
黄丸の部分のようにところどころ表面の樹脂がクレーター状になっています。
紫外線でしょうかね。

これをスムーズにしたいところです。
オリジナルはチッピングっぽいテクスチャですが、仕上げはつや消し黒でイキます。

きわのマスキング大会です。
足のエッジがゴムブッシュ(防水用のパッキンか？)のようになっていますのでそこもマスキングです。

ざっくりマスクしてカッターでエッジを追い込みます。

一番前足はゴムのエッジがありません。
レール本体部分はカペラカーゴと共通部品のようで、カペラカーゴの二段ルーフ用に後ろ足二本が前足より短いため、MPV用では下駄が履かせてあります。

荒れてクレーター状になっている部分をならすためにスプレーパテを使いました。

汚れ、ささくれ落とし
↓
ミッチャクロン
↓
スプレーパテ 1. イマココ

結果的には今回の凸凹修正にはスプレーパテでは仕上がり厚みが足りなかったです...
ハイコスト、ローリターンでした...

陽が傾き始めました...

一番ひどいクレーターは前足の上面。
何度もスプレーパテやって乾き待ち、磨き、で、もう、陽が暮れそうです...いかん！

いかん！と思いながら翌日車を動かさなければならなかったのでさらに強行。

つや消し黒だし...←これがいかん...

工程は、

汚れ、ささくれ落とし
↓
ミッチャクロン 1.
↓
スプレーパテ 1.
↓
磨き 1.
↓
スプレーパテ 2.
↓
磨き 2.
↓
ミッチャクロン 2.
↓
つや消し黒 1.
↓
つや消し黒 2.
↓
つや消し黒 3. 終了

です。

つや消し黒はクルマ用ではなく、家庭用の高耐久タイプです。
※塗れないもの : 自動車　とありますが、レール表面は樹脂製、パテ処理後でしたので「紫外線・排気ガス・酸性雨・塩害に強い塗膜を作り、塗装部を長期間保護します。」という能書きを重視し選択しました。
https://www.kanpe.co.jp/products/14004/

遠目には黒さが深まったので問題なさそうです。クレーター部分は攻めが甘かったのを反省。

以上です。