ナビ換装と遅延ON回路の自作
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
2011年度地図を搭載したポータブルナビをこれまで使用してきました.
http://minkara.carview.co.jp/userid/965330/car/782864/1882456/note.aspx これを,2014年度地図を搭載した新型機に換装しました.前回と同様,映像入力端子,エンジン連動 ON/OFF 機能(オート電源機能)を備えたポータブルナビを くるまやドットコムコム というネットショップから購入しました(税/送料込の支払総額は\18,099).
旧型機と比較して地図が新しくなったのは良いのですが,この新型機にはひとつ困った仕様の改悪(というよりも,欠陥)がありました.エンジン ON に連動して始まるナビソフトの起動が完了するのを待たずに,バックカメラの映像を AV-IN 端子に入力すると,バックカメラ OFF 後,ナビソフトの起動画面には戻らず,モニターが真っ暗になってしまうのです.バックカメラの映像信号を短時間,再入力すると,今度は起動画面に復帰します.参りました.このナビを設計した人は,エンジン ON の直後に車を後退させるような状況を全く考慮していなかったのだろうか?
毒づいてばかりいても仕方ないので,ACC オンから約 90 秒間はバックカメラの信号をナビに入力しないようにする回路を自作しました.
2
ACC が ON になると,リレー 1 と 2 のコイルに電流が流れ,リレー 1 はバックカメラと AV-IN 端子の接続を遮断します.これと同時に,コンデンサーに電荷が蓄えられ始めます.約90秒後,蓄電量がしきい値を超えると,2個のトランジスタが作動して,リレー 1 のコイルに電流が流れないようになり,バックカメラと AV-IN 端子の接続が復活します.ACC が OFF になると,コンデンサのプラス側が1kΩの抵抗を介してアースにつながるため,それまで蓄えられていた電荷がほぼ一瞬でゼロになり,デフォールトの状態に戻ります.
3
回路の実装図です.
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回路を収めたプラスチックケースは助手席足元の,黄色い四角で示す箇所に固定しました.固定にはマジックテープとマジックタイを利用しました.
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現状で私の RVR はバックカメラを2台装備しています.2台のカメラ映像の入力先をポータブルナビとミラーモニターに交互に切り替えられるように,写真の下段に示す自作回路を使用してきました.
http://minkara.carview.co.jp/userid/965330/car/782864/2125567/note.aspx
ところが困ったことに,2台のモニターからの信号がアースシールドできないリレーの中(紅色の破線で描いた楕円内)で相互干渉するらしく,2台のバックカメラを両方,モニターに投影したときにだけ,互いの像がゴーストのように乗ってしまいます.今回のイジリを機に,ポータブルナビにはカメラ 1 からの映像のみを入力する 2012年11月以前の仕様に戻しました.エンジン ON 直後に車を後退させるときは,最低被写体照度が大きい(明るくない)カメラ2の映像を,普段はサイドカメラ用のミラーモニターに投影するようにします.
次にナビを買い替える機会があったら,今度はイエローハットやオートバックスのような実店舗でも扱っている機種にしよっと(もうコリゴリ).
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