JR東日本／万世橋高架橋にmAAch ecute、9月14日オープン

　JR東日本ステーションリテイリングは9月14日、千代田区神田須田町の万世橋高架橋に新商業施設「mAAch ecute（マーチエキュート）神田万世橋」をオープンする。同社初のマチナカ商業施設。

　1943年まで活躍した万世橋駅の遺構と現在も現役で活躍する万世橋高架橋を活用した商業施設。11店が出店する予定で、目標年商は約11億円。主なターゲット層は、周辺オフィスのサラリーマンやOLで、秋葉原を訪れる観光客も想定する。

　JR東日本が進める駅や駅周辺施設の再開発の一環で、東京駅は復元をしたが、万世橋は再生を目指した。

　万世橋駅開業の1912年に設置されたホームへの階段と、万世橋駅に鉄道博物館を設置した1935年に設置した階段を活用、旧万世橋駅ホームには、ガラスの箱をイメージしたカフェスペースと二つの屋外デッキを設置した。2つの階段とも、1943年の駅休止以来、70年ぶりに一般使用される。

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