“飛行機”と言うと
パイロット・CA(客室乗務員)を思い浮かべると思います。
航空業界の花形ですからね☆
しかし、どの職業にも“裏方”という縁の下の力持ちが存在します!!
私も、空港に行くと飛行機もパイロットだけでは飛ばせないんだなと実感します。
航空地上職も整備士・管制官など多くの職種の方々が活躍していますが、機内からはあまり見えない展望デッキだからこそ見える一部の地上職です。
駐機中の機体の近くで活躍するのが
グランドハンドリングです!
飛行機は後退出来ないので、出発の際や格納庫へ入れる時はトーイングカーという特殊車両で牽引します。
コックピットは機体の最前部の高い位置にある為、パイロットの視界は殆んど前方しか確認出来ません。
駐機場に向かわなければ乗客を降ろせないので全ての着陸機が駐機場に集まってきます。
そんな多くの飛行機が隣接している駐機場にはパイロットだけで進んで行くのは危険です。
翼同士が接触するかもしれませんし、地上の作業員、車両、貨物コンテナ、機材と衝突すれば重大事故に繋がります。
そこで駐機場でパイロットの目となるのが
マーシャラーです!
マーシャラーはパドルを両手に持ちパイロットに合図を送ります!
飛行機の機種によってタイヤの切れ角・内輪差が違うので機体を停止線ピッタリに合わせるには高度な技術が要求されます。 ベテランになるとパイロットの操作癖も考慮して誘導するというので驚きです。
幼い頃からこの座席を目指していました・・・・
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/002/153/498/89f5eef09d.jpg)
といっても勉強が好きでは無かったのでエアラインパイロットとまでは言いませんが、小型機・セスナ・ヘリコプターなど遊覧飛行・貨物輸送で活躍出来ていたら良かったですね~(笑)
そんな夢も高校生時代に断たれました。。。
パイロットになる為の難関とされるひとつ「航空身体検査」です。
某TVドラマでも航空身体検査が取り上げられてましたね☆
検査項目は一般的な健康診断とは比べ物にならないくらい身体の隅々まで検査されます。
この航空身体検査でパイロットの道を諦めていった方も少なくありません。
何百人という人の命を預かる職業ですから基準が厳しいのは当然でしょうが。
私も、視機能の検査で1つ
×が出てしまい不合格となりました。ショックでしたね~・・・
その視機能がダメでも日常生活で不便を感じる事はありませんし、裸眼で生活出来ますし、自動車の免許だって取得出来ています。
私のコノ症状は先天性で生まれつきで現在の医療では治療法も無いので自分ではどうしようも出来ません。誰のせいでも無い、責めどころの無いことに自暴自棄になった頃もありました(恥)
パイロットを諦め地上職(グランドハンドリング)も卒業ギリギリまで考えましたが、結果 航空業界からは離れました。非常に未練はありますし、この選択が正しかったのか今でも分かりません。
普通に生活してるうえでは航空身体検査の中の項目を検査する機会は殆んどありませんから、検査で不合格になってしまった方々は自分の様に検査を受けて初めて知ったと言う人が多いでしょう。
世の中には様々な病気・障害で苦しんでる方々が居ます。そんな方々が少しでも生活しやすくなる様、医療技術の向上に期待していきたいですね~!!
Posted at 2012/02/22 19:44:02 | |
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