Y51フーガ目玉移植+ウインカーLED化②
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
目玉部(1)
リフレクター内への仮置き状況
設置位置
純正H4バルブ芯と目玉芯を極力合わせる方針とした。
→ランプユニット外殻の加工が不要
→リフレクターについても加工が既設バルブ穴の拡大のみで済むため、強度低下を抑え、目玉設置による重量増に対応させる。
2
目玉部(2)
リフレクター背面部の目玉固定状況
リフレクターの加工
・H4台座の穴を目玉首元部が貫通する程度に切削拡大した。
固定位置
・目玉首元部分とリフレクターH4台座部をプラスチック用パテにて固定
目玉カットラインの水平出し
実車調査の結果、車載状態では画像右下にある光軸調整部と画像左下の固定部を結ぶ直線は水平であり、同様に画像左上の調整部と固定部を結ぶ直線は鉛直であった。これらを基準にリフレクターを水平にし、カットラインの水平を確認後、固定した。
3
目玉部(3)
リフレクター上部の目玉固定状況
台座部分
目玉の首元上側に排熱用と思われるスリットが設けられているため、パテについてはこれを塞がないように留意した。(画像橙色部分)
4
目玉部(4)
リフレクター内部の目玉固定状況
化粧リング部
目玉化粧リングは無加工でもリフレクター内に収まるが、この状態ではリフレクターに対し目玉が上向きとなる。このため、化粧リング下部を切削し、断面形状についてもリフレクター底面に極力合わせることとした。また、画像では未施工であるが、この部分もSUにて固定とした。
5
目玉部(5)
目玉上部の固定金具(要改善)
目玉の重量はガラスレンズがあるため予想以上に重い。上述の化粧リング部の固定のみでは強度面で不安が残るため、上部に画像のような金具を接続し、Φ8ねじ部とボルトにてリフレクターに固定を試みた。
しかし、リフレクターとランプユニット外殻の隙間が狭く(5mm程度)、ボルトでの固定は断念した。このため妥協策として画像2,3のようにねじ部に固定したSUS番線とリフレクターをSUにて接着することとした。
この方法はあまり推奨できない。Φ5以下のねじを使用し隙間に収めるか、さらに別の方法にて固定することを推奨する。
6
取り付け(1)
車両設置状況
殻閉じ
目玉部、LEDウインカー部をユニットに戻しドライヤーにて殻を閉じた。なお、殻割の際はドライヤーでは加熱不足のため70度程度の熱湯にて行った。
ヘッドランプユニットの交換方法
詳細は割愛するが、Fバンパーの脱着は必須である。
7
取り付け(2)
配線
ヘッドランプ部:
手持ちのHID H4 Hi/Lo コンバージョン用のリレーを流用した。
Y51フーガ目玉は可倒型遮光板付プロジェクター(バイキセノン)であり、遮光板を12Vのソレノイドで駆動している。市販のH4 Hi/Lo用バーナーも機構は異なるがHi/Lo切り替えを同電圧のソレノイドにて行っているため、これを制御するリレーユニットに目玉のソレノイド配線を接続する事が可能となる。
ただし、市販のリレーユニットのHi/Lo通電パターンは確認済みだけでも2種類あり、選定には注意を要する。フーガ目玉のソレノイドは社外HID業界で言うシングルソレノイドであり、Lo時は0V、Hi時は12Vの連続通電である。これに対しダブルソレノイドと呼ばれるバーナーを擁するリレーユニットは切替時の通電のみとなるため、今回のような流用は不可能となる。
リレーユニット流用可否の確認方法として、購入前は上記シングル・ダブルの文言での判断となるが、確実なのは直接Hi/Lo切替用配線をテスターにて測定する事である。
ウインカー部:
基板2枚の配線を汎用T20ソケットへ接続し、車両側ソケットへ接続とした。ハイフラ対策として、室内インパネにある該当リレー(8ピン)をLED用に交換済みである。
8
竣工状況
比較
既設HID(H4 35W 5600K)に比べ、明るさ、照射ムラ等すべての面において優位な状況となった。唯一減った点を挙げるとすれば、グレア程度である。先輩諸氏のように比較画像を用意できなかったため、この点はご了承願いたい。
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