アーシングケーブル強化

　2011年2月にエンジンルーム内のアーシングを行いました．このとき使用した機材はネットショップで購入した激安中華製 (送料込 \1,750) でした．　http://minkara.carview.co.jp/userid/965330/car/782864/1423000/note.aspx
　昨年9月にアーシング用の自作中継金具をアルミ製のものから銅製のものに交換したのですが，そのとき次のことに気づきました．導体断面積 8.0 sq のケーブルにしては不自然なくらい大きな角度で圧着端子の根元から曲がっている (写真の円内)．　http://minkara.carview.co.jp/userid/965330/car/782864/3400713/note.aspx

熱収縮チューブを取り除いてみて，あぁやっぱり．細いより線の2割位が圧着端子の中に入ってません．これでは抵抗値が大きくなってしまいますし，強度的にも不安が残ります．
　更に言えば，2011年に施工したとき，汎用品のケーブルをそのまま使用したので，アーシングポイントからバッテリーのターミナルまで丁度良い長さのケーブルがありませんでした．そのため，2本をつなぎ合わせて，余った長さはループを巻いていました．そのループの分だけ電気抵抗を更に大きくしていました．
　今回，アーシングケーブルを漸く交換することにしました．

「電線屋さん」というネットショップから，導体断面積 14.0 sq，耐熱温度 105 ℃ のアーシングケーブルを購入しました．　 http://www.inet-stores.com/densenyasan/　古河電工製の無酸素銅 (純度99.99％) に錫メッキ加工した導体が使われていて，被膜込みの外径は8.1mm です．切り売りで 10m の長さのケーブルを購入しましたが，実際に使用したのは 3m 未満でした．同じショップから一緒に，圧着端子 (R14-6) と絶縁キャップ (V-14) も購入しました．

アーシングポイントはこれまでと同様，次の3点です： 　① 左インナーフェンダー集合アース取り付けボルト部．

② サーモスタットハウジング側面、集合アース取り付けボルト部．
　ここにケーブルを共締めするには，エアクリーナーのカバーの半分を外す必要があります．手順の詳細については，以下の整備手帳を参照してください．　http://minkara.carview.co.jp/userid/965330/car/782864/1424008/note.aspx

③ ウォッシャータンクインレット側面、車体アース部．

少しは燃費に寄与しますように（祈）．